48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

自転車野宿は雨であった

2022年04月06日 05時19分55秒 | 自転車キャンプ・野宿
4月2~3日 土~日曜日 自転車野宿は雨であった

前から野宿したかった、愛知県田原市赤羽根の西世古という遠州灘の海岸があります。渥美半島を自転車で一周してる時に、偶然自転車道を走ってて見つけた、ものすごく景色の良い海岸でして、見た瞬間、
「ここで野宿してえ!」
と心の中で叫んでしまったぐらい。1泊2日の自転車旅行で行ってみました。
自宅から自転車で出発し、土曜の午前中は蒲郡でお仕事。それが終わってからラグーナのヨットハーバーで昼飯です。あああああ、ビール飲みたい。でも自転車だから飲めない。
雲が多いけど晴れた天気。良い日和です。
自転車野宿はホント久しぶりです。結婚前はよく一人でやってたんですが、8年前に御前崎に中学2年生だった息子を連れて言った記憶があります。
確かこのブログにも書いてたなあ。あの息子も21歳になって社会人、感慨深いものがあります。
さて昔ほど体力が無く膝も怖いので、豊橋から田原まで豊橋鉄道のサイクルトレインを使いました。何と分解して輪行バックに詰めなくても、100円払えば自転車そのものを電車に乗せれるのです(ただし曜日と時間帯による)。こりゃあ楽だ。
電車内の自転車は私だけ。閑散としてます。
豊橋鉄道のサイクルトレインを初めて使ったのは、9年前に息子と伊勢志摩の実家に自転車で帰った時です。帰り道は鳥羽からフェリーで伊良子まで来て、途中豊橋鉄道を使ったのが初めて。これもまた懐かしい。
年取ると思い出に浸る時間が多くなりますな。ジジイになった証拠。
田原市内のスーパーで晩飯朝飯を買い、駅から12キロ先の野営地に到着したのは、夕方4時位でした。急に曇ってきた。天気は大丈夫かな・
野営地で気が付いた。風が強くて焚火が出来ん。
海岸で流木を拾って焚火をするという、一つの夢があったので、焚火台(約2キロ)・着火剤・木炭・炭壺(回収用)・トング・網、総計5〜6キロを持ってきたのですが、ぜ〜んぶ無駄になった。
考えたら海岸って海風が強いから、焚火が出来る可能性って少ない。最初からやめておけば良かった。

仕方が無い、飯でも食べて酒を飲もう。
お寿司とラーメンで酒を飲んで、椅子に座って海を見てたら雨が降り出した。

降水確率40%だから、ポツポツぐらいだろう。と思ってる間にガンガン降ってきた。あちゃー!
大急ぎで濡れてはいけない物をテントにしまい込む。結局テント設営後に、海を眺めて酒を飲めたのは30分だけ。
その後は風は止んだものの大雨大雨大雨。
「降水確率40%じゃなくて100%ではないかー!気象庁の嘘つき」
トイレに出るだけでもずぶ濡れである。
あっ、トイレはですね、小は申し訳ないんですけど立〇ションでした。大は外でしたものをトングでビニール袋に入れ、凝固剤を放り込み、ビニールで3重にぐるぐる巻きにし、ゴミとして持って帰りました。
そのまま燃えるゴミとしても出せるのですが、裏の畑でチェーンソー用の混合燃料をぶっかけ、灰にまでしてしまいます。
これぞ究極のエコ!
と偉そうに書いてますが、犬のフンの回収と全然変わらんではないか。

雨がやまない。外に出れない。しくしく。
持ってきた文庫本、
「旅々オートバイ」素樹文生 新潮文庫
を読む。この本は大昔バイクであちこちツーリングしてた時代に買い、何度も読み返してる。
仕事を辞め、荷物を処分し、下宿を引き払い、バイクに積める必要最小限のもので、旅をしながら生きていく。
私にはそんな勇気は無いけど、若い頃からそういう生活に憧れてました。今やってるのは、そのプチ真似事です。

暇なので、本を読んだり将棋をしたり酒飲んで寝たり、明け方までダラダラ過ごす。時々トイレ(笑)。
雨雲レーダ—だと午前11時には小雨になるらしい。ホンマかいな。
と思ってたら、11時には雨がぴたりとやんだ。おおおお、雨雲レーダー凄いではないか!さすがは気象庁!
注:昨日と言ってる事が違う。
降水確率は、15時過ぎから再び70%になるというので、大急ぎで撤収作業に入った。4〜5時間が勝負である。
飯を食い雨と砂まみれの寝袋・テント・マットなどをパッキング。もう全身雨水が染み込んで砂まみれである。本当の浮浪者みたいになってしまいました。
帰りも豊橋鉄道のサイクルトレインを使いましたが、豊橋駅で改札のお兄さんから、
「あれ?昨日も利用されてましたね。おかえりなさい」
と声を掛けられてしまいました。わははは、ちょっと気恥しい。サイクルトレイン最高です。

帰り道で見かけた桜並木です。人がいない場所の桜ってのは美しい!
2日前に漆黒の闇の中で花見をしましたが、「花が見えない花見(笑)」でしたので、今日は正真正銘の花見。
太平洋岸と違って三河湾内は雨も降りそうにないので、この場所に椅子出して、カップラーメンとノンアルで乾杯です。

今回の自転車野宿は、来月に予定しているビワイチ(琵琶湖一周)の予行練習です。ビワイチは全長180〜200kmを野宿で2日間に分けて走る予定。
今回の自転車野宿で、必要な装備・不要なモノ・衣服等を考えるのに、良い体験をしました。
「雨が降らない」という判断でカッパを持ってこなかったのですが、これは失敗。天候は急に変わる。
コンロと燃料・鍋一式は持とうか持たないかで悩んでます。ぜ〜んぶコンビニと外食で済ますのも、何だか味気ない。
「コーヒーぐらい飲みたいなあ」
でもそのために荷物が格段に大きくなる。うーむうーむ悩む。
夜は寒いので、万が一の時のために、嵩張らないヒートテック上下は必要です。
今回の走行距離は、一日あたり55キロ、2日間で110キロでした。
西尾から蒲郡までは峠越えでしたのですが、懸念していた「膝への影響」も皆無でした。
琵琶湖は一部を除いて超平坦なので、多分大丈夫だと思います。明日からはコースの研究をしようと思う。

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