デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

配管作業は手間がかかる  - 水平型単気筒スチームエンジン工作 -

2013年12月14日 21時04分18秒 | Weblog
2013/12/14 (土曜日) 晴れ


単気筒スチームエンジンの配管なんて簡単だよ・・・なーんて高をくくって
作業を始めたがこれが大変、あーでもない、こーでもない、とパイプをあっちに
回したり、こっちから出したり、あちらが良ければこちらがダメ・・・・・
エーい、面倒だ! ここはチューブでいいや!
こんなパイプを取り付けるだけで1日かかってしまった。



↓ これも新工夫かな? 直角に曲がったパイプを作るとき、今までは二つに切ったパイプをそれぞれ45度に
   削って針金で縛って固定してロウ付けしていたが、最近は四角いヤスリでパイプを削って折り曲げる
   工法を使っている。 針金で縛る手間が省けて能率的だ。



↓ 四角いヤスリで削るとちょうど45度ずつの切り口ができる。
   これを折り曲げれば90度(直角)の曲パイプが出来る。



↓ 折り曲げただけでOKだ。 針金で縛らなくても大丈夫だ。




↓ だけどこういう変形パイプはやっぱり針金で縛って固定しなくてはならない。 結構面倒くさいよ。



↓ ロウ付けで作ったパイプを嵌めて様子を見ながら次のパイプを作る。





↓ 部品を取り外してパイプの接続部を半田付けで気密に仕上げる。



↓ 再組み立ては部屋の中で。 前と同じように組み立てできるかは定かではない。



↓ シリンダーとピストン。



↓ バルブ。 単動式バルブを2個並列にしてあるから配管も複雑で面倒だ。



↓ 配管はオールパイプとは行かなかった。 シリコンチューブの配管も多い。



↓ シリンダの蓋はメンテナンスで開け閉めが必要だから、パイプで固定配管するわけにはいかない。



↓ 一応配管・再組立は完了した。 さて、うまく動作するかな?



人間コンプレッサー(口から吹き出す息を使って)やゴム球コンプレッサー
(カメラ清掃用ブロアーブラシのゴム球)で回してみた。
何だか昨日の方が回転が滑らかだったような気がする。
再組み立てがおかしかったかな?
いやいや、いつもこういうときは前の方が良かったような気がしてしまうんだよ。
まぁ、こんなもんだろう。


配管・再組立後のテストの様子を動画でご覧ください。





もう今週も終わりだ。
来週は年賀状作りをしなくてはならない。
お代官は年賀状に自筆のコメントを添えるんだから早く作れ、とのご命令だ。
オイら印刷したままで出すんだからまだいいのにと思っているが・・・・・
お代官のご命令には逆らうことはできない。
もし逆らって食事を作ってくれなくなったらオイらは飢え死にするしかない。
オイらの命はお代官に握られているんだよ。(涙)

あとは給油器を作れば完成だ。
明日一日でできるかな? ガンバローっと。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 後は配管作業を残すのみに ... | トップ | やっと完成しました   -... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
完成!!! (JANJANJAN)
2013-12-15 09:30:25
随分小さくなりましたね。
それに今度は排気量も小さくなりましたから蒸気の消費も減って高圧蒸気でビュンビュン回るでしょう。
ボイラーとの組み合わせ試験が楽しみです。
返信する
配管完了 (団塊工房)
2013-12-15 10:34:05
 パイプ配管で格調が高くなりました。エアーによるテストづさは良い感じで回転しているようですね。 蒸気による試運転が楽しみです。
返信する
机の上に飾ろうと思って・・・ (実習生)
2013-12-15 19:59:12
JANJANJANさん、こんばんは。
お体のお加減はいかがですか? あまり無理をせずにゆっくり養生なさってください。

このエンジンは私がスチームエンジン工作を始めてから3年になる記念のつもりで作りました。
3年前に作った1号と比べてみるとちょっとは垢抜けて見えます。
動きはボイラーに繋いで見ないとわかりませんが、単気筒ですから実用にはなりませんね。
机の上に飾っておこうと思っています。
返信する
やっぱりカチャカチャ音がします (実習生)
2013-12-15 20:05:22
団塊工房さん、こんばんは。
パイプ配管はシリコンチューブが随所に見られてちょっとお恥ずかしいです。
エアーテストではうまく回ってくれましたが、実際の蒸気ではどんなものでしょうか・・・
それに単動式バルブ並列駆動の遊び部分がカチャカチャ音がしてちょっと残念です。
これから単気筒エンジンでいろいろ実験してみたいです。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事