2010/11/9 (火曜日) 晴れ
注射器シリンダ・ピストンをアルミのシリンダ・ピストンに換えて
試作の模型スターリング・エンジンは秒10回転以上で回るように
なった。
秒10回の回転は相当速く感じられて、「回ってるなぁ!」と
実感するほどだ。
ただ、この回転は長くは続かず、せいぜい3分もすると回転数は
低くなりやがて停止してしまう。
原因は多分、シリンダとピストンの隙間が大きくてエネルギーを
持った空気が逃げてしまうからだろう。
そこで空気漏れを防ぐ方法を考えてみた。
1. ピストンを太くしてシリンダーに密着させる。
2・ ピストンを長くしてもれる空気の通り道の抵抗を増やす。
の二通りが思いついた。
そうなると何でも実習してみたくなるのが(工作)実習生の良いところだ。(悪いところかな?)
1のピストンを太くするのはなかなか容易ではない。(そういう材料が見つからない)
2のピストンを長くするっていうのはすぐにでも実行可能だ。
というわけで今日は長いピストンを作ってみた。
↓ ピストンになるアルミ棒を切り出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/d8/36150bad561779834b4b12a38bb9b77d.jpg)
↓ 新しく切り出したピストン。 厚さは30mm 現用のもの(10mm)の3倍の厚さだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/5f/68ff2b915629ffb5f4c40a1618f56b48.jpg)
↓ ピストンのセンター(中心)に穴が開けられるように慎重に芯だしを行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/5a/d9051965bd2a8c79d709298fbc4f3eba.jpg)
↓ ピストン面に直角に穴が開くように工夫した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/59/f5d9ef0d9eb5dd7e89eb53ab5ed7346d.jpg)
↓ ピストンを少しでも軽くしようと肉を削った。 手持ちの一番太いドリルは7mmなので
大して効果はないかも知れないけど・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/4f/f816f63e33a29074d31516edc4519d32.jpg)
↓ ピストン面にピストン棒を固定するネジを立てた。 タップが折れないように慎重に作業した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/2e/1535963a0ad4f4b579c0e87eec95d4c2.jpg)
↓ 新しく作った厚い(長い)ピストンとシリンダ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/20/bc0e191145d0cd7857b56ba47f5e1aa9.jpg)
ピストンの厚さ(長さ)が3倍になったのでシリンダーの中でスムーズに動くように
調整するのはとても難しかった。
(いい加減な手作りのため・・・(泣き))
でも、何とか調整ができて早速テストを始めた。
↓ 新しいピストンが出来てすぐテストしたときの画像。 高速で回転してくれたのでほっとした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/65/dbe7c8aa61e38bdab0e33e2830c23b55.jpg)
↓ 10回転/秒以上の回転数も出てくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/07/4128a13796089c500196f9e3fabdd6d5.jpg)
↓ 6分を過ぎても回転し続けている。 嬉しかった!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/7f/4d13b79bc95f1c6f50e598cceab43347.jpg)
初期テストは完璧だった。
そこで作業場所に戻って最終調整をして再度テストをしてみた。
↓ 10分以上も回転し続ける。 まだまだ回転しそうだけどこれでテストを終了した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a8/7baff9108173c93d67b8bff24131df8a.jpg)
この試作機は当初注射器(ガラス)をシリンダ、ピストンにしたので、
その摩擦(側圧)を少なくするために連接棒(コネクティングロッド?)を
長くしてある。
そのため取り付け台が長くて見た目がよくない。
今度はアルミシリンダー、ピストンなので(クロスヘッドもどきもあるし)
側圧による問題も無いはずだ。
連接棒をもう少し、短くして体裁をよくしよう。
そうしたらこの試作スターリングエンジン模型は完成だ。
注射器シリンダ・ピストンをアルミのシリンダ・ピストンに換えて
試作の模型スターリング・エンジンは秒10回転以上で回るように
なった。
秒10回の回転は相当速く感じられて、「回ってるなぁ!」と
実感するほどだ。
ただ、この回転は長くは続かず、せいぜい3分もすると回転数は
低くなりやがて停止してしまう。
原因は多分、シリンダとピストンの隙間が大きくてエネルギーを
持った空気が逃げてしまうからだろう。
そこで空気漏れを防ぐ方法を考えてみた。
1. ピストンを太くしてシリンダーに密着させる。
2・ ピストンを長くしてもれる空気の通り道の抵抗を増やす。
の二通りが思いついた。
そうなると何でも実習してみたくなるのが(工作)実習生の良いところだ。(悪いところかな?)
1のピストンを太くするのはなかなか容易ではない。(そういう材料が見つからない)
2のピストンを長くするっていうのはすぐにでも実行可能だ。
というわけで今日は長いピストンを作ってみた。
↓ ピストンになるアルミ棒を切り出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/d8/36150bad561779834b4b12a38bb9b77d.jpg)
↓ 新しく切り出したピストン。 厚さは30mm 現用のもの(10mm)の3倍の厚さだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/5f/68ff2b915629ffb5f4c40a1618f56b48.jpg)
↓ ピストンのセンター(中心)に穴が開けられるように慎重に芯だしを行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/5a/d9051965bd2a8c79d709298fbc4f3eba.jpg)
↓ ピストン面に直角に穴が開くように工夫した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/59/f5d9ef0d9eb5dd7e89eb53ab5ed7346d.jpg)
↓ ピストンを少しでも軽くしようと肉を削った。 手持ちの一番太いドリルは7mmなので
大して効果はないかも知れないけど・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/4f/f816f63e33a29074d31516edc4519d32.jpg)
↓ ピストン面にピストン棒を固定するネジを立てた。 タップが折れないように慎重に作業した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/2e/1535963a0ad4f4b579c0e87eec95d4c2.jpg)
↓ 新しく作った厚い(長い)ピストンとシリンダ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/20/bc0e191145d0cd7857b56ba47f5e1aa9.jpg)
ピストンの厚さ(長さ)が3倍になったのでシリンダーの中でスムーズに動くように
調整するのはとても難しかった。
(いい加減な手作りのため・・・(泣き))
でも、何とか調整ができて早速テストを始めた。
↓ 新しいピストンが出来てすぐテストしたときの画像。 高速で回転してくれたのでほっとした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/65/dbe7c8aa61e38bdab0e33e2830c23b55.jpg)
↓ 10回転/秒以上の回転数も出てくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/07/4128a13796089c500196f9e3fabdd6d5.jpg)
↓ 6分を過ぎても回転し続けている。 嬉しかった!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/7f/4d13b79bc95f1c6f50e598cceab43347.jpg)
初期テストは完璧だった。
そこで作業場所に戻って最終調整をして再度テストをしてみた。
↓ 10分以上も回転し続ける。 まだまだ回転しそうだけどこれでテストを終了した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a8/7baff9108173c93d67b8bff24131df8a.jpg)
この試作機は当初注射器(ガラス)をシリンダ、ピストンにしたので、
その摩擦(側圧)を少なくするために連接棒(コネクティングロッド?)を
長くしてある。
そのため取り付け台が長くて見た目がよくない。
今度はアルミシリンダー、ピストンなので(クロスヘッドもどきもあるし)
側圧による問題も無いはずだ。
連接棒をもう少し、短くして体裁をよくしよう。
そうしたらこの試作スターリングエンジン模型は完成だ。