無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

2018 発見!酒田みなとの探検隊

2018-06-20 11:40:32 | 建築・都市・港

平成30年7月14日(土)午後2時より、「2018 発見酒田港の探検隊」を開催します。
内陸からの参加者は山形県庁から送迎バスでお出でください。
庄内地区の皆様は、海洋センターにお集まりください。

申し込み締め切りは、7月4日になります。小学生とその保護者30組、参加費は無料です。
ニュー飛島で、酒田港クルーズをしませんか?

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道路工事現場見学会・ウエストライン

2018-06-20 01:59:13 | 建築・都市・港

日本列島の東北地方で、横幅が一番短いことから酒田-石巻道路をウエストラインと呼んでいる。その中でも新庄酒田道路は工事の動きがよく見え、完成した所から供用が始まっている。3月18日に開通した新堀-余目廻館を含めた酒田ー廻館間は、従来よりも10分ほど通行時間が縮まったと喜ばれている。

今回の見学会には、まだこの道路を走った事のない方も参加され、あっけなく余目を迂回する道路に驚いていた。

午後からは、この酒田-廻館の高規格道路(自動車専用道路)を走って、戸沢村の高屋道路の猪ノ鼻トンネルに向かう。

現場に着いたのは1時頃だったと思う。残念な事に12時半で発破作業が終わり、岩盤を砕いた砕石の搬出が行われていた。今回は参加人数が多かった為か、現場を案内と説明して頂いたのに、よく聞き取れなかった。

昨年の12月7日に、酒田みちみらい女性の会で見学した時の方が詳しく載っていると思う。この時は発破も体験出来て、その動画も残っている。
↑ クリックしたのに、記事が出て来ない件をクリアしました。済みません。

発破工事の動画

一日4mづつ距離は伸びているそうで、もう2Km以上の掘削が終わっているそうだ。トンネルは緩やかにカーブを描いている。

前回は見られなかったトンネル内の土砂は、一部の軟弱地盤の底版補強(インバートコンクリート)に用いられるとのことであった。

その部分。

最前線に向かう。

タイヤのチェーンが凄い。

発破の後の掘削で、塵埃が空中に舞っていて、先が霞んで見えた。ただの埃と侮るなかれ、一定の濃度に達すると色々と危険な事が起こる。

写真を撮る人々を撮る。

丁度湾曲した支柱を設置し、コンクリートを吹き付けている所。

カメラのフラッシュに反射する着用されたベスト。これは各自の個人所有の工事用ベストである。

終戦記念日ではなく、坑道から1945mでもなく、設置された支柱の本数だそうだ。地盤の良い場所は1.2m@で、悪い場所は0.9-0.75m@まで狭くすると言う。

判りやすい。

その支柱。H-150×150

一応の説明を終え、戻ることになった。

予定では、今年の暮れには貫通する見込みとのこと。貫通後に、道路の舗装やら電気設備などが入るのだろう。完成は平成32年7月16日の予定。無事に開通しますように。

例の濃度。酸素とガスの濃度にも気を付けているらしい。地下水の出水は考えていた程のことはなく、今までにない程の良い岩盤(新第3紀の体積岩類の硬質泥岩)だったらしい。一部弱い所(酸性凝灰岩が薄層介在し、硬質泥岩と互層構造)には、底版補強の(インバートコンクリート)を用いている。

※硬質泥岩はハンマーで叩くと火花が出るほど固い岩。酸性凝灰岩は火山灰が主成分の堆積岩。何故こんな所に火山灰?

トンネルの中は涼しいかと思いきや、マスクのお陰で汗がびっしょり。
この工事は大成建設が行っているが、現場に女性もいた。建築は勿論のこと土木の現場にも普通に女性が居る時代になった。

現場を後にし、白糸の滝ドライブインでトイレ休憩。水分補給が必要で、自動販売機に群がった。

滝の下の神社に人が集まっている。私は残念ながら一度もあの場所へは行ったことがない。

カヤックかカヌーで渡ったようだ。子供達かな。

ドライブインの駐車場で、国交省の方々とお別れをする。どんどん道路の進捗具合を他の皆さんにも広めて欲しい。地元で盛り上がり、少しでも多くの予算が付き、一日も早い全線開通に繋がるようにと、応援団を募集中。

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日沿道工事見学会

2018-06-19 11:20:35 | 建築・都市・港

6月18日、酒田商工会議所の建設部会主催の道路見学会が行われた。天気が良くて暑い日だった。いつもならこの手の見学会は十数人程度なのに、この日は倍の34人が申し込んだ、事務局と国交省職員も併せると大部隊になる。バス1台で動くはずが2台に便乗しての移動となった。

待ち合わせ場所の建設業会館の駐車場は、他の行事とも重なって、夥しい数の車で埋まっていた。部会長の挨拶

各自、ヘルメットと長靴で参加。このスタイルなら誰が見学者で誰が現場員か見分けがつかない。

私は2号車。国交省の車を先導に、みなとICまで移動。

IC脇の駐車場に入る。

こちら側の工事はNEXCO。(南側)

こちら側(北側)が国の直轄工事。

まずは説明。この場所は地盤が非常に悪く、盛り土をして自重で地盤を安定させるプレロードを行ったそうだが、3.8-4.0mも沈下したそうだ。酒田みなと-遊佐区間では、最も地盤が悪い所だそうだ。

プレロードの工事は、2013年に酒田みちみらい女性の会で、現場見学会を行っている。あれから5年経過したのかと、時間の流れに驚く。(本当はもっと早く完成して欲しいが、急激にプレロードを行うと、廻りの土地に悪影響が起こる。)

この用水路を迂回させ

このコンクリートの橋の中に、用水路と農道を確保して、高速道路の下に設けている。

左側が用水路、右側が農道。鉄筋が組まれていて、このあとコンクリートを流す。結構なボリュームである。

再びバスに乗り、もっと北側の六ツ新田西側の現場に向かう。途中の道路には、ヤマボウシ(若しくはハナミズキ)の並木があった。

こちらは土地を切り込んで造る道路である。この掘った土も再利用される。

高速道路の上を通る高架橋の基礎が行われていた。

こちらが下り坂の方。

こちらが上り坂の方

もう、誰が現場監督か判らない。見事に雰囲気に合っている。

高台から見下ろす。

北側のこれから工事が進む方面。

美しい花で、しばし目を休めて下さい。

花よりだんご。昼食は酒田市内で。午前の部、終了。

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安藤忠雄氏講演会

2018-06-14 21:45:31 | 建築・都市・港

6月28日。東北公益大学の公益ホールで、建築家安藤忠雄氏の講演会が開催されます。参加申し込みは、東北公益大学総務課まで。

現在、席は80%ほど埋まっているそうです。

 

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イカ釣り船団出港式

2018-06-06 18:59:26 | 建築・都市・港

 

6月6日、酒田港袖浦埠頭で、イカ釣り船団の出航式が行われた。

いつもなら我が家にも港から船の汽笛や太鼓の音が聞こえてくる筈なのだが、一向に届かない。詳しい時間も知らない。もうそろそろだろうと昼食後にカメラを片手に車を走らせた。

本港の合同庁舎の隙間から、烏賊釣り船が見えたので、まだ安心と港内を迂回したのだが、見事に岸壁は車で埋まっていた。

出港式のセレモニーは多分午前中に終わっていたものと思われる。

今回は、本格的に五色のテープで別れを惜しみながら、出航する場面に出会えた。

酒田港を始め石川県から北海道までのイカ釣り船9隻が、次々と出港していく。

一度岸壁を離れ、港内をゆっくりと廻った後に、外港へと目指す。船団で並んで出港するのではない。

海の男のイカ釣り船には、演歌がよく似合う。船ごとに違う曲をガンガンかけながらで、いろんな歌が彼方此方から聞こえてくる。

 

 

 

 

 

 

