デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

エンジンベッドが組み上がりました    - V型スチームエンジン工作 -

2013年09月05日 19時49分34秒 | 工作実習
2013/09/05 (木曜日) 雨後曇り午後は晴れ



第二の難関のエキセントリックももうすぐ出来上がる。
今朝も天気はぱっとしないが、いつでもさっと作業を中断できるように用意して
工作を始めた。



↓ エキセントリックをクランク軸に固定するためのボスを工作した。 直径8mmの丸棒に4φの穴を開けて
   中心にパイプを通し、半田付けで固定する。



↓ ボスには固定用ホーローセットスクリュー(3φ)のネジを立てる。






↓ 3mmネジを立てているところ。 タップが折れたら今までの苦労が水の泡だ。 慎重に、しんちょおーに・・




↓ ボスをエキセントリックの円板に半田付けする。



↓ 円板(エキセントリック)はクランク軸に直角に取り付ける必要がある。   直角じゃないと回転したときに
   ヨタヨタとブレて回転してしまう。 そこで直角取付治具を使って慎重に半田付けする。





↓ 出来上がったエキセントリック。






↓ 出来上がったエキセントリックが正しく機能するかボール盤に咥えてテストしてみた。




エキセントリックは設計どおり、10mmのストロークだった。
そして心配していたクランク軸への取り付けは軸に対してほぼ直角に
取付られているようでほっとした。


エキセントリックのテストの様子を動画でご覧ください、









さぁ、いよいよエンジンベッドの組み立てだ。
V型エンジンの完成も先が見えてきた。



↓ アルミアングルを切り取って組み立てていく。













↓ 一旦分解。 エキセントリックをクランク軸に取り付けるには分解しなくてはならないのだ。(設計ミスか?)



↓ エキセントリックを取り付けて再組み立て。 これからは何かあるたびに分解するのかな?(泣きたいよー)










エンジンベッドが組みあがった。
後は3号エンジン(ボートに積んである)からシリンダーやピストン弁を
取り外して取り付けるだけだ。
でもねぇー、エキセントリックを取りつけたり外したりするのには
軸受け部分を分解しなくてはならない。
それにクランク軸周りの調整がとてもやりにくそうだ。
毎度のことながら実習生の設計は人間工学を無視したサーカス組み立てを強いる。
でも、ここまできてやり直しはゴメンだ。
行くだけいってみよう・・・・・・・・・






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4 コメント

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難関突破 (janjanjan)
2013-09-05 21:06:45
ここまでくれば後はシリンダーとバルブの鉢巻だけ!!!
10日もあれば試運転!
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がんばります (実習生)
2013-09-05 21:47:59
JANJANJANさん、こんばんは。
そうですね、後は鉢巻関係の工作です。
でも、やっぱり作ってみて不具合に気が付くんですねぇ・・・
エキセントリックが簡単には取り外せないのです。
(設計の時には気が付かない・・・・)
ベッドの下の空間が狭くて、アルミアングルが邪魔して取り出せません。
現状でもそうなんですからシリンダーやバルブが搭載されたらさらに絶望的です。
フレームの一部を勝鬨橋みたいに開閉出来るようにすればOKになるのですが・・・
V型2号を作るときにはこの辺を考えます。
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やまば過ぎましたね (団塊工房)
2013-09-05 23:16:43
2気筒エンジン製作の山場であるクランク軸もうまくいったようですね。クランクのロッドと軸をロウ付していますが、熱による変形など発生は無いものなのですか。 偏芯カムなど、ボール盤とヤスリだけでの製作、あらためて敬服しております、すばらしい。 完成を楽しみにしております。
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手作りは精度が低くてパワーがでません (実習生)
2013-09-06 19:51:53
団塊工房さん、こんばんは。 コメントありがとうございます。
私もいつも団塊工房さんの工作記事を拝見しております。
船外機エンジンを積んで走るボートを見るのが楽しみです。
火力増強ボイラーは90ccの水で15分も運転できるのですね。
エンジン全体の工作精度が高くて蒸気漏れが少なくて高性能なんですね。
私のは手作り(お褒めをいただいて恐縮しておりますが)なので精度が低く
蒸気は漏れ放題です。
800ccの水が入ったボイラーをガスコンロで炙って5、6分しか持ちません。
それでもボートはヨタヨタと走るばかりです。
やっぱり工作は精度が命ですね・・・・手作りでも何とか出来上がりますが、性能が悪くてダメです。

クランクのロウ付けは多少は変形していると思います。
でも使っている軸受がテフロン製なので
穴がちょっと大きめで変形分を吸収してくれてるのかも知れません。
ベアリングなど高精度の軸受では問題がでるかも知れません。
初めて作ったクランク軸は全ネジ組立式でしたが、歪みが大きくて軸の両端でしか支えられませんでした。
その後ロウ付け方式にしたら両端と中央の3点で支えることができました。

私も旋盤やフライス盤など高性能な工作機械が欲しいのですがおいそれと手がだせません。
これからも細々、手作り工作を頑張りますので応援をよろしくお願いいたします。




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