デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

鋸歯状波発生回路の点検

2019年05月20日 14時21分27秒 | 工作実習


2019/05/18(土曜日) 晴れ


バリキャップで発振周波数を変化させるUHF・VFOが出来上がった。
このVFOを局発(LOC)にしてUHF帯(320MHz付近)のエアーバンドを受信して
テストした結果はまずまずだった。
発振周波数はバリキャップに加える逆バイアス電圧を0V~17Vに変化させるた場合は
222MHz~385MHzの範囲を発振する。
このバリキャップに鋸歯状波の逆バイアス電圧を加えればスイープ発振器になるはずだ。

以前、こんな目的のために鋸歯状波発振回路を工作した。
当時はUHF発振回路は失敗ばかりでVHF発振回路でテストしていた。
2018年の10月頃のことだった。

その後UHF発振回路も何とか組み立ててやっとバリキャップ・UHF・VFOが出来上がったが
ここまではかなり時間がかかってしまった。
もう半年以上が過ぎていることになる。
鋸歯状波発振回路も正常に動くかどうか怪しいものだ。





やっぱりダメだ。 動作が不安定だ。
前のテストのときも思った通りの動きにはなっていなかった。
そこでもう一度問題点を洗い出した。

回路はデジタル回路用ユニバーサル基板2枚に組んである。 
それにカウンタをコントロールする数値をセットするスイッチ等を取り付けた基板が取り付けてあり、
それら基板を接続するワイヤーが張り巡らされていて点検はとても面倒だ。






端子に接続したワイヤーが外れかかっていた。
その他の配線もごちゃごちゃで汚くて点検もし難い。





一応カウンタ回路は動作するようになった・・・しかし問題が見つかった。



このカウンタ回路は指定したカウント数から計数を開始して設定したカウント数に達すると再び
指定したカウント数からカウントをし直すという動作を繰り返すようになっている。
これはカウンタからの出力で発生させる鋸歯状波の開始電圧(発振開始電圧)と最高電圧を制御
できるようにするための回路だ。
頭の中で考えたときはうまくいくはずだったんだけど実際に組んでみるとおかしな動作をしてしまう。
それを解決するにはロジックIC(2NAND 4回路)が1個必要になる。




しかし、この回路の基板にはICを取り付けるスペースがない。
他の基板にはスペースがあるが、ここに取り付けると基板間での配線が必要になり面倒だ。
何とか工夫してICを取り付けることにしよう。






コメント
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