最近の若い乗組員は、アジア系の若者が多い。彼らは日本語の勉強と一緒に演歌も歌うのだろうか。

彼らはイカ釣りを研修し、母国に帰って船長などになるのだろう。

岸壁に散らばったテープ。海の男も女も、撤収作業は早い。いったい何本のテープが使われたのだろうか。

酒田市の背後に鳥海山が見える。

売店のテントも並んでいる。

本港側(飛島丸が停留している側)の酒田船籍が最後に出て行った。

最後まで頑張って太鼓を鳴らしていた風の会の面々。

北朝鮮や中国から邪魔をされずに、無事に大漁で帰って来れますように。

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建築士会総会

2018-06-06 18:44:52 | 建築・都市・港

恒例の建築士会の総会が山形市パレス・グランデールで開催された。
平成29年度最後の理事会の後、午後からは総会である。今回は役員改正で、少し議題が増える。私が一般会員なら、聞きたい事が沢山あったのに、こちら側の人間なので控えめにした。以前挙手をして質問したら、ブーイングを受けたからだ。

理事会終了後、総会が始まる前までの時間を利用して、グランデールの庭を歩く。

室内は冷房が効きすぎて寒い位だが、外は30℃界隈の夏の日差しなのだ。日光に当たると暑いが、木陰では風も心地よい。

白い薔薇の花も盛りが過ぎていた。

 

 

 

 

 

 

 

懇親会が始まった。

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昨今の建築界から

2018-06-04 20:47:03 | 建築・都市・港

建築界のネットニュースで、レオパレス21で建築基準法違反が発覚したとの話題。要するに、アパートなどの共同住宅では、各世帯ごとに防火上遮音上必要な界壁を設けなければならないと決められている。仕上げの厚さも仕様もさりながら、床から屋根の下地面まで施工されなければならない。共同住宅では基本中の基本だ。それを壁の薄さもさりながら、天井裏の施工も怠ったと言うことだ。その数もまた夥しい。

この問題が発覚して、下請けの会社が倒産したとか聞こえてきたが、TVCMなどを大々的に行いながら、何故こんな不正が続けられてきたのか、実に解せない。特に完了検査が見逃されてきたのは、非常に問題だ。姉歯事件どころではないだろう。

 

話は変わって、ハリウッドからの発端で有名人のセクハラ問題がわき上がった。一人が勇気を持って発言したら、私も私も・・と声を上げる人が増えた。黒い喪服を着てMe Too」のプラカードを持った、俗に言うMeToo運動なのだが、ただの猿真似をした国会議員がどこかの国でも見られた。ちょこっと矛先が違うと思う。あれは被害者が声を上げるのだ。

有名俳優やジャーナリストもやり玉に挙がったが、実は建築界でも大物が非難を受けた。建築界のノーベル賞とも言うべきプリツカー賞も受賞したアメリカの建築家リチャード・マイヤーがその人だ。良い作品を創ってきた人だけに、残念だと思う。彼はセクハラの告発を受けて、現在は休職中だそうだ。

 

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山形へ行く

2018-05-20 11:21:27 | 建築・都市・港

 

 

ちょっと愚痴

事務所のインターネット回線が止まって、不便さがジワジワと襲ってきた。公益大のコワーキングスペースに通うことで、メールやデータは必要最小限度確保できるが、今まで何不自由なく使っていたCADを始めとするプログラムやコピー機まで、外部と繋がってこそ使用できると言うことを実感していなかった。コピー機のメンテを頼んでいる会社が「コピー機を変えました?信号が届かないんですけど。」とやってきた。トナーの量も不具合も我々の手を煩わせること無くメーカーに届く仕組みになっていたのだ。

仕事以外のネット情報は、携帯を使えば収集は可能だった。ただ、携帯の機種を新しくしてそのままだったから、データは移して貰ったものの、色々の設定が未完成だった。Twitterなどは、貴方誰?になっていて、フォローもフォロワーも消えていて、若い子向けの人気サイトがガッツリ入っていた。

 5月15日、酒田港女みなと会議の総会が、山形市の男女共同参画センター・ファーラ で 開催された。酒田からは4人が1台の車に乗り込んで高速を走った。勿論私は乗せて貰ってである。軽トラック並みの私の車では、長距離4人は耐えられない。月山道路の両側は雪解けが進んで新緑の山になっていた。

会議は押せ押せで進み、途中で昼食になった。ちょっと豪華なお弁当である。会費と別途支払いの食事代は2500円だもの、なるほどである。食事をしながら港湾事務所長さんの日大と関大のアメフトの事件の話が出た。所長さんは学生時代にアメフトの経験もあるのだそうだ。

 

時間はさらに押し、会場を県庁舎に変えて、吉村県知事に総会の報告と御願いに伺った。中国向け庄内米の燻蒸倉庫が酒田に完成したが、精米工場(これが中国の規定だとかなり難しい条件)がまだで、現在は横浜にあるのだと言う。これが近くにないと運送費ばかりがかかり、米の単価に響く。何とか山形県内に設置できれば、東北一円の米を中国に送ることが出来る。それも積極的に進めて貰えるように御願いしてきた。


また、今年からさらに増える大型のクルーズ船とそれを観光とインバウンドにつなげる話もでた。模型はダイヤモンドプリンセスのである。
蛇足:知事室の照明器具は、有機ELで出来ていた。高いんだろうな。

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剣龍山永泉寺

2018-04-18 17:45:07 | 建築・都市・港

遊佐町の永泉寺のパンフレットが見つかったので、載せてみよう。

 

格式が高く、古い由来のある寺だった。

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遊佐町

2018-04-16 11:25:58 | 建築・都市・港

遊佐町を案内して頂いた。ここは升川の三上神社。この隣には、地元は勿論のこと日本の為にも尽くされた先駆者の碑が立っている。

公民館前のお地蔵さん。

昼食会場の床の間。

永泉寺前の湧き水。遊佐町は湧水が多い。

永泉寺は格式の高いお寺である。今回、始めて建物の中に入り、説明をして戴いた。

丸池様に向かう。

牛渡川の上にはコブシの花が咲いていた。

バイカモの花はまだ見えない。相変わらず水は綺麗だ。左の奥に、黒いビニールで囲んだ一角があった。あれは何をしているのだろう。

丸池様の廻りは、綺麗に整備されていて、茶色のロープが張られて近くに寄ることが出来なかった。観光客が多くなって、危険を回避する為の措置だそうだ。つまらないと言えばつまらないが、自家用車は言うに及ばず、大型の観光バスも多くなり、多くの人が訪れるようになったからだ。特に大型バスは、吹浦から直接来る広い道路が無い為に、狭い県道と言うか農道のような所をくねくね曲がって走らねばならず、運転に苦労しているそうだ。道路の幅が狭い上に、集落の道路にせり出した樹木の枝がバスにぶつかると、民家の方に伐採を協力してもらったそうだが、問題はまだあり、牛渡川の駐車場にはUターン出来る所が無い為に、バックで農道を走ると言う、げに楽しき運転技術が見られるそうだ。

県道がこれまた整備されておらず。近道をしようにも、重量制限の為に渡れない橋もあるとか。バスはもとより重機の運行も難しいなど、良い観光資源があるのに、広い国道や今度造られる日沿道は目と鼻の先なのに、悔しい想いをしているらしい。

と言う訳で、本題の道路のことで遊佐町の現状を見て歩いた。

何十年も前から要望されていても、運だったりタイミングだったりが合わないと進まない。

日沿道の用地。

遊佐IC(仮)近く。

JR羽越線。コンテナ貨物列車が走って行った。

おまけ:丸池様の廻りのスミレ。

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道路の補修

2018-04-13 17:35:09 | 建築・都市・港

南新町の郵便局へ行くとて、久しぶりに歩きにした。 山王森から南新町への上通りへ降りていくと、見慣れぬ色彩が目に飛び込んできた。

用事を済ませての帰りに、落ち着いて撮してみた。これはもしかしたら、傾いた階段の補修ではあるまいか。

このままだと崩れると判断したのだろう。ただ、本格的に直すのでは無く、足場パイプを打ち込んで傾いたのを止めようと努力しているのは見える。しかし・・。

補修した後からも、ひび割れが進んでいるように見える。恐らく、通常は気を付けて反対側を歩けば良いが、集中豪雨や地震の時には、この階段は使わない方が良いかもしれないなと思ったのだった。 

 

 

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本間美術館

2018-04-09 14:49:53 | 建築・都市・港

 

 

4月7日に、山形県建築士会女性部の役員会が、酒田市の勤労福祉会館で行われた。ここに来るのは何年ぶりだろう。以前は建築士会やキープランで勉強会をしていたものだが。

役員会では、規定通りに事業報告と決算書、来年度の事業計画と予算書を議題に載せ議論した。県内支部の建物を巡る「ふるさと探検」も27回を終え、そろそろ県内から県外の施設に目を向けたらと言う訳で卒業し、秋期研修と合わせて大きな行事にしようと計画することになった。その計画は、副委員長のブロックで行い、皆で応援すると取り決めた。その計画とは別に、酒田支部は福島への見学会の計画を立てている。

全国女性建築士連絡協議会で、各県毎に「後世に残したい和の空間ガイドブック」の製作の為、3物件を提出することになった。庄内だけでなく全県で推薦したいのだが、相変わらず先頭だって動く人がなく、委員長さんがまとめてくれた。その中の庄内地区は本間美術館の清遠閣と鶴舞園を取りまとめたのだが、庭園から借景に鳥海山を臨む写真がなくて、会議が終わった後に3人で本間美術館へ行くことになった。私も年会費を払えるのに好都合と着いていった。

年会員になると、お茶券(抹茶と干菓子)が1枚貰える。3枚も貯まった券を今回消費した。

池のほとりで見かけたゼンマイ。春だなと思う。

見にくいだろうが、玄関の先の梅。何年経った物だろうか、よくこんな姿で蕾を付けることが出来るものかと感心する。

庭園の鶴舞園は国指定の名勝になっており、文化10年(1813年)本間家4代目の本間光道が鳥海山を借景にした池泉回遊式庭園を、冬期間の港で働く人の失対対策事業として実施した。日和山の築山も庄内浜の黒松の植樹も、本間家は公益として行ったのも知られている。本来なら行政が行う事業なのだろうと思う。庭園を造った庭師の名は、酒田の鶴舞園、奇暢亭庭園、清亀園を作った名庭師の山田挿遊(やまだ・そうゆう)だと、過去記事の酒田景観町歩きに書いてあった。

そして酒井藩主が領内巡視をする際の休憩所として造られた清遠閣は、酒田の迎賓館として昭和天皇が皇太子の頃にも宿泊された建物である。使用されている材料と良い、京風の繊細な造りは、次世代の建築を学ぶ者のお手本となると思う。いつ見ても、清遠閣の軒先の鋭さは美しい。

戸袋の引き手は、良く見ると奥が七宝焼きになっているのではあるまいか。細かい細工を見つければ見つけるほど、なるほどと感心する建物だと思う。

鳥海山がはっきりと映っている庭の写真は、私のブログからは見つからない。滅法良い天気で、青空がはっきりと白い山と分かれている状態でないと見にくい。清遠閣の違い棚に飾っていた写真は、その天気の良い日に、かなり高い位置で、脚立にでも載って撮影したのかもと思う。それに、鳥海山を横切る電線は、う~~~と邪魔だ。まぁ根本は、庭の樹木が育ちすぎたからなのだが。

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(株)平吹設計事務所創立80周年記念講演会

2018-04-03 16:37:41 | 建築・都市・港

講演会には、まだまだ時間があって、平清水の瓶屋で和紙とシルクを見た後、七日町の御殿堰近くの建物を見に行った。七日町は一方通行で、南側から旧県庁へ向かうのだが、紅の蔵を過ぎた辺りで、食パン専門店「乃が美」を見つける。目的の御殿堰はスカだったが、乃が美まで歩き、それぞれパンを買う。本当に売っているパンは食パンだけだった。

