その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

おそれ、うやまう…

2023-07-16 08:20:04 | 転職

何とか「前夜祭」も無事終了して…

「たかまのはらに、かみづまります…あまつかみ、くにつかみ、やおよろずのかみたちともに…」拝殿で宮司が奏上する「大祓詞(おおはらえし)」を低頭しながら言葉を追い掛けておりますが、意味不明…お経と同じで、訳が分らない方が『ありがたい』のかも知れない^^;
そもそも「例大祭」は本日(昼祭り)であって、「前夜祭(イベント)」をお祭りと誤認しているのだから、『神霊』をお招きするなどという『配慮』はどこか欠落しているようであります。それでも、集落で早朝に集まり、神社の清掃と飾り付けを終えて、夜には子ども連れで参拝していただけたから、『神様の力』はあなどれない…『御神体は長さ三尺(六尺?)の絵巻物』などという言い伝えも聞いたことはあるのだけれど、その存在はもう誰も知らないのでありますよ。
熱心な『仏教徒』でもなく、ましてや『神様の存在』を信じている訳でもない。それでも護り、頭を下げるのは、心の奥底に『畏れるべきものの存在』があるのかも知れないなぁ…折しも、秋田県内での大雨による災害の報があり、この世の中には、人間の力では如何ともし難い『生存を脅かすもの』がある。神仏の存在を信じていなくても、こうした『畏敬の念』を失ってはいけないとだけは感じている『おやじぃ』であります。


『猫神さま』じゃ~^^;

さて、神仏の存在は別にして、『自分が今ここにあること』にも素直に感謝したい。退職前は、思いもしなかった同居猫『シロ♀』との出会いもまたひとつ。彼女の母親であるノラ猫の『ジーコさん♀』には、子育てについて色々教えられたものである。(残念ながら、『おやじぃ』の子育て期間には間に合わなかったのが残念ではあるけれど^^;)
はてさて、生産組合の「御神酒」を手に、とぼとぼと歩いていると、どちらのお宅にも『屋敷神』が祀られていることに改めて気が付く。(『おやじぃ』の家は、別の市町村からのJターン組であるから、『屋敷神』は祀っていない。)少なくても米沢上杉藩の系譜を継ぐ家々だから、ご先祖さまが祀ったに違いない。『神仏を護る』『家を守る』ということが、最近、とみに厄介だと思い始めている『おやじぃ』であるから、ひとつの『厄介』からは逃れられているとも思っているのだけれど…。『人を守って』きてくれたはずの『神様』も、その『神様』を護る人(人口)が少なくなっているのでありますよ。時代の流れに合わせた『護り方』も考えていかなければいけないかも…少なくとも、『おやじぃ』が『畏れて』いるのは、生身の人間の方かも知れないけれど(笑)

コメント
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