すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

雲をつかむ?一般質問

2010年12月13日 | 社協

 議会での一般質問は無事?何事もなく終了でした。「着服事件の影響は」と題した質問で、井口市長の言葉からは最後まで元職員を告訴するとは言いませんでした。

 多方面にわたり質問をしました。市長としての考え方や今後の対応についてですが、説明責任は市長(岩沼市共同募金委員会)にあらずという言葉だけでした。

 この言動に遺憾さを感じます。遺憾とは残念だとか思い通りにならないとあります。政治家が「極めて遺憾」などと口にしますが、これは直訳すると極めて思い通りにならず残念となるのです。

 しかし本当の意味は、政治家がよく使う似非(えせ)用語です。自分が起したことではないので法的に問題ないことから、相手に対し残念でした。と言う意味です。要するに自己責任回避の政治家の常套手段用語なのです。

 市長からすれば、「別な組織であり」とか「個々具体的に申し上げられない」と逃げられたようなものです。ついには「私がどうのこうのと言いませんが、、、」雲をつかむような一般質問だったと思いました。

 今回の一般質問で想定外は、沼田議長からの「通告外」発言がなかったことです。一般質問は事前に通告し、通告に沿って質問していきます。なのに募金委員会は、別組織だからと質問を切られるのが通常なのです。

 募金委員会や社協は市の外郭団体ですから、質問対象にならないのです。質問中に脱線し募金委員会などは質問外の対象です。これって分かりづらいですよね!

 募金委員会の質問は対象外でしたが、今日はどんどん質問させて頂きました。議長が私の見方を変えたのか(まさか!)たぶん、傍聴者が20人も居たからではないかと考えます。

 傍聴者は質問者の身方です。チカラになります感謝、感謝です。多くの傍聴者が居たことは市民にとっても関心が高いということです。議員になって多い傍聴者でした。

 募金委員会の会長である井口市長に、社協の会長と共に告訴しては、と質問しました。が、それは社協のやること、と常套手段で自己責任回避です。

 こんな対応じゃいつまで経っても信頼回復など無いでしょうね。社協一人が悪者で募金委員会の会長は知らぬ存ぜぬで貫き通しました。(ある意味ご立派ですけど)

 昼食時、社協会長の鎌田会長が食堂にいらっしゃいました。「打ち合わせで」と言ってましたが議会傍聴していたのでしょうね。もうすぐ告訴をすると、にこにこ顔でご自分の社協論を展開されておりました。

 笑顔の似合う社協会長は、これからも頑張るって。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする