無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

福島県矢吹町6 大木代吉本店と大正ロマンの館

2018-06-26 00:36:46 | 建築・都市・港

大木代吉本店へと向かう。この建物も震災の被害を受けた。この辺りから雨が降ってきた。

信号に気を取られていたが、もしかしてこの交差点は駅に向かう通りとの交差点かな。
(駅の新しい駅舎を見逃した本人談)

今日の行動予定では、矢吹町の最後で買い物を出来る場所だったのでは無いかと思いながら入る。

さぁさ、自慢のお酒を試飲して下さい。自慢の漬け物も一緒にどうぞ。うまかった。

冷蔵庫の中のお酒達

お酒の名前は同じだったが、作り方でサブテーマが載っている。見事に味が違っていた。どれも美味しかったが。

被災した建物から移動してきた建具。やはり古い建具は味がある。

今はなかなか作られない長障子。

通常はスタッフオンリーの2階も見学させて頂いた。

素敵な建具。

一見、料理屋に見えるが、酒蔵つまり工場である。

ハーブ・アラカルト

向かいは、大正ロマン館

バルコニーが良い。

玄関。

花だけを浮かべるのと、葉っぱを入れるのとは随分と雰囲気が違う。センスの良さだと思う。

この壁の仕上げは、漆喰壁を落とした後の木摺を綺麗にし磨きを掛け、何度も塗装を行ったらしい。町民の中でも高校生が手伝ってくれたが、大変だったらしい。

大正ロマン館は大正9年に病院として建てられた。

その後、別の目的で使用されたが、震災前まで使用されずに放置されていたらしい。

震災後、原型を残す努力を、町民の手で行われた。2階の現在学習スペースに使われている部屋の天井。中学生達が勉強していたのに、快く撮させて貰った。

バルコニーに出た。左官小手仕上げも修復したそうだ。

案内してくれた星さんには失礼した。左官仕上げを旧山形県庁の天井仕上げを見ていた私には、ぼさぼさした仕上げにあらっと思って口に出た。もしかして素人が作った物だったかも知れない。文化庁の裕福な予算での仕上げとは、別物だったろうに。

 

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