48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

富士山一周125キロウォーキング 空手おじさん惨敗記 2

2019年05月01日 00時25分01秒 | 仮装100キロウォーキング大会
4月27日 金曜日 富士山一周125キロウォーキング 空手おじさん惨敗期!2

9時にスタート!
混雑を避けるために230名の参加者を4つに分け、5分毎の時間差スタートでした。私は最初の組でした。
「皆さん行ってきままあす!」
手を振って出発。
今回の大会、仮装は私一人です。っていうか、ウォーキング大会で仮装って少ないのか多いのかわかりません。先輩のボバフェットさんと、同じく九州のダースベーダー卿ぐらいしか、ネットで検索できません。仮装の常連さんは、他におられるのでしょうか?
スタートして富士宮商店街の歩道を歩きました。歩道に二列縦隊で速足前進です。
「速い!なにこれ?」
とにかく速い。皆さん速いのです。後ろからせっつかれ、前に追いつこうと頑張って歩きますが・・・時速5キロ以上は確実に出てると思う。信号で止まるので体感速度は5.3キロぐらい。かなり速いのだ。
「あかん、ついていくのがやっとだ」
このペースで30時間持つのか?
でも125キロを32時間制限だから、時間いっぱい使っても単純計算で時速3.91キロです。エイドごとに休憩・補給・トイレ・坂道峠道を考えると、時速4.5キロぐらいになるのか。後半はスピードが落ちるとすると、やはり前半は時速5キロは当然かもしれない。
以前出たウォーキング大会2つ(西尾市主催20キロ、伊勢志摩ツーデイ35キロ)はファミリーウォーキングでしたので、あの時の速さは参考にならん。
とにかくこのペースで行ってみよう。
このペース配分、大間違い(笑)。後で物凄く後悔する事になる。

商店街から郊外に出るのですが、やはり高原地帯なので緩やかな坂道が延々と続く。
幸いな事に、ここ数日続いてる左ひざの違和感が全然出ません。調子は良いのだ。膝は要注意なので、痛いという感じがしたら進むかどうか、その時点で考えるつもりです。
主催者の方が説明で言われていたのは、「リタイヤするならなるべくエイドでして下さい」との事。これはエイド間でリタイヤした場合、場所の特定に時間がかかるので、探すのに非常に苦労するらしい。
「早め早めに無理せず判断してリタイヤしてください」

マラソン大会でも35キロ地点からよく歩いてしまうのですが、あれよりも早いペース。歩くでも「早歩き」と言うべきものかもしれません。とにかく周りの人たちは、このペースで平気に歩いているのだ。遅い人が全然いない。
しんどいよう。
皆バケモンだ。

最初のコンビニに立ち寄り、大急ぎで軍手を買いました。手袋を忘れたのでその代用品です。寒くなると手の先が感覚無くなるのが常なので、これがあると助かるのだ。この軍手購入は大成功でした。

しかし皆さんの服装を観察しますと、大きく3つのグループに分けれますな。

中型のザックを背負って装備も万全な登山家出身のグループ。これが結構多い。
ポールを持って、帽子もツバ広帽子の方が多い。要は登山の装備と服装の延長が多いグループである。

もう一つはランナー出身のグループ。この方達は靴は名だたるジョギングシューズで(大体銘柄は分かります)、荷物も小型で身軽な人が多い。精悍な体型の方が多い。

3番目は・・・自信が無いけどウォーキング専門の人達。恰好から登山家ともランナーとも分別がつきませんでした。多分そうだと思う。
なるほど出身母体で服装が変わるかあ。

そうそう、もう一人いた。空手家出身(笑)。服装を見たら一発で分かる。
「何でこんな格好の奴がここに居るんだあ!」
という文句を言われるのではと覚悟してたのですが、誰にも言われなかった。
きっと頭のおかしな奴だと思われていたのであろう。キ〇ガイと刃物には・・・と言うではないか(笑)。

15分ほど歩くと、ぽつぽつ雨が降って来た。うわあやだなあ。
でも昼から晴れるらしいから、一時的なもんだろう。すぐ止むならカッパ着なくてもいいや。
この判断がまたもや間違い。
ちょっとづつですが雨足は強くなっていき、30分後我慢しきれず大型ごみ袋を出して被った。この30分間でかなり濡れてしまいました。
しかも空手着なので重い事重い事。「1キロ分は吸ってるなあ」
もっと早く来ておけばよかったー!
しかしながらそう思っていたのは私だけでなく、多くの方も時間が経ってから着ております。皆さん私と同じように、「一時的な雨」と思っていたようです。
この時ビニールを被ったのは良いのですが、帽子を被り忘れてしまい、頭はずぶ濡れ。頭からしたたり流れる水が、首を伝わって道着に染み込んでいきます。今更雨が強くなってる中で、帽子を取り出すのがめんどくさいので、第1エイドまで残り1時間、頭が濡れっぱなしであった。
さぶいよう、冷たいよう。
第1エイド(11キロ地点)に到着した時の私です。ここは「白糸の滝」で有名なんですが、参加者はだれも見向きません(笑)。観光なんてしてる暇がない(笑)。
トイレを済ませ、水分を補給し、帽子を被って準備完了。
隣の若いお兄さん2人組に、「どれくらいで止みますかねえ」と聞いたところ、スマホで雲の状態を見ていたらしく、「30分後くらいかも」との事でした。
ずぶ濡れになったけど、
「何だ30分かあ。それなら少し待ってみようかな?どうしようかな?」
私達を奇異な目で見る観光客の視線にさらされながら、3~4分迷いましたが、やっぱり出発する事にしました。
男なら飛び出さんかい!

と決心して雨の中を飛び出したものの、激しく動いたのでビニール袋の首の部分が伸びてしまい、肩が半分雨に濡れてしまうようになった。
しまった!ビニールテープで補強するの忘れとった!
マラソン大会でゴミ袋を使用する時は、必ず首と腕の穴を透明幅広テープで補強しております。そうしないと伸びてガバガバになるのだ。
そして120リットルのゴミ袋はガバガバになってしまった。アチャー!
キャップ帽子を被って眼鏡には雨がかからないようになったが、帽子から首筋を流れて、容赦なく雨具の中の空手着に流れ込んでいく。キャップ帽失敗だ。普通のツバ広帽子にすれば良かった。ああああ後悔。
何事も経験である。今回の経験を次回に生かせば・・・って目の前の大会はどうなるんだ?これを完走して生還しなければ、意味がありません。
しかも霧も出てきて、遠くが見えにくくなって来た。本格的に降ってるやんかー!
気象庁の嘘つき!・・・と言いたいところですが、登山やってた私に言わせれば、「山の天気は変わりやすいので自己責任」である。
山を甘く見てはいかん!
100キロウォーキングを甘く見てはいかん!
・・・すいません、甘く見てました・・・。

次号予告、「低体温症VS空手おじさん」

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