♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して65年の
「世の光」を文字で 

■因果応報でなく / 関根弘興

2014年03月31日 | Weblog
2014/3/31放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 今日は、旧約聖書に登場するヨブという人についてお話ししましょう。彼は正しい潔白な人でした。しかし次から次へと禍(わざわい)が襲うんです。自分の財産がすべて奪われ、子どもたちは突風のために家の下敷きとなって亡くなってしまうんですねえ。そしふ遂には自分も病にやってしまいます。するとこの悲惨な現状を知ったヨブの友人がヨブのもとを訪ねて来るんです。でもあまりに悲惨な状況だったので、友達は一週間何も声をかけることができずにヨブの傍らに居ました。でも大変な時に友達が自分の傍らにいてくれるという事は孤独のヨブにとっては励ましとなったことでしょう。

 その時ヨブは口を開いて語り出しました。しかしそれは余りにも苦しい辛い状況のゆえに自分のいのちを厭(いと)うというような内容だったんです。するとヨブの友達も語り始めたんですねえ。しかしその友達のことばはヨブを更に失望させるものになっていきました。

 友達はこう語りました。ヨブ記4章7節、8節
 「さあ思い出せ。だれか罪がないのに滅びた者があるか。どこに正しい人で絶たれた者があるか。私の見るところでは、不幸を耕し、害毒を蒔く者が、それを刈り取るのだ。
 
 友人たちは、ヨブが何か悪い事しなければこんな状態になんかなることはない、と語り続けていったんです。つまり、因果応報の原理ですね。もちろんヨブは完全な人ではありません。でもどうしても友達のそうしたことばを受けることができませんでした。

 ヨブ記の最後の章を読みますと、神様は因果応報の原理で迫ったヨブの友達に対してこのように言っているんです。
 「あなたはわたしについて真実を語らなかった。」 (ヨブ記 42章7節、8節参照)
 つまり、突然の災いの原因が因果応報だと主張したヨブの友達のことばは真実ではなかった、と戒められているんです。

 私たちが毎日生活する中で自然災害もあります。不慮の事故も起こりますよね。時には病にもなります。でもその時、因果応報がというふうに考えるなら、それはあなたを苦しめていくだけです。私たちには分からないことがたくさんあります。

 しかしもし今苦しみの中にいる人がいるなら、その一人ひとりに対して、ことば以上にそっと傍らに寄り添い、神様の励ましと慰めを祈るものとされていく仲間でありたいんです。なぜなら神様の愛はどんな中においても決して変わることはないからです。

 (PBA制作「世の光」2014.3.31放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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■人がまず求めるべきこと / 羽鳥頼和

2014年03月29日 | Weblog
2014/3/29放送

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 「花のいのちは短くて、苦しきことのみ多かりき」

 このことばは小説家・林 文子が色紙などに好んで書いたことばだそうです。女性を花に例えて、楽しい時、若い時は短くて、苦しい時が多かった自分の半生を歌ったそうです。林さんだけでなく、多くの人が自分の人生は苦しいことの方が多いと思っているでしょう。人が生きて行くにはいろいろな心配事が尽きません。

 イエス様はこのように言われました。
 「食べ物や着物のことで何も心配しなくていいのです。神様はそれらの物があなたがたに必要なことをよく御存知です。そして神の国とその義とをまず第一に求めなさい。」(マタイ福音書 6章31-33節参照)と勧められました。

 「神の国とその義とをまず第一に求める」とは、神様を第一として神様が喜ばれる生き方ができるように神様に願うということです。イエ様はそうすれば神様はその願いを叶えてくださり、その他にあなたがたに必要なものすべてを与えてくださいますと言われました。イエス様は生きることに心配は無用と言われたのです(マタイ福音書6章34節参照)。心配することに心を用いなくても良いのです。なぜなら神様が人が生きるために必要なものを与えてくださるのです。イエス様は神様が必要なものを与えてくださることを「空の鳥を見なさい」(マタイ福音書6章26節)と言って教えられました。「鳥は食べ物を手に入れるために種まきをしますか? 刈り入れをしますか? 倉庫に食料を蓄えますか? そんな事をしなくても神様が食べるものを備えてくださっています。」(マタイ福音書6章26節参照)

