バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ナノ秒オーダーのきわめて短い電気刺激による免疫細胞の活性化

2019年06月13日 | 医療 医薬 健康
日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.06.12
熊本大学

熊本大学パルスパワー科学研究所の矢野憲一教授を中心とする研究グループは、血液の細胞分化研究に使われるヒト培養細胞 HL-60 を好中球と呼ばれる免疫細胞へと分化させ)、これにナノ秒パルス高電界を作用させた際に誘起される細胞の応答反応を解析しました。その結果、細胞からの染色体DNA の放出や、細胞核内で DNA を巻きつけているタンパク質であるヒストンにシトルリン化※ 3 と呼ばれる特殊な修飾反応が生じることを観察しました。
https://research-er.jp/articles/view/80197

脳画像解析により、てんかん患者さんの予測脳年齢の亢進を発見

2019年06月13日 | 医療 医薬 健康
~ 診断や治療効果の判定に有効か~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.06.12
国立精神・神経医療研究センター

国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京都小平市:水澤英洋理事長)脳病態統合イメージングセンター(IBIC:松田博史センター長)の曽根大地研究生(主所属:University College London Institute of Neurology)、松田博史センター長、病院放射線診療部の佐藤典子部長らのグループは、様々なタイプのてんかんにおける脳の加齢システムの異常を脳画像と機械学習を用いた手法によって明らかにし、海馬硬化症などの脳の構造的異常や、精神症状などの合併症がある場合に更なる異常加齢が認められることが判明しました。
https://research-er.jp/articles/view/80200

体内リズムの発現に必要なDNAのスイッチを発見

2019年06月13日 | 医療 医薬 健康
-蛋白質をコードしないノンコーディング領域のDNA配列が活躍-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.06.12
京都大学

京都大学大学院薬学研究科 土居雅夫 教授、嶋谷寛之 同博士課程学生、跡部祐太 同博士課程修了生、岡村均 同特任教授(京都大学名誉教授)のグループは、体内リズムの発現のスイッチとなる DNA 配列を発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/80202

適切な高血圧予防・治療により脳梗塞発症時に血流が途絶えにくくなる

2019年06月13日 | 医療 医薬 健康
日本の研究.,プレスリリース
国立循環器病研究センター

国立循環器病研究センター(略称:国循)脳血管内科・脳卒中集中治療科の藤田恭平医師(現 東京医科歯科大学)、田中寛大医師、山上宏医長、古賀政利部長、豊田一則副院長らの研究チームは、脳梗塞発症時の側副血行(注1)発達に高血圧が影響することを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/80203

高齢者の歯の喪失 喫煙、糖尿病、骨粗しょう症でリスク増加 教育歴や職歴も関

2019年06月13日 | 医療 医薬 健康
高齢者の歯の喪失 喫煙、糖尿病、骨粗しょう症でリスク増加 教育歴や職歴も関係 富山県認知症高齢者実態調査の結果より
プレスリリース 掲載日:2019.06.12
富山大学
富山大学地域連携推進機構地域医療保健支援部門は、 平成 26 年に富山県が実施した富山県認知症高齢者実態調査の追加分析を行い、高齢者の歯の喪失に関する新たな知見を得ましたので公表します。
https://research-er.jp/articles/view/80204

発達性およびてんかん性脳症(DEE)が単純なメンデル型遺伝病の集合体ではない

2019年06月11日 | 医療 医薬 健康
発達性およびてんかん性脳症(DEE)が単純なメンデル型遺伝病の集合体ではないことを大規模エクソーム解析により発見

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.06.07
横浜市立大学 日本医療研究開発機構

横浜市立大学学術院医学群 遺伝学の高田篤講師、松本直通教授、浜松医科大学医学部 医化学講座の中島光子准教授、才津浩智教授、昭和大学 小児科学講座の加藤光広教授らの多施設共同研究グループは、発達性およびてんかん性脳症(developmental and epileptic encephalopathy: DEE)患者743名、健常対照群2,366名の大規模エクソーム解析*1を行い、この疾患群が単純なメンデル型遺伝病*2の集合体ではないことなどを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/80119

頚動脈硬化の進んだ脳梗塞既往患者に対するプラバスタチン長期投与によるアテローム血栓性脳梗塞再発の抑制

2019年06月11日 | 医療 医薬 健康
頚動脈硬化の進んだ脳梗塞既往患者に対するプラバスタチン長期投与によるアテローム血栓性脳梗塞再発の抑制

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.06.10
国立循環器病研究センター

 国立循環器病研究センター(略称:国循)脳血管内科の和田晋一医師(現 国立病院機構九州医療センター)、古賀政利部長、豊田一則副院長、峰松一夫名誉院長らの研究チームは、国内多施設の共同研究により、わが国独自の低用量プラバスタチン(10mg/日)長期投与が頚動脈硬化の強い脳梗塞既往患者のアテローム血栓性脳梗塞の再発を抑制する可能性を報告しました。
https://research-er.jp/articles/view/80132

【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈723〉本庶先生を応援したくなる

2019年06月09日 | 医療 医薬 健康
産経新聞web,2019.6.

 新しいがん治療薬「オプジーボ」の特許をめぐる本庶佑(ほんじょ・たすく)京大特別教授(ノーベル賞受賞)と小野薬品工業の争い。『週刊新潮』(6月13日号)の「独占激白! 『金の亡者』といわれた『本庶佑』博士が『小野薬品』に反論2時間」は、小野薬品のあこぎな手口を徹底的に暴露している。
https://www.sankei.com/premium/news/190609/prm1906090008-n1.html

高い効率性や省エネルギー性を持つ人工たんぱく質の創出に期待

2019年06月08日 | 医療 医薬 健康
2019年6月6日
大学ジャーナルオンライン編集部
たんぱく質お茶の水女子大学東京農工大学 4
 お茶の水女子大学の三宅亮介講師と東京農工大学の村岡貴博准教授らの研究グループは、人工的にデザインしたペプチドを用いて、柔らかい小さな分子から、タンパク質に匹敵する巨大空間を作ることに成功した。
大学ジャーナル.,2019-06-06