2023・09・08(土曜日) 台風13号接近による荒れた天気
ウィーンブリッジ発振回路のバンドパスフィルタ(BPF)を構成する
抵抗器(100KΩ2連ボリューム)をフォトカプラの出力(Cds抵抗値)
に置き換えて、更にフォトカプラを鋸歯状波で駆動すればスイープゼネレータ
になるかもしれない、と実験をしている。
しかしこれがなかなかうまくいかない。
鋸歯状波の出力が大きくなると鈍って寝てくるようになってしまうのだ。
鋸歯状波はマイコンで生成し、Dac(デジタル・アナログコンバータ)で
アナログに変換して外部端子(GPIO)から出力している。
この出力に問題があるのか? バッファアンプでカバーしようか? など
あれこれ悩んでいたのだが、結局はフォトカプラLEDへの配線誤りで
LEDの電流制限抵抗の付け忘れだった。(ドジなオイらでした!)
それを修理して鋸歯状波の鈍りは解決した。
さぁ、実験してみよう。
鋸歯状波の切替点(新しい掃引が開始される位置)付近に波形が乱れている
ところが見える。 周波数が変化してるんだな?
そのポイントを拡大してみた。
鋸歯状波の起点から最高点までは周波数は低い方から高い方に
変化していくはずだが?
そしてある点から周波数は上昇に転じている。
何でだろ?
フォトカプラのCds抵抗値の変化を測定してあったのでそれを組み合わせて
原因を想像してみた。
鋸歯状波が最高点を越えて低電位の始点に戻ると、Cdsの抵抗値も初めの
高抵抗値に戻るのだが直線的にストンっ、と戻るわけではなくダラダラと
指数関数的な変化をしながら高抵抗に戻っていく。
抵抗値が低から高へ変化すると発振周波数は高から低へ変化するのだ。
スイープゼネレータとしては低い方から高い方へを繰り返してほしいが
このフォトカプラーを使うとちょっとの間、「高い方から低い方へ」変化し、
その後は「低い方から高い方」へと周波数を変化させていくようになる。
鋸歯状波の切替点で発振を停止させて、ちょっと間をおいて発振を開始すれば
いいじゃないの?
鋸歯状波を細工してみた。
鋸歯状波の切替点を0電位(GND)まで落としてみた。
しかし発振は停止せず、状況は変化なしだった。
鋸歯状波の対応で発振を停止させることはできない。
じゃぁ、鋸歯状波切替点でちょっとの間だけ発振出力を絞ってしまえばいいかな?
(バッファアンプを設けてその入り口で入力をGNDに落としてしまう等)
まぁ、ここまで来たんだからやるだけやってみよう。 疲れたから今日はこれまで・・・
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