♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■生き返った屍 / 黒木昭江 / 黒木昭江

2024年03月05日 | Weblog

2023/10/17放送

 「世の光」の時間です。今週は名古屋市にある富田キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けします。

 神様は私たちの人生を変えてくださいます。神のことばである聖書が私たちの心を造り変え、造り変えられた私たちが人生を新しく生きるようになるからです。

 今日の聖書のことば、エゼキエル書37章4節、5節
  「干からびた骨よ、主のことばを聞け。神である主はこれらの骨にこう言う。見よ。わたしがおまえたちに息を吹き入れるので、おまえたちは生き返る」

 「干からびた骨」 何かちょっと怖いイメージですが、これは悩みの中にある人が自分自身の今の状態を喩えてつぶやいたことばです。彼らは戦争によって国が破れ、絶望的な状況に置かれていました。そして「私たちはもうダメだ。希望もなくなり、まるで干からびた骨のように、もう立ち上がることができない」と言い合っていたのでした。

 神様はそのつぶやきを聞いて、もしあなたたちが「干からびた骨」であっても、神のことばを聞くなら、その骨が繋ぎ合わされ、筋肉がつき、それを皮膚が覆って、ちゃんといのちをふきかえす、と宣言します。神のことばには力があります。

 私たちもしばしば自分自身を干からびた骨のように感じることはないでしょうか。すっかり自信をなくし、希望を見つけられず、人生に絶望してしまう、そんな経験はありませんか? 

 神のことばである聖書は、そんな私たちに希望を与え、倒れこんでしまった心を立ち上がらせてくれます。

 半年ほど前、私はとても落ち込んでいました。教会の大切な仲間が思いがけず早く亡くなってしまったのです。たくさん泣いた翌朝、「世の光」の放送を聞きました。そこで語られた聖書のことばは、私を慰め、励まし、立ち上がらせてくれたのです。

 神様のことばは私たちに希望を与えてくれます。「世の光」の放送はその神のことばを伝えています。ぜひ続けて「世の光」をお聞きください。


 ( PBA制作「世の光」 2023.10.17でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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