御殿堰の駐車場に戻るまでに見つけた建物。現役の医院らしい。山形市は災害が少ないので、古くて良い建物が残っている。逆にそれが仇となって、取り壊すのが速い。会場で、Iさんと会って、料亭嘯月(しょうげつ)が3月いっぱいで閉店したことを聞いた。どうやら解体するらしい。建築士会女性部では、この嘯月で見学会を行い、昼食を摂る事が出来た。夜の宴会なんて夢のまた夢で、いつかはきっと思っていたら、そのまま叶わない夢となった。もう閉店してしまったのか。閉店は別として、料亭嘯月での花見は最高だよ、らしい。4月20日あたりに企画するかも、らしい。

と、言う訳で(どんな訳じゃい。)会場のパレスグランデールに着いた。建築士会の会長の平吹さんは、会社でも会長職だったのだ。平吹さんの挨拶から始まった。

スイスやドイツ、オーストリアで十数年暮らされた「網野 禎昭 あみのよしあき」氏による「ヨーロッパの木造建築から木と建築と社会を考える」と題した講演が行われた。蛇足:よしあきさんって、色んな漢字が有りすぎて探すのにエライ時間が掛かった。

最近の木造大断面の工法の先駆者は、ヨーロッパにある。建築の資材や燃料として、森林の伐採退廃に危惧した人々は、個別の住宅ではなく、木造で4-5階の共同住宅を造り住むことで、木材の使用も燃料も最小限に食い止めることが出来た。特にエネルギーの効率は良いらしい。最近の日本の大断面構法は、新しい考えではないことが示された。高温多湿の日本では、森林の育成が進むことで安易に伐採し、軸組工法を用いた長年の日本建築は、非常に勿体ない木材の使い方をしているのではないか。から始まった。

端材の使用方法として、CLTやLVLの話が出たが、先に東北大学キャンパスのCLTの実験棟を見ていたので、内容が良く判った。「CLTって何?」の人はちょっと大変だったかな。日本の製材のピン角や正角を求めるニーズは、製材の歩留まりが悪いので、それが森林生産者へ金額の目減りとして跳ね返り、後継者を無くし森を後退させる原因にもなることを指摘された。

木材の角が丸くたって良いじゃないか、節があったり、色が黒く見た目が悪くても良いじゃ無いか。そんな端材をくっつけていって、まるっと中身の詰まった木材の建築は良いよの話は面白かった。ヨーロッパの小規模な製材所の「木材を売るのでは無く、製品にして売ろう。」の考え方も、我々建築屋だけでなく、製材や山持ちの人にも聞かせたい内容だった。

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赤道洋上に浮かぶ空中都市 - GREEN FLOAT : DigInfo

2018-03-26 13:35:00 | 建築・都市・港

赤道洋上に浮かぶ空中都市 - GREEN FLOAT : DigInfo 

針生先生の講演会の時に、震災の復興で巨大な防波堤工事を行うよりも人工地盤の方法があると提案したが、土木から跳ね返されたと言う話があった。地元の人達の意見を聞くよりも、すでに国の方針が決まっていたようで、巨大堤防を造ることは揺るがなかった。建築からの提案も、土木の世界には届かない。建築は土木よりも力が弱い。それは国の予算が土木に多く流れているからで、予算が多い方が強い。もちろん、それを配る財務省は、省の中の省と呼ばれる力を持っている。それが現状だ。

おっと、政治の話はこれまでで、この映像は赤道近くの人工地盤の話である。地球の人口が増え続けて、人間は地面に住めなくて海中都市に住むようになるのではと言われている。海中よりも海上都市の方が、精神的にも良いのかなと思う。

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建築士会女性部主催の見学会

2018-03-25 21:20:38 | 建築・都市・港

翌日は、打って変わって晴天となる。市役所の駐車場に集合して、乗り合いで現地に着いた。

池の水に太陽が当たり、ゆらゆらとした波紋が天井に映る。

建築士会の見学会なので、舞台裏も見学する。ここは事務室。

2階の機械室から抜けて、屋上に出た。この屋上はメンテナンスの為の物である。

階段をせっせと上り着いて、最上階の煙突が突きだした屋上に到着する。この斎場の煙突は、建物の外からは見えない作りになっている。

待合ホールに隣接したキッズルームは、本棚の向こう側で、その隣が授乳室になっている。

記念写真も撮り、10時に始まって11時15分には閉会になった。

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