48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

空手団体の内紛・不祥事は、柔道の比ではない

2013年09月19日 00時10分35秒 | 空手
アバラを痛め練習禁止令(?)が出たので、空いた時間で本を読んでいる。この間の「七帝柔道記」に続いて、格闘技関係の分厚い本を買ってしまった。
今回は小説ではない。ノンフェクションです。
「大山倍達の遺言」小島一志・塚本佳子 新潮社、
大山倍達死後の極真の分裂騒動を、関係者に取材して時系列的に解説したもの。
凄いです。
嫉妬・金銭欲・名誉欲・出世欲・性欲・・・武道は欲望の塊になってしまった。
武道家が人格者であるという事は絶対ありません。関係無いです。
しかしびっくりしました。遺言を巡る騒動、商標権を巡る騒動、不倫騒動、会館占拠事件(学生運動かあ、笑)・・・こんな事もあったんですね。
極真関係者からは、「本の内容が不正確だ!」「不公平だ!」という声が上がると思いますが、話半分でも凄い。

そこまで酷くはないのですが、私もそういうのを身近で見て来たので、凄く納得できるものがあります。
昔は極真の分裂騒動を、対岸から高見の見物をしてまして、
「凄いなあ、うちには関係ないわあ」
なんて言ってたんですが、まさか自分も御家騒動を経験するとは思ってもみませんでした。あっ、これは私の経験してきた流派の話です(笑)。
お世話になった関係者も多数おられるので詳しく書けませんが、私が個人的に経験した事を述べると、
「多分このままだと俺も破門だなあ (笑)」と思い、
「んじゃあ破門は癪に障るから、先に退会してしまえ」と、退会届書いて送りつけた(笑)。
2年前の事です。うはははー!

結局、極真は大山倍達が作って、大山倍達で終わっちゃったんですね。
この本を読むと、空手を辞めちゃった人とか、極真を辞めて仲間内で細々と空手をやってる人もいるみたいです。
極真という看板にこだわる事無く、闘争に嫌気がさして辞めて行く人達(支部長)が一番まともです。一般の練習生にとってはどうでもいい事であり、迷惑な事でもあります。

柔道界も上の方で不祥事がありますが、空手はその数十倍ありますね(←これ事実、しかもえげつない)。タイトルはそういう意味です。だからと言って、柔道の不祥事を是とはしませんが。

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コメント (8)
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