建築家 安藤忠雄の設計による秋田県立美術館も完成していた。実は安藤忠雄は国内でも世界でも評価は高いのだが、東北では雪の事情を知らない建築家と言うレッテルを貼られていた。屋根からの落雪で非常に使いづらい施設を造ったのが原因である。

これは公園側から見た外観である。ずば抜けたデザインとは言えない造りに見える。
奥の施設はまだ工事中で、再開発は終わってはいない。

入り口はパティオからになる。ラッキーな事に当日は無料で入館出来た。

玄関ホールの吹抜には度肝を抜かれた。コンクリート打放しの螺旋階段が浮いている。天井からはトップライトによる自然光が注がれていた。

受付カウンターは秋田杉である。床材は石を加工してある。階段踏み面の仕上材も同様に石を滑り止め加工してあった。

この階段には、施工業者は泣いただろうなと思った。施工図を描くのも施工するにも、非常に難しい。秋田県が用意した予算だけで22億円だそうだ。実際の費用は分からない。この階段を見ただけで、目的を果たしたような気分になった。私が普段施工の現場で無理を言うのは、まだ可愛い部類に入る。大の付く建築家は、こんなことをやらせるのかと感心した。

ミュージアムを手がけることが多いので、照明の使い方も見事である。

しばし美人に見とれる。

2回のホールからは千秋公園が、1階屋上の水の上に浮かんで見えた。

喫茶のスペースもあり、コーヒーを頼んだ。食器は秋田産らしい。

水用のコップの気泡も綺麗だ。

秋田産の工芸品が並んでいた。曲げわっぱが美しい。

川連の漆器にも心引かれた。

大展示室は、まだ本格的に展示はされていなかった。体育館のようなボリュームである。

小窓からホールを抜けて千秋公園が見えた。

大胆かつ気密なデティールが見事だった。

建築の仲間が、どうして誘ってくれなかったのかと文句の一つも言われそうな建築だった。

これは公園側から見た外観である。ずば抜けたデザインとは言えない造りに見える。
奥の施設はまだ工事中で、再開発は終わってはいない。

入り口はパティオからになる。ラッキーな事に当日は無料で入館出来た。

玄関ホールの吹抜には度肝を抜かれた。コンクリート打放しの螺旋階段が浮いている。天井からはトップライトによる自然光が注がれていた。

受付カウンターは秋田杉である。床材は石を加工してある。階段踏み面の仕上材も同様に石を滑り止め加工してあった。

この階段には、施工業者は泣いただろうなと思った。施工図を描くのも施工するにも、非常に難しい。秋田県が用意した予算だけで22億円だそうだ。実際の費用は分からない。この階段を見ただけで、目的を果たしたような気分になった。私が普段施工の現場で無理を言うのは、まだ可愛い部類に入る。大の付く建築家は、こんなことをやらせるのかと感心した。

ミュージアムを手がけることが多いので、照明の使い方も見事である。

しばし美人に見とれる。

2回のホールからは千秋公園が、1階屋上の水の上に浮かんで見えた。

喫茶のスペースもあり、コーヒーを頼んだ。食器は秋田産らしい。

水用のコップの気泡も綺麗だ。

秋田産の工芸品が並んでいた。曲げわっぱが美しい。

川連の漆器にも心引かれた。

大展示室は、まだ本格的に展示はされていなかった。体育館のようなボリュームである。

小窓からホールを抜けて千秋公園が見えた。

大胆かつ気密なデティールが見事だった。

建築の仲間が、どうして誘ってくれなかったのかと文句の一つも言われそうな建築だった。
こちらの写真をコンペに映像制作の素材として使わせていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
私の写真は、私の色メガネで見て撮しておりますので、出来ることならば実際に現物を見て撮された方が宜しいのではないかと思います。
もし、時間が無く緊急でしたら、お使いください。