無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

酒田祭り 神宿

2023-05-22 10:10:19 | 酒田

酒田旧市内には、2つの日枝神社がある。
本来の酒田は、最上川南岸にある宮野浦で、そこには古い日枝神社がある。
洪水が原因で、向こう酒田(川北の現在の位置)に移った。
その時、日枝神社も移ってきた。

酒田祭りの神宿も、上下の2箇所で開宿される。
今回の下の神宿は、家坂亭で行われた。


通常の神宿の造りは、広場に開かれた開口部の内側に、外からでも観られるようにと、各家持ち寄りの宝物を飾るのだが、今回は家坂亭の室内で行われた。




































後ろの塞道絵幕は、横に4倍の長さがあったが、4軒で分けたのでこの長さになった。
他の3枚は行方知れず。どこかの家に保存されているかも知れない。


家坂さんの荷物の中から出てきた、酒田祭りの時に飾られた神輿。
四隅に四獣神(朱雀・白虎・玄武・青龍)が飾れており、中央に麒麟で守り固められているのがわかる。
この神輿も箱の中で5つのパーツに分けられており、組み立てるのが難しかったそうだ。
凧も古い酒田凧。


古い形式の傘福。上部は布ではなく、板で飾られていた。
吊るされている物も、古い謂れの物ばかり。
良い状態で保存されていたと感じる。






雌雄の獅子頭も、古い形式だと言う。




朝鮮出兵に、女性の武将がいた。
彼女は妊娠中であったが、出兵した豪傑だそうだ。
左側の翁の腕には、幼子が抱かれている。














酒田の雛菓子
この他に雛人形が飾られていたが、写真はパスした。




明治に起きた庄内地震の際の家坂家の土砂崩れの様子。



家坂家の家族写真。








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