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社協へ指定管理は反対

2010年12月16日 | 市政・市制・市勢

 今日も河北新報に社協の記事が載っていました。これで13回目の掲載です。しかも上段に掲載され、やっと告訴をしました。何故こんなに長引いたか不明です。

 (私なりの考えですが)理事会の決定から1ヶ月半もかかり、市民に十分な説明もせずに募金活動に入ったことが新聞に掲載されることになったのでしょう。

 告訴されたからには大切な募金の行方など、真実を明かしてほしいのです。1日も早い信頼回復を、と市長も言ってましたから募金活動の信頼性を取り戻さなければなりません。

 今日は12月議会最終日です。社協への指定管理者指定については否決しました。21件の議案と1件の副市長の選任同意に、1件の意見書を議決しました。

 意見書は共産党渡辺ふさ子議員が提出したものです。「環太平洋戦略的経済連携(TPP)に国民的な議論と合意がないまま拙速に参加することに反対する意見書」

 TPPは以前(11/3)ブログに書いてますが、参加することも視野に議論すべきです。TPPが全て悪いような事を言われますが、議論もせずに不参加を決め込むことは良くないと思います。

 この意見書は岩沼市議会として、内閣総理大臣など関係閣僚に書類を送付します。市議会で議論していないものをTPPに反対とは片腹痛しです。当然反対したが、これは私と渡辺真多議員だけでした。

 社協に岩沼市から指定管理者に指定し、5年間は委託をすることの議案です。議案69号は「老人福祉センター千寿荘」を指定管理に指定するものです。

 議案70号は「デイサービスセンターたけくま」と「デイサービスセンターさとのもり」をそれぞれ指定管理に指定するものでした。その内「さとのもり」は社協に依頼するものでした。2件とも私一人の反対です。

 反対理由は「岩沼市共同募金委員会の杜撰な組織が責任も取らず、岩沼市社会福祉協議会に責任を押しつけている状態です。社協は市民に着服の説明責任を果たしていない。このような状況で市民理解を得られないのに、市は指定管理者に選定してくること自体、不信感を覚える。一生懸命働いている職員には申し訳ないが反対する」

 この議案には直接的に共同募金委員会は関係ありません。しかし、15日に一般質問した際、募金委員会の会長でもある井口市長に刑事告訴の意思はありませんでした。

 私達の善意の募金をどのように考えているか、あまりにも無責任ではなかったか、全く理解できません。タイミングを見計らったのか、社協が告訴をやっとしたのです。

 私一人だけが反対したことは、職員には申し訳ないのですが、少しでも風通しの良い社協になってくれればと思います。社協が告訴をしたことの意義は大きいのです。

 県内に不祥事が広がり募金に対する不信感を大きくしてしまったことは、岩沼市も深い反省して頂きたいと思っています。でも、また新聞に載るでしょうね!

 それにしても人の所為にするのが好きな市長です。

コメント (11)
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