2010/12/6 (月曜日) 晴れ
実習生が初めて作ったスチームエンジン。
何とか組み立てて、何とか調整して、やっとスムーズに回転するようになったのに、
体裁が良いように組み立て直したら動かなくなってしまった。
すべり弁が具合悪いのか? と、新しいすべり弁を作って取り替えてみた。
その結果、前よりはよく回るようになったが一秒間に10回転ぐらいし回らない。
そこで今日は新しいピストンを作って取り替えた。
このピストンには前々から考えていた新しい方法を試してみた。
↓ 外径3mm、内径2mmの真鍮パイプにダイスで3mmのネジを切った。
これでピストンをピストン棒に調整可能にして固定するのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/2d/28229e5807d93c52be2ac8111e5c5eab.jpg)
↓ ネジを切ったパイプをピストン棒に通してみる。 これを半田付けで固定する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/33/658f6e7436bbc56f5fd21bf7f315fbdb.jpg)
↓ ピストンには4mmの貫通穴を開けた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/9b/a93c5a3cd272846edc36eb7219ec4861.jpg)
↓ ネジ付きパイプをピストン棒にアルコールランプで熱して半付けして固定した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/71/14d55edbafe8466a7940ea163571cdfc.jpg)
↓ 新方式のピストン棒とピストン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/fb/480270fcc838e155bfa250059ce03eb3.jpg)
↓ 組み立てたピストンとピストン棒。 何でこんな面倒なことをするかっていうと、ピストン棒(太さ2mmのステンレス丸棒)に
こんなに長く(30mm以上)直接ネジを切るのはとても難しいと判ったからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ef/a824f68ed44d2c6eca26f7309dfcad98.jpg)
↓ 組み立てたピストンを治具を使って芯だし調整する。 しかし、この調整がとっても難しい。
ピストンの中心に棒をセットするの不可能だった。(いい加減なところで切り上げた。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/0f/77247f4a3af3fdbb54ed3b34f9d495a8.jpg)
↓ 悪戦苦闘してやっと作った新しいピストン。 ピストンに直接棒を立てるよりは芯が出てくれて
調整は楽だった。 だけどネジ部分が増えて重くなってしまったのはちょっとまずい。
(上の方のピストンは今まで取り付けてあったもの)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/7f/313d666f5e8967d5c3eb3ea86ea79c94.jpg)
↓ 新しいピストンを取り付けてテスト開始。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/96/f2ede49df7c7f1c01a2f00cd5827681f.jpg)
↓ スムーズに回転してくれた。 音も静かだ。 14.4回転/秒 を記録した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/39/7434c13077ec0b070850b6a6b6ae2271.jpg)
↓ 圧力チェッカーを外してボイラーから直接蒸気を加えてみた。 18.4回転/秒 がでた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/9a/aa73b1c31f9e226257f09da6fbc8d464.jpg)
↓ 最高は19.3回転/秒 だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/43/45dc4824cb1c3e2494bc9872b1e8457c.jpg)
前のエンジンでは1秒間に22回転以上を記録したこともあったが
今回は19.3回転が目いっぱいだ。
ちょっと残念だけど、長時間安定に回り続けるようにシリンダーと
ピストンの隙間を大きめにしたのだから仕方がない。
この成績でよしとしよう。
さぁ、明日はすべり弁やチューブをもちょっと体裁よく取り付けて完成させよう。
実習生が初めて作ったスチームエンジン。
何とか組み立てて、何とか調整して、やっとスムーズに回転するようになったのに、
体裁が良いように組み立て直したら動かなくなってしまった。
すべり弁が具合悪いのか? と、新しいすべり弁を作って取り替えてみた。
その結果、前よりはよく回るようになったが一秒間に10回転ぐらいし回らない。
そこで今日は新しいピストンを作って取り替えた。
このピストンには前々から考えていた新しい方法を試してみた。
↓ 外径3mm、内径2mmの真鍮パイプにダイスで3mmのネジを切った。
これでピストンをピストン棒に調整可能にして固定するのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/2d/28229e5807d93c52be2ac8111e5c5eab.jpg)
↓ ネジを切ったパイプをピストン棒に通してみる。 これを半田付けで固定する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/33/658f6e7436bbc56f5fd21bf7f315fbdb.jpg)
↓ ピストンには4mmの貫通穴を開けた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/9b/a93c5a3cd272846edc36eb7219ec4861.jpg)
↓ ネジ付きパイプをピストン棒にアルコールランプで熱して半付けして固定した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/71/14d55edbafe8466a7940ea163571cdfc.jpg)
↓ 新方式のピストン棒とピストン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/fb/480270fcc838e155bfa250059ce03eb3.jpg)
↓ 組み立てたピストンとピストン棒。 何でこんな面倒なことをするかっていうと、ピストン棒(太さ2mmのステンレス丸棒)に
こんなに長く(30mm以上)直接ネジを切るのはとても難しいと判ったからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ef/a824f68ed44d2c6eca26f7309dfcad98.jpg)
↓ 組み立てたピストンを治具を使って芯だし調整する。 しかし、この調整がとっても難しい。
ピストンの中心に棒をセットするの不可能だった。(いい加減なところで切り上げた。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/0f/77247f4a3af3fdbb54ed3b34f9d495a8.jpg)
↓ 悪戦苦闘してやっと作った新しいピストン。 ピストンに直接棒を立てるよりは芯が出てくれて
調整は楽だった。 だけどネジ部分が増えて重くなってしまったのはちょっとまずい。
(上の方のピストンは今まで取り付けてあったもの)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/7f/313d666f5e8967d5c3eb3ea86ea79c94.jpg)
↓ 新しいピストンを取り付けてテスト開始。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/96/f2ede49df7c7f1c01a2f00cd5827681f.jpg)
↓ スムーズに回転してくれた。 音も静かだ。 14.4回転/秒 を記録した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/39/7434c13077ec0b070850b6a6b6ae2271.jpg)
↓ 圧力チェッカーを外してボイラーから直接蒸気を加えてみた。 18.4回転/秒 がでた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/9a/aa73b1c31f9e226257f09da6fbc8d464.jpg)
↓ 最高は19.3回転/秒 だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/43/45dc4824cb1c3e2494bc9872b1e8457c.jpg)
前のエンジンでは1秒間に22回転以上を記録したこともあったが
今回は19.3回転が目いっぱいだ。
ちょっと残念だけど、長時間安定に回り続けるようにシリンダーと
ピストンの隙間を大きめにしたのだから仕方がない。
この成績でよしとしよう。
さぁ、明日はすべり弁やチューブをもちょっと体裁よく取り付けて完成させよう。