
朝のホットコーヒーが恋しい季節になりました…
明日の土曜日は山形市でも37℃予想(ウエェェェ…)…日中にホットコーヒーを飲もうなどと言う気分にはなりませんが、朝方はタオルケットを掛けていても肌寒さを感じる、お盆過ぎの気候となりました。FBを覗いていたら、オラが在所(高畠町)特産のブドウ(デラウエア)が干ばつのために果実が萎れた画像が公開されていたり、我が農園においても自慢のホワイトコーン(第3弾)も水(雨)不足でトウモロコシ自体の登熟が今ひとつ…給水パイプを持ち出して水遣りをしようかと何度も思ったのでありますが、結局のところ暑さに負けました^^;
緑色のパッケージの「メリタ」か、赤いチェック柄の「カリタ」か?学生時代は、メリタ製のドリッパーを愛用していましたが、オートキャンプで荷物を軽くしようと思うと、今は小型、三つ穴の「カリタ」を愛用しております。今じゃねぇ、わざわざ喫茶店に入らなくても、セブンカフェや高速SAで挽き立てのレギュラーコーヒーが飲めるじゃないか…それでもねぇ、お気に入りの場所(風景)で自分で淹れる『イレギュラーコーヒー』…これが「ゆとり」という贅沢でありますよ(笑)
今日も稲穂を眺めながら一杯^^;
さて、昨日、このブログで全農山形の令和7年産米の概算金を2万6千円ほどと書きましたが、『おやじぃ』が作付けしている「はえぬき1等米」で2万8千円の提示でした。(県のイチ押し「つや姫1等米」で3万1千円)…昨年当初の提示概算金は1万6千5百円でしたから、一気に1万円以上上昇したことになります。(現在の令和6年産米の途中精算金額は2万4千5百円となっております。)この価格で維持されるなら農家は『えびす顔』というところですが、場合によって売れ行き不振の場合は、あくまで概算金ですから値下がりする場合