その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

あがめしょっぱいぴぃ~

2023-07-09 11:15:07 | 転職

一面を埋め尽した花々は『圧巻』だった…

「圧巻」という言葉を調べていたら、この場合の「巻」は、中国官吏登用試験「科挙」の答案のことであり、最も優れた答案を一番上に置いたという故事から、書物の中で一番優れた詩文を指すようになり、転じて、全体の中で最も優れた部分も「圧巻」というようになったらしい。したがって、「圧巻の演技」もやや誤用のようであり、冒頭のように景色が『圧巻』ということはないようである^^;
良いのよいいのよ、今まで「最も優れた答案用紙」など書いたこともない『おやじぃ』であるから、『あがめしょっぱいぴぃ~!(方言)』である。標準語であれば「あっかんべぇ~!」というところかなぁ…『圧巻』という誤用と「あっかんべぇ」の「あっかん」を掛けただけの言葉遊びをしております。
はて、「あっかんべぇ」の「あっかん」は、下まぶた裏を見せる仕草から「赤目」が転じたという説もあり、方言の『あがめ(赤目)しょっぱいぴぃ~!』の方が、原義に近い?それが何故『しょっぱい(塩辛い)』のか?擬音であろう『ぴぃ~!』が付いたのかなんて意味不明である…今時のお子ちゃまは、決して使わないし、茶目っ気たっぷりに『おやじぃ』が使ったとしても若者にキョトンとされるだろうし、第一可愛いくないのである(笑)


カンパチとブリは違うお魚なのねぇ…

さて、元々はネタに困って、『分際』とか『わきまえる(弁える)』という言葉が浮かんで調べていたのだけれど、いずれも『身の程』という言葉に行きつき、はて、我が『身の程』とは如何ばかりのものかなどと考えていただけなのでありますけれどねぇ…。
はてさて、学生時代に仲間と居酒屋で飲んでいたら、どこからともなく「(仕送りで暮らす)学生の分際で…。」というサラリーマンの批判めいた声が聞こえてきた。こちらも「バイト代で飲んで何が悪い。サラリーマンだって学生の成れの果てだろうが…。」などとコソコソ漏らすのだが、ケンカには発展しない…あくまで、『どこからともなく』というヒソヒソ話であって、ケンカをする意思などないのだから。(お互い弱っちいしねぇ^^;)『分際』ねぇ…『子ども』『女』etc.に軽蔑的に向けられる言葉かなぁ?いわゆる『上から目線』『同調圧力』とも取れますが、それを語る人は、それなりの成果(出世)を上げている人ではあろうけれど、今なら口にした途端『叩かれる』に違いない。
「無職のジジィの分際で毎晩、刺身で飲みやがって!」…こんなヒソヒソ話が聞こえて来たなら大声で応えてやろう…『あがめしょっぱいぴぃ~!お尻ぺんぺん猿のけつ。お猿のけっつまっかっか!』(まったく意味不明)いかん、子どもの頃と違って、逃げ足も衰えていることを忘れていた(笑)

コメント
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