 アッシジのフランチェスコは神様の創られた自然を見ながら、すべての必要を与えてくださる神様を誉めたたえて、「太陽の讃歌」という詩を作りました。その一節にこのようにあります。

 ああ、すべてをお造りなった神様。あなたを誉め歌います。
 いま与えられている生命と天の国で与えられる生命を感謝します。
 今日も明日もいつまでも あなたをたたえ 感謝と祈りを捧げます。

 神様は私たちに一番必要なまことの生命を与えてくださいます。

 明日は日曜日です。ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。そして生命を与えてくださる神様を誉めたたえる礼拝をお捧げしましょう。

(PBA制作「世の光」2014.3.29放送でのお話より )
 
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■善き力にわれ囲まれて / 岩井基雄

2014年03月28日 | Weblog
2014/3/28放送


 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。

 第二次世界大戦中に、ドイツ告白教会闘争を担ったディートリッヒ・ボンヘッファーをご存知の方も多いでしょうね。彼はナチス・ドイツ時代に、神に従う者としてナチスに反対また抵抗をし、ヒトラーの暗殺計画にも加わります。結局は捕えられて収容所に送られ処刑されたキリスト教のプロテスタント・ルーテル派の牧師です。彼は処刑される最後の2年間を獄中で過ごしました。彼が処刑されたのはヒトラーが自殺するわずか3週間前でした。しかしその獄中の中で彼は多くの論述と詩を残しています。

 彼が処刑される数ヶ月前の1944年の年末に婚約者のマリアと家族に送った有名な詩があります。獄中からの神への賛美でもあり、ドイツでは年末とともに春の訪れを覚える3月にも歌われるそうです。「善き力に我囲まれ」という題で讃美歌となっている詩を紹介します。

1 善き力に われかこまれ、守りなぐさめられて、            
  世の悩み 共にわかち、 新しい日を望もう。            

2 過ぎた日々の 悩み重く なお、のしかかるときも、        
  さわぎ立つ 心しずめ、 みむねにしたがいゆく。         

3 たとい主から 差し出される 杯は苦くても、       
  恐れず、感謝をこめて、 愛する手から受けよう。

4 輝かせよ、主のともし火、われらの闇の中に。
  望みを主の手にゆだね、来たるべき朝を待とう。

5 善き力に 守られつつ、来たるべき時を待とう。
  夜も朝もいつも神は われらと共にいます。
 (讃美歌21 469番)

  自分の死の間際にあって、まさにあらゆる悪を前にしても彼はそれらに負けることなく絶望することなく、善をもってそれに打ち勝つことができました。それはどんな時も彼が神様の良きわざに守られていたからです。神はあなたがどのような場所にいても、どんな事態にあったとしても、あなたを変わることのない永遠の腕で支えてくださいます。あなたもこの神様に信頼し、どんな深い闇に取り囲まれていても、そのすべてを委ね、希望の光を待ち望み、共にいてくださる神様の大いなる助けを経験することができます。

 聖書のことば

 「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。」 ヨハネの福音書 1章5節

  (PBA制作「世の光」2014.3.28放送でのお話しより)

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■神は心を動かされた / 福井 誠

2014年03月27日 | Weblog
2014/3/27放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「神は心を動かされた」です。それでは第二サムエル記21章14節から読んでみましょう。

 「こうして、彼らはサウルとその子ヨナタンの骨を、ベニヤミンの地のツェラにあるサウルの父キシュの墓に葬り、すべて王が命じたとおりにした。その後、神はこの国の祈りに心を動かされた。

 イスラエルに飢饉が訪れました。それは3年引き続き、イスラエルを苦しめました。ダビデはそこに神からのメッセージがあると考えました。神の御心を問うダビデに契約違反があったと告げられます。それは古いヨシュアの時代に遡(さかのぼ)ります。イスラエル人たちがギボンに欺かれて和平の契約を結んだ契約です。彼らはエルサレムから数キロしか離れていないのにはるかとかやってきたようなふりをしてイスラエル人の侵略を逃れる契約を結ぶのです。それは詐欺的な行為でしたが、ギボン人にとっては生き残りを懸けた行為でした。そして契約は永久に効力を持つものとして交わされたのです。ところがダビデの前の王様サウルはこの契約を破っていました。サウルは民族的な偏見からギボン人に横暴を働いていたのです。

 そこでダビデはこの償いをしようとします。それは意に反して、「目には目を、歯には歯を」で、サウルの息子たちのいのちを犠牲にすることになりましたが正しいことがなされていくのです。

 しかし事態はまだ終わりませんでした。更にダビデはもう一つの事をなすべき正しいこととして示されます。それは戦争で負けた時にギデオンの人々に持ち去られたサウル王とその子ヨナタンの骨を本来あるべきところに戻す。サウルの父キシュの墓に葬るということでした。こうして正しいことがなされ、尽くすべき礼が尽くされた後に、神がこの国の祈りに心動かされたと言います。

 聖書はある意味で当たり前のことを語っています。ダビデが何が正しいかを考えイスラエルのすべての問題を適正に処理していった時に、神はこれを喜び、祈りに心を動かされたと言います。私たちもいつも何が正しいことかを考え、行動し、神が心を動かす祈りをして行きたいものですね。

(PBA制作「世の光」2014.3.27放送でのお話より )

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■七年間の大ききん / 板倉邦雄

2014年03月26日 | Weblog
2014/3/26放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「七年間の大飢饉」という題でお話ししましょう。

 さてエジプトの国にあった七年の豊作が終わり、ヨセフの予告通り七年間の飢饉が始まりました。近隣の国々もひどい不作でした。しかし心配はいりません。エジプト中の倉庫にはたくさんの穀物が蓄えられていましたね。エジプト全国に飢える人が出始めました。王様の元には食物を求める人たちがひっきりなしにやってきます。すると王様は決まって総理大臣ヨセフのもとに言って指示通りするのだと命じたのです。飢饉はますますひどくなり、周辺の国にも広がって行きました。ヨセフは倉庫を開け、穀物を売りました。また他の国々から続々と買出しに来る人々にも売りました。

 ところでヤコブ一家はその頃どうしていたでしょう。やはり食べる事にこと欠く毎日でした。話によるとエジプトへ行けば穀物が手に入ると言うことです。年老いた父ヤコブは息子たちに言いました。「みんな、つっ立ったまんま顔を見合わせたって仕方が無いぞ。エジプトに行けば穀物があるという噂だ。さあグズグズしている暇はない。すぐ買出しに言ってくれ。このままじゃ皆、飢えて死んでしまう。」 

 こうしてヨセフの十人の兄たちはエジプトへ穀物を買いに行くことになりました。しかし、父ヤコブはヨセフの弟ベニヤミンだけはどうしても行かせませんでした。ヨセフの時のようにベニヤミンの身にも何か悪いことが起こるといけないと思ったのです。

 それにしましても皮肉な運命とはこのことでしょうか。兄たちは弟のヨセフを二十数年前、憎しみでエジプトへ行く隊商に売り飛ばした前科がありました。父親には嘘をついて、ヨセフは野獣に食い殺されたことになっていました。ですから、まさかこのような形で行きたくも思い出したくもないエジプトへ行くとは兄たちの誰が思ったことでしょうか。天の神様は自然の営みである豊作や飢饉を通してでも、何とかして自分たちの犯した過ちを刈り取るように願っているのではないでしょうか。

 聖書のことばです。
 「人はそれぞれ、自分自身の重荷を負うべきである。・・・ まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる。 」 ガラテヤ人への手紙6章5節、7節

(PBA制作「世の光」2014.3.26放送でのお話より )

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■信じるものになりなさい 8 / 大嶋重徳

2014年03月25日 | Weblog
2014/3/25放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。

 「私は決して信じない」と言ったトマスの所へイエス様が訪れてくださったことがヨハネの福音書20章に記されています。疑い迷ったトマスは、「私の主。私の神。」(28節)とイエス様の愛を前にして彼は、私の救い主がここにおられる、と迷いながらも神様への愛の告白をすることとなりました。

 何度もお話ししていますが、信仰を持ってからも疑うことはあります。しかし愛は疑いを覆います。

 私は今でも神様のなさる事が分からなくなることがあります。神様がいるんだったらどうしてこんなこと起こるんですか? 神様は私には理解できませんと、天国に行った時に直接神様にお聞きしたいと思っていることがあります。

 しかしそれだからといって神様を信じることをやめたりはしないのです。なぜなら私と神様との間には分からないことを含みつつも信じるに足る愛の時間を神様と私は過ごしてきました。その時間は私の罪のために十字架にかかられた愛が深まっていく時間でもありました。この神様と今まで積み重ねてきた関係を振り返る時に、生まれて疑いや分からないことは信仰をもたなくなる、信仰を捨てるだけの理由にはならなくなったのです。この神様との愛の時を過ごしていく中で私の中にトマスのように「私の神」ということばが生まれてきました。もはや「みんなの神」ではありません。「私の神」です。みんなが信じているからという理由ではなく、他の誰が信じなくとも私は信じる、という告白になったのです。

 この神の愛を知って行くには神との関係性を持つことが大切です。なぜなら愛は相互の関係によって存在するものだからです。愛は愛し愛されて愛が分かるのです。ですからこの神の愛を知るためには是非とも祈ることをなしていただきたいと思います。「神様、あなたはいるんですか?」と問いかけ、祈りつつ、また聖書を読んでいただきたいと思うのです。キリスト教は愛の信仰であり、祈りの信仰です。祈りという神との対話の中でこそ私達の心の中に入ってこられるイエス様と私たちは出会うことができるのです。そうする時、やがて「私の主。私の神。」という告白が必ずあなたの中に生まれて来るのです。

 ( PBA制作「世の光」2014.3.25放送でのお話しより )

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■ユダの裏切り / 関根弘興

2014年03月24日 | Weblog
2014/3/24放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 イエス様の弟子たちは約三年間イエス様と共に生活をしてきました。でも彼らがいつも関心をもって議論していたのは、この中で誰が一番偉いのだろう、というような議論でした。最後の晩餐の席に於いてすら弟子たちはそういう議論をしていたんですね。でも、そんな彼らにイエス様は弟子たちの足を洗ってくださったんです。そして、「あなたがたも互いに足を洗い合いなさい。」(ヨハネ13章14節参照)と言われたんですね。つまり自分が偉くなって他の人を仕えさせようとするのではなく、イエス様が模範を示してくださったように一人ひとりがしもべの心をもって謙遜に仕え合っていきなさい、と教えられたんです。

 そして弟子たちの中にはもう一つの問題がありました。それは自分たちの中にイエス様を裏切るものがいるということでした。それはイスカリオテ・ユダのことだったんですね。

 ユダは最初イエス様に喜んでついて行ったはずです。仲間から預かった財布を、でも少しずつ着服するようになりました。イエス様は最初は華々しい姿に見えたのに、今ではユダヤ当局者からお尋ねものとして狙われるようになってしまいました。ですからユダは、なあんだイエス様は政治的なリーダーとなってローマ政府を倒してくれる、そういうものじゃないのか! その気配が全くないなあ。そんな思いを持ったのでしょう。だんだんとイエス様からその心が離れていってしまったかもしれません。そして、これ以上イエス様についていっても何の得にもならない、と思ったのでしょう。結局ユダは自分の意志で選択し、決断してイエス様を裏切ったのです。

 しかしイエス様は自分を裏切ろうとしているユダの足もお洗いになりました。またイエス様は、「この中にわたしを裏切る者がいる。」(参照 マタイ26章21節、マルコ14章18節、ルカ22章21節、ヨハネ13章21節)と言われましたが、他の弟子たちはイエス様が誰のこと言われたのか分からず、当惑して互いの顔を見合わせてしまったほどでした。他の弟子たちはユダが裏切ることを最後の最後まで気づきませんでした。イエス様はユダだけが分るように、ユダの心に訴えかけておられたんです。でも残念ながらユダはイエス様の愛の眼差しを避けるかのように裏切りの行動に進んで行ってしまいました。

 聖書には、ユダがイエス様を裏切るために外に出て行った時、「すでに夜であった。」(ヨハネ13章21節)と書かれています。これは大変象徴的な表現ですね。結局イエス様を拒み悪魔を心に迎え入れるような生き方は、夜に象徴される闇の中をさ迷う結果になってしまうということを暗示しているんです。

 でも、イエス様はすべての人を照らすまことの光として来てくださいました。私たちは素直にその光の中を歩んでいきたいですね。

 (PBA制作「世の光」2014.3.24放送でのお話しより)

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■地の塩、世界の光 / 羽鳥頼和 牧師

2014年03月22日 | Weblog
2014/3/22放送

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 イエス様は人々に、「あなたがたは、地の塩です。・・・世界の光です。」(マタイ 5章13節、14節)と言われました。イエス様はこのように語って、神を信じる人・クリスチャンがどのような者であるか、どのように生きるべきかを教えられました。地の塩・世界の光とはどんな意味があるのでしょうか。今日は、この地の塩・世界の光についてお話ししたいと思います。

 まず地の塩についてです。塩は食べ物に味をつけて美味しくします。そして食べ物が腐らないようにする力があります。ですから地の塩であるとは、クリスチャンがこの世の中を良くする者であり、この世が悪くならないようにする者であるということです。

 次に世界の光についてです。この光とは部屋の明かりのことです。高い所などに置いて部屋全体を明るくします。ですから世界の光であるとは、クリスチャンがこの世界で隠れることなく良い行いをする者であるということです。

 クリスチャンはこの世の中にいて良い行いをする者であり、この世の中を良くして世の中が悪くならないようにする存在なのです。

 でも実際に良いことするのは大変ですね。「あなたがたは、地の塩です。・・・世界の光です。」と言われたイエス様はもちろんその事をよく分かっておられました。ですから、イエス様は「あなたがたは、地の塩です。・・・世界の光です。」と教えられる前に弟子たちに、「喜びなさい。喜びおどりなさい。天ではあなたがたの報いは大きいから。」(マタイ 5章12節)と言われました。神様に信頼しながら一所懸命、地の塩・世界の光として生きるならば、必ず天国で報い・ご褒美が与えられるというのです。

 イエス・キリスト信じるなら報われない人生はありません。地上では苦しみがありますが、それはいつか終わります。そして神様からの素晴らしい報いは天国で永遠にその人に与えられ続けるのです。報いを与えてくださる神様を信じて良い行いに励みたいと思います。

 人の行う最も良い行いは神様を礼拝することです。明日は日曜日です。神様を礼拝するためにぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」2014.3.22放送でのお話より )
 
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■「選び」とは / 岩井基雄

2014年03月21日 | Weblog
2014/3/21放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。今日もちょっと分りにくいキリスト教用語を学んでみましょう。今日は「選び」です。

 「選ばれる」ということは私たちの心に喜びを与えますが、逆に選ばれなかったという事実は私たちの心を悲しみや失望に向かわせ、時には神への怒りを見ますね。聖書のことばの中でも「選び」ということばは誤解を受けやすいことばの一つでしょう。選民思想ということばを世界史などで学びますが、神によって選ばれたと考えているイスラエルの民の姿に私たちは高慢で傲慢の臭いを感じることがありますねえ。しかしイエス・キリストが選ばれた12人の弟子たちも世間の目で見た時に特に優れた者たちではなく、どちらかと言うと選ばれるにふさわしくない者たちでした。実は聖書が語る「選び」とは才能や努力や見た目の麗しさなどによらず、選ばれたことによって高慢になるようなものではありませんでした。逆に、聖書に出てくる「選び」とは、へりくだった者に与えられ、選ばれた彼らは神に用いられていくのです。そこには神様の不思議な恵みと憐れみがありました。

 聖書の中に次のようなことばがあります。
 「しかし神は、知恵ある者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選ばれたのです。また、この世の取るに足りない者や見下されている者を、神は選ばれました。すなわち、有るものをない者のようにするため、無に等しいものを選ばれたのです。これは、神の御前でだれをも誇らせないためです。」 新約聖書コリント第一の手紙 1章27節から29節 

 「神様の選び」とは、愛と憐れみに満ちたものです。受けるに値しない恵みの選びを受けた時、私たちは高慢になることはできません。へりくだってその神様の恵みと憐れみを感謝をし、自らの愚かさを認めつつ、そして神様に心から従って行くことができる、そういうものだと言うのですね。すなわち、「選ばれる」ということは、その中にある神様の憐れみを覚えて、更にへりくだってそれを受け取っていくということなのです。私たちはこの選びを受けたとき、自分が選んだのではなく神様がこんな私を選んでくださった、そのように考え、心からへりくだって神様に従って行くことができるです。

 あなたもこの神様の恵みを受け取って、この感謝を神様に捧げる者とさせていただきませんか? 
 
  (PBA制作「世の光」2014.3.21放送でのお話しより)

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■事を決めるのは主 / 福井 誠

2014年03月20日 | Weblog
2014/3/20放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。

 今日のバイブル・メッセージは「事を決めるのは主」です。それでは第二サムエル記の20章23節から読んでみましょう。

 「さて、ヨアブはイスラエルの全軍の長であった。

 アブシャロムの謀反の後始末は実に厄介なものでした。緩んだ箍(たが)がなかなか締まらない、そんな状況です。新たにシェバという人物がダビデに反旗を翻して北イスラエルを結集しようとしました。ダビデは即座にシェバの討伐を新しい将軍アマサに命じます。しかしアマサはグズグズして召集に間に合わなかったのです。

 するとダビデはアビシャイに討伐を命じます。アビシャイは将軍の地位をアマサに奪われたヨアブの弟です。ダビデは自分の命令に逆らったヨアブをことごとく退けました。ヨアブは面目丸潰れですね。しかしヨアブは黙って自分の弟のアビシャイに付いて出陣しました。そして途中で、遅れてきた新しい将軍アマサを殺してしまうのです。

 個人的な嫉妬は恐ろしいと思いますか? しかし聖書学者たちは、そうではない、ヨアブにはもっと深い体制維持の動機があった、としています。つまりアブシャロムの謀反を機に民衆がダビデのカリスマ的独裁的な政治体制よりも民主的なものを求め始めていたと言うのです。ヨアブはその政治的な不安定さを指して、イスラエルがより大きな動乱に陥るのを事前に防ぐ先手を打ったという訳です。

 こうしてヨアブは、ダビデに指名されたアビシャイに替わってリーダーシップを発揮しシェバの反乱を鎮圧しました。サムエル記の著者は記録します。
 「さて、ヨアブはイスラエルの全軍の長であった。

 ヨアブはダビデに退けられたはずでしたが、彼はこうして元の鞘に収まっていきます。それはヨアブがダビデより力が上になった、ヨアブの時代が来た、ということではありません。ヨアブの行為もひと時、彼も退けられ血の責任を問われ処罰されていきます。

 大切なのはこうしたダビデやヨアブの物語を進めながらも、ご自身のストーリーを進めておられる神様に注目することです。歴史の主役はダビデでもヨアブでもなく、神の選びの民イスラエルがより大きな混乱に陥るのを防ぎイスラエルを愛された神です。ダビデでもなくヨアブでもなく愛する神の民のために歴史を導いておられる主を覚えたいものですね。

(PBA制作「世の光」2014.3.20放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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