♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■豊かに実を結ぶ人生 / 黒木昭江

2024年03月07日 | Weblog

2023/10/19放送

 「世の光」の時間です。今週は名古屋市にある富田キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けします。

 神様は私たちの人生を変えてくださいます。神のことばである聖書が私たちの心を造り変え、造り変えられた私たちが人生を新しく生きるようになるからです。

 今日の聖書のことば、ヨハネの福音書15章5節
  「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人にとどまっているなら、その人は多くの実を結びます」

 このことばはイエス・キリストのことばです。キリストは、ご自分をぶどうの木に、そして私たちをぶどうの枝にたとえました。ぶどうの枝は、ぶどうの木にちゃんと繋がっていることでぶどうの実を結ぶ。それと同じように私たちも、イエス・キリストに繋がって生きるとき、イエス・キリストのような人格の実を人生の中で結ぶようにされるのです。イエス・キリストのような人格とは愛と正義です。

 「アメイジング・グレイス」という讃美歌があります。この讃美歌を作ったジョン・ニュートンは、もともと奴隷商人で無神論者でした。しかし人生の試練の中で神を信じるに至ったのです。枯れ枝だったニュートンは、ぶどうの木であるキリストにつながり、キリストの実を結ぶようになります。やがて彼はキリスト教会の牧師となり、また奴隷貿易に反対する運動を起こし、さらには讃美歌「アメイジング・グレイス」を作ったのです。
 それはこんな歌詞から始まります。「驚くばかりの恵みなりき、この身の汚れを知れるわれに」

 ぶどうの枝に実ったぶどうの実はそれを食べる者たちに喜びをもたらします。それと同じように、キリストと繋がって実を結ぶ人は周りの人々を幸せにします。ジョン・ニュートンもキリストと繋がり、人生に実を結ぶことで人々を助け、彼の死後もその讃美歌をもって人々を励ましています。

 神様は私たちの人生も実り豊かなものとしてくださいます。イエス・キリストと繋がって実り豊かな人生を送るため、ぜひお近くのキリスト教会へお越しください。


 ( PBA制作「世の光」 2023.10.19でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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