湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

ヒラメ

2007年12月17日 | 日常生活
 空気圧ってかなり重要だと気づかされている今日この頃。学生の頃は必須のはずのフロアポンプを持っていなくて、いつもインフレーターで適当にやっていたのですが、ロードに乗る機会が多い今となっては信じられないことでございます。ランドナーの場合はそんなに高圧にする必要がなかったのでなんとかなっていましたけど。

 今僕が使っているフロアポンプはパナレーサーのハイパフォーマンスポンプというもの。ハイパフォーマンスというフレーズがあるにもかかわらず、スポーツサイクルの空気圧管理に必要最低限の機能を備えた云々という説明をどこかで読んだことがありますが、まぁそういう空気入れです。その空気入れのポンプヘッドの調子が最近悪くて(多分パッキンがいかれたのだと思います)、7気圧以上になるとポンプヘッドがスポン!と威勢の良い音をたててすっぽ抜けるという事態が頻出していました。

 これは困ったということでまず考えたのが新しい空気入れの購入。でも調べてみるとポンプヘッドとホースのセットが900円くらいで買えるようだったのでとりあえずそれを注文しようと思ったのですが、そこで思い出したのが以前プロショップで使わせてもらって抜群の威力が感じられたヒラメ。そのときはフロアポンプもシリカの高級品だったのでヒラメだけのせいではなかったのでしょうが、ロスなくしっかり空気が充填されていく感触に少し感動したことを今でも良く覚えています。ということでこの機会にということで購入してしまいました。ヒラメ。で、届いた本日さっそくホースの先を切って取り付けて試してみたのですが、元々の空気入れの性能が“必要最低限”だからかプロショップで味わったほどの感動はなかったのですが、確実に今までよりしっかりと空気が入っていきます。

 空気圧に関しては去年ちょっとした機会にプレッシャーゲージを購入するまではかなり適当でした。でもプレッシャーゲージで確認して空気圧を調整すると、鈍感な僕でも確かに違いを感じるのです。たとえばロードで表ヤビツなんかに行ったりすると、ある空気圧では蓑毛のあのボコボコ道の下りでものすごくストレスを感じるのに、ある空気圧ではきれいな舗装の部分でもべたつく感じがなくまたボコボコ道でもそんなにストレスを感じないということがありました。また舗装路のアプローチが長いからとMTBのタイヤを少し高圧にしたら、タイヤそれ自身の衝撃ですっかり疲れ果ててしまったということもありました。なので最近はより快適にストレスなく乗るために以前より確実に空気圧に気を使うようになっています。

 ヒラメやプレッシャーゲージってすごく専門的なアクセサリーという気がしていたのですが、乗り心地にダイレクトに影響を与えうるこういうものこそしっかり持っていたほうがいいのかなと最近思います。年齢的にも若い頃は感じなかったストレスをしっかり感じてしまうということがあるような気もするので。あまり僕はコレ買ったアレ買った的なエントリーってしないのですが、プレッシャーゲージやヒラメなんかは購入してみてこれは買って良かったなぁとしみじみ感じさせられるものだったりします。 



 ところでヒラメ購入と同時に専用のホースバンドも購入したのですが、ホースに先にヒラメを押し込んだら抜けなくなってしまい、ホースバンドを取り付けることができなくなってしまいまいした。というわけで、ヒラメの固定はタイラップで。タイラップで全然問題ないよと知り合いに言われてはいたのですが、やはり専用のホースバンドでと思ったのに。あいかわらずどこか抜けています。