バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

N-アセチルノイラミン酸の製造法

2014年04月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願人: 協和醗酵工業株式会社
出願 JP2003002332 (2003/02/28) 公開 WO2003072783 (2003/09/04)

【要約】本発明によれば、N-アセチルノイラミン酸を生産する能力を有する微生物を用いるN-アセチルノイラミン酸の製造法において、該微生物としてN-アセチルノイラミン酸の分解活性が喪失または野生型株より低下している微生物を用いる安価で効率的なN-アセチルノイラミン酸の製造法が提供される。 明細書pdf >> かんたん特許検索


小保方氏側、理研に質問書提出 「改ざん」定義の明確化求め

2014年04月30日 | NEWSクリッピング

 STAP細胞の論文問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーの代理人は30日、理研の調査委員会が認定した「捏造」「改ざん」という用語の定義を問う質問書を理研に提出した。

 質問書では捏造や改ざんをあらためて否定。改ざんに当たる具体的な行為や、正しい画像とは別の画像を誤って論文に掲載しても捏造に当たるとした理由を尋ねている。

 代理人の三木秀夫弁護士は「言葉の定義が理研とかみ合っていない」と説明。自身の論文に画像の切り貼りなどの疑念が指摘され、調査委の委員長を辞任した石井俊輔氏の問題発覚により、再度定義を確かめることにしたと提出理由を話した。 共同通信.,2014/04/30

従来より100倍以上の効率で親知らず(歯胚)からiPS細胞を樹立

2014年04月30日 | 医療 医薬 健康
-iPS細胞樹立の新たな細胞源として期待-
ポイント
ガン化を引き起こすc-MYC遺伝子を使用せずに、親知らず由来の間葉系細胞からiPS細胞を樹立
従来用いられていた皮膚細胞よりも100倍以上の高効率でiPS細胞を樹立できることを実証
得られたiPS細胞はさまざまな組織細胞へ分化が可能で、再生医療への応用が期待される
産総研 研究成果 2010/09/27


再生医療に用いる細胞の安全性を培養液で検査することが可能に

2014年04月30日 | 細胞と再生医療
-移植用細胞に残存するヒトiPS細胞やヒトES細胞を検出する技術
ポイント
ヒトiPS細胞やヒトES細胞から培養液中に分泌される糖タンパク質マーカーを発見
移植用に作製した細胞を損なわずに細胞培養液だけで検出可能
ヒトiPS細胞やヒトES細胞を用いた再生医療の安全性向上への貢献に期待
産総研 研究成果 2014/02/17

キシチニブの有効性と長期の忍容性を確認、国内フェーズ2試験の最終解析結果

2014年04月30日 | 癌 ガン がん 腫瘍
【泌尿器科学会2014】
森下紀代美=医学ライター
 サイトカイン治療抵抗性で転移を有する腎細胞癌(mRCC)の日本人患者に対し、アキシチニブは3年を超える全生存期間(OS)を示し、有効性と長期の忍容性があることが、国内で行われたフェーズ2試験の最終解析から明らかになった。4月24日から27日まで神戸市で開催された第102回日本泌尿器科学会総会で、岩手医科大学医学部泌尿器科学講座の小原航氏が発表した。日経メディカル 2014/4/30

海洋深層水に由来する機能性素材およびその用途

2014年04月30日 | 健康・栄養機能性成分
出願人: 国立大学法人高知大学google_iconyahoo_icon
出願 2007-082051 (2007/03/27) 公開 2007-291080 (2007/11/08)

【課題】海洋深層水から得られ、血小板凝集抑制作、コレステロール合成抑制作用、または動脈硬化抑制作用を有し、医薬品、健康食品または飼料の成分として有用な機能性素材を提供する。またかかる機能性素材を有効成分とする医薬品、食品または飼料、特に血小板凝集抑制作用、抗コレステロール作用または動脈硬化抑制作用を有する医薬品、食品または飼料を提供する。【解決手段】機能性素材として海洋深層水またはその脱塩水の有機画分、好ましくは海洋深層水またはその脱塩水を疎水性吸着剤に供し、次いで当該吸着剤を水で洗浄した後、有機溶媒で溶出して得られる画分を用いる。 明細書pdf >> かんたん特許検索




