デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

完全燃焼に近づいた

2013年11月19日 19時25分51秒 | 工作実習
2013/11/19 (火曜日) 晴れ


小型ボイラーに使うために市販のバーナーを改造しているのだが
不完全燃焼になってしまい、それを直そうとあれこれ試行錯誤を
繰り返している。



↓ 小型ボイラーに使うために市販の分離型小型バーナーを背丈の低いバーナーに改造している。
   本来は縦型に使うガス噴出孔を横に寝かせて延長したパイプの先端に燃焼器を取り付けてある。 



不完全燃焼の原因はこの延長パイプが細い(直径11mm)からかもしれない。
そこでちょと太目の直径13mmのパイプに変えてみることにした。



↓ 太いパイプを直角に曲げてロウ付けするのは結構難しい。



↓ 上は新しく作った太いパイプのもの。 下は昨日作ったもの。 直角部は直径7mmだから大分細い。




↓ これから燃焼テストをするところ。



↓ 昨日の燃焼状況よりは大分良い感じだ。 でもまだ不完全燃焼状態だ。




↓ ガスが噴出す力を大きくすれば空気も強く吹き込んで完全燃焼するかもしれない、というわけでガスの噴出孔を
   直径0.5mmに広げた。 ところがこれが大間違い、とんでもないことになった。



↓ 昨日よりもっと酷い不完全燃焼状態になってしまった・・・・・



試しにメーカーオリジナルの状態に組立てて燃焼させてみた。
これも酷い不完全燃焼だ。
よく考えてみれば当然のことだ。
不完全燃焼ということは燃料に対して必要な空気が不足しているということだ。
そこにガス噴出孔を大きくして送り出すガスを増やすんだからもっと不完全燃焼になるわけだ。
これはえらいことになった。
もし、改造が出来ないときはメーカーオリジナルのまま使おうと思っていたのに
それもできなくなってしまった。
何とか直さなくては!


↓ 0.5mmに拡大したガス噴出孔を0.2mmに直す。 先ずこの孔を塞がなくては・・・・



↓ 孔の開いた表面に0.2mm厚の真鍮板を半田付けした。 ロウ付けにしたかったけど、これから細いドリルで
   孔を開けるので柔らかい半田付けにした。 これが後でトラブルの倍返しにならなければいいのだが・・・・



↓ 0.2mmのドリルはとっても細い。 ちょっと力を掛け損なうと折れてしまう。
   2本とも折れてしまった。 これで1200円以上がパーだ。 



↓ 仕方が無いので0.3mmのドリルで孔を開けた。
  (表面に開いている孔は実際には裏側(下側)から表に向かってドリルを当てて開けた。)



↓ 何とか元に戻った。(0.2mmの孔なら完全燃焼しただろうか?)



↓ オリジナルの状態では完全燃焼になった。




延長パイプを横に伸ばすと不完全燃焼になるのか確認するために、
先ず、垂直方向にパイプを伸ばしてみた。
この状態では完全燃焼をしている。




パイプを上に伸ばす分には大丈夫らしい。
とすると、横に伸ばした分が悪さをするみたいだ。
なるべく短くして直角部分も最短にしてみよう。


↓ 水平部分はあまり短くは出来ない。(ボイラーの釜の半径よりは長くしないとまずい) 垂直部分を切り詰めた。



↓ 垂直部分を最短に切り詰めたときの燃焼状況。 若干不完全燃焼気味だが、今までよりは格段に良い。






↓ まだ、ボイラーも出来ないうちにハーフサイズのカセットボンベを買ってしまったよ。 気が早いなぁ・・・




あれこれ、試行錯誤を重ねて何とか完全燃焼には近づいたが火力は弱いように思われる・・・・・
だけどボンベからのガスはバーナーの噴出孔から噴出して空気と混ざり合ってパイプの中を通って
燃焼部に出て燃えている・・・・
ガスは途中でどこかへ漏れて消滅しているわけではないんだから、火力は同じだろう・・・
と、思うけどよくはわからない。
まぁ、いいか、どうでもいいから先へ行こう。

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