バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ツボカビ症からカエルを守れ~世界の科学者が団体設立

2007年02月18日 | NEWSクリッピング
 真菌の一種ツボカビが原因で、世界中のカエルが絶滅の危機にさらされている。このため15、16の両日、世界各国から米国アトランタに科学者らが集まり、カエルをツボカビ症から守るための団体「両生類の箱舟(Amphibian Ark)」を設立した。真菌はカビ,酵母,きのこなど細胞の構造が動植物と同じ真核細胞生物の総称。US FrontLine 2007-02-16

バイオポリエステルの効率的生産系の開発と高機能化

2007年02月18日 | 菌類 細菌
NEDO:平成15年度~平成17年度成果報告書 
1新しいモノマー合成系を構築するとともに、クラス2~4の合成酵素についても検討を行った。2チオフェノールを除去する担体を調製し、選択的なチオフェノール除去が可能となった。3これまで行っていたクラス2に加え、クラス4のPHA合成酵素に進化工学を適用した。4固定化酵素と二相反応系を組み合わせることによって高い効率でP(3HB)を合成することに成功した。5PHAに機能性を付与する方法を開発し、PHAに生理活性物質を結合することに成功した。 報告書バーコード 100008814 作成者 北海道大学田島 健次

機能性ポリマー原料の微生物による発酵生産システムの開発

2007年02月18日 | 菌類 細菌
NEDO:平成15年度~平成17年度成果報告書 
 
(1)組換え放線菌からGriI,GriH蛋白を取得し、精製酵素を用いた試験管内反応により、ジヒドロキシアセトンリン酸とアスパラギン酸セミアルデヒドから3,4-AHBAが合成されることを明らかにするとともに、GriI反応、GriH反応について速度論的解析を行った。(2)グリキサゾン生合成遺伝子群の機能をほぼ完全に解明した。このうち、3,4-AHBAのカルボキシル基をアルデヒド基に還元するGriCDおよび3,4-AHBAの菌体内への取り込みに関与するトランスポーターGriGの機能を利用して、3,4-AHBAを3-アミノ-4-ヒドロキシベンズアルデヒド(3,4-AHBAL)に効率よく変換する系を構築した。 報告書バーコード 100008792 作成者 東京大学大西 康夫

体性幹細胞を用いた血管の再生と微小血管造影による臨床評価

2007年02月18日 | 医療 医薬 健康
NEDO:平成15年度採択産業技術研究助成事業 
アドレノメデュリンと単核細胞移植の併用療法の治療効果増強のメカニズムとして、アドレノメデュリンが骨髄細胞の末梢への動員を促進することを明らかにした。また、末梢動脈閉塞症に対しアドレノメデュリンと末梢血単核球移植の併用療法に関する臨床試験を行い、安全性と治療効果を検討した。このとき、微小血管造影装置を用いて従来の血管造影で描出が困難な微小血管・新生血管の評価を行い、安全性と有効性を確認した。また、さらに高感度の微小血管造影の実現を目指して、単射型プラズマX線発生装置やの開発を行い、心臓や肺らの深部血管の微小血管の描出に成功した。 作成者 国立循環器病センター永谷 憲歳 報告書バーコード 100008791

根こぶ病抵抗性ハクサイの選抜に用いる合成オリゴヌクレオチド

2007年02月18日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平7-300454 出願日 : 1995年10月26日
公開番号 : 特許公開平9-117284 公開日 : 1997年5月6日
出願人 : 農林水産省 野菜・茶業試験場長 発明者 : 釘貫 靖久 外3名

発明の名称 : 根こぶ病抵抗性ハクサイの選抜に用いる合成オリゴヌクレオチド

【課題】 育苗段階で根こぶ病抵抗性を有する個体を安定的、かつ効率的に選抜するために、根こぶ病抵抗性遺伝子マーカーを獲得し、それを用いた選抜方法を確立すること。
【解決手段】 配列表の配列番号1または2に記載の塩基配列を有する合成オリゴヌクレオチド並びにハクサイより抽出したDNAを鋳型とし、上記のいずれかの合成オリゴヌクレオチドを用いたポリメラーゼ連鎖反応によりDNAの増幅を行い、得られた増幅産物を電気泳動分析することを特徴とする根こぶ病抵抗性を有するハクサイの識別方法と該ハクサイの選抜方法。

ダイエット効果を予測する方法

2007年02月18日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-257824 出願日 : 2005年9月6日
公開番号 : 特許公開2006-95293 公開日 : 2006年4月13日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 伏木 亨 外1名

発明の名称 : ダイエット効果を予測する方法

【課題】ヒトの交感神経賦活物質(カプサイシノイドおよびカプシノイドのいずれか一方又は両方)によるダイエット効果を予測する方法、その方法を実施するためのプログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体を提供する。
【解決手段】交感神経賦活物質によるダイエット効果を予測する方法であって、ヒトに交感神経賦活物質を摂取せしめる第1工程と、交感神経賦活物質を摂取したヒトから生体反応指数を得る第2工程と、第2工程により得た生体反応指数を、予め決定された生体反応指数とダイエット効果量との相関を示す回帰式に基づいて、ダイエット効果の予測値を算出する第3工程とを含む、ダイエット効果を予測する方法。

新規イソプレノイドキノン類

2007年02月18日 | 菌類 細菌

出願番号 : 特許出願2004-357556   出願日 : 2004年12月10日
公開番号 : 特許公開2006-160699   公開日 : 2006年6月22日
出願人 : 株式会社海洋バイオテクノロジー研究所   発明者 : 足立 恭子 外6名

発明の名称 : 新規イソプレノイドキノン類

【課題】 ノカルディア科微生物の新規な化学分類指標物質及び該物質の微生物を用いた製造法、ノカルディア科微生物の化学分類方法を提供する。【解決手段】 下記の式(I)と(II)で表される化合物、並びに微生物を用いる該化合物の製造方法、並びにそれら化合物を指標とした微生物の分類法。
【化1】

【化2】


バイオセンサ、マルチバイオセンサ及びこれを用いた多成分測定システム

2007年02月18日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-98655 出願日 : 2005年3月30日
公開番号 : 特許公開2006-162585 公開日 : 2006年6月22日
出願人 : 株式会社ホリバ・バイオテクノロジー 発明者 : 奥村 弘一 外1名

発明の名称 : バイオセンサ、マルチバイオセンサ及びこれを用いた多成分測定システム

【課題】 測定対象の変更が容易で、汎用性が高く、高い測定精度を有するコンパクトかつ簡便なバイオセンサおよびこれを用いた多成分測定システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 デバイス1と、該デバイス1表面に施した導電性薄膜2と、該薄膜2上に配され、被検体または被検体との結合体に対して選択的に結合を形成する生体分子3と、を構成要素とし、前記生体分子3の電位の変化を検出することを特徴とする。ここで、前記生体分子3が、蛋白質を主体とする生体分子によって形成されていることを特徴とする。

アルカリ性放線菌の分離方法及びアルカリ性放線菌

2007年02月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-15674 出願日 : 2005年1月24日
公開番号 : 特許公開2006-197898 公開日 : 2006年8月3日
出願人 : メルシャン株式会社 外1名 発明者 : 荒井 千夏 外2名

発明の名称 : アルカリ性放線菌の分離方法及びアルカリ性放線菌

【課題】 細菌類を除去して新規なアルカリ性放線菌を含む放線菌群を広汎かつ効率的にスクリーニングする方法及びこれによる有用なアルカリ性放線菌の提供。
【解決手段】 密度勾配を有するショ糖溶液上に放線菌を含む試料を載せて遠心分離し、細菌濃縮画分を除き、残る画分をアルカリ性培地に播種し、前記培地において成長した菌株を採取することを特徴とするアルカリ性放線菌の分離方法及びその方法により分離される新規放線菌。

ポリ-γ-グルタミン酸含有免疫補強剤組成物

2007年02月18日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-128003 出願日 : 2005年4月26日
公開番号 : 特許公開2006-232799 公開日 : 2006年9月7日
出願人 : バイオリーダーズ コーポレイション 外2名 発明者 : スング,ムーン-ヒー 外5名

発明の名称 : ポリ-γ-グルタミン酸含有免疫補強剤組成物

【課題】 ポリ-γ-グルタミン酸含有免疫補強剤組成物を提供し、前記免疫補強剤および抗原を含むワクチン用組成物を提供する。
【解決手段】 前記ポリ-γ-グルタミン酸の分子量は10~10,000kDaであり、前記抗原性物質は、ペプチド、ポリペプチド、前記ポリペプチドを発現する乳酸菌、タンパク質、前記タンパク質を発現する乳酸菌、オリゴヌクレオチド、ポリヌクレオチド、組み換えバクテリア、および組み換えウイルスで構成された群より選択されたいずれか一つである。