ヘテロ環化合物及び造血幹細胞の増幅剤

2014年04月30日 | 細胞と再生医療

国際出願番号 : PCT/JP2010/059552 国際出願日 : 2010年6月4日
国際公開番号 : WO2010/140685 国際公開日 : 2010年12月9日
出願人 : 日産化学工業株式会社 発明者 : 西野 泰斗 外2名

各種の疾患に対する治療方法として有用であり、遺伝子治療時の造血幹細胞への遺伝子導入効率の向上に有用である、造血幹細胞及び/又は造血前駆細胞の増幅剤を提供する。
式(I)(式中のX、Y、Z、Ar1、R1、R2、R3、R4、R5、R6及びR7は、本文中において定義される。)で表される化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物を有効成分として含有し、造血幹細胞及び/又は造血前駆細胞を増幅することを特徴とする造血幹細胞及び/又は造血前駆細胞の増幅剤及び医薬。明細書pdf >> かんたん特許検索


京大と日産化学、iPSの大量培養法を開発

2014年04月29日 | 細胞と再生医療

京都大学・物質-細胞統合システム拠点(中辻憲夫教授)と日産化学は4月22日、ヒト多能性幹細胞(ES/iPS 細胞)の新たな三次元培養法の開発に成功したと発表した。

http://www.nissanchem.co.jp/news_relese/news/n2014_04_25.pdf

この成果は4月25日付けの米科学誌 Stem Cell Reports(電子版)に掲載された。

再生医療や創薬研究への実用化のためには、高品質の iPS 細胞を安定的に大量供給する必要があるが、今までの方法では困難であった。 化学業界の話題 2014年4月29日


リュウキュウアサギマダラに由来する、フェナンスロインドリジジンアルカロイドを有効成分とする抗腫瘍剤

2014年04月29日 | 癌 ガン がん 腫瘍

国際出願番号 : PCT/JP00/06655 国際出願日 : 2000年9月27日
国際公開番号 : WO01/023384 国際公開日 : 2001年4月5日
出願人 : 国立がんセンター総長 外1名 発明者 : 若林 敬二 外1名
発明の名称 : 抗腫瘍剤

リュウキュウアサギマダラ(Ideopsis similis)に由来する、一般式(1)で表されるフェナンスロインドリジジンアルカロイドを有効成分とする抗腫瘍剤が提供された。一般式(1)



(式中、Xは水素原子、またはメトキシ基CH3Oを表す。)
Google Patent.,WO 2001023384 A1



出願番号 : 特許出願平10-97859 出願日 : 1998年4月9日
公開番号 : 特許公開平11-292782 公開日 : 1999年10月26日
出願人 : 小山 恒太郎 発明者 : 小山 恒太郎 外2名
発明の名称 : 細胞傷害性物質

【課題】 癌細胞などの増殖を抑制し得る新規な細胞傷害性物質を提供する。
【解決手段】 ガガイモ科ツルモウリンカの葉部のクロロホルムメタノール(CM)抽出液1及び水抽出液2を調製した。また、この植物を食草とするリュウキュウアサギマダラの胸腹部のCM抽出液3及び水抽出液4を調製した。これらを10-2~10-7まで液体培地により段階希釈し、この希釈液をTMK-1ヒト胃癌培養細胞を含むプレートに添加して細胞毒性を調べた。いずれも10-2~10-6の範囲でTMK-1細胞に対し毒性を示した。一方、正常人から調製した単核球に対しては10-2希釈でも毒性を示さず、また、TMK-1細胞が移植されたヌードマウスではTMK-1細胞の腫瘍に特異的に作用し、その成長を抑制したが、その周辺の組織に対しては、毒性を示さなかった。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

註)出願細項目記事 査定種別(査定無し) 最終処分(未審査請求によるみなし取下) 最終処分日(平17.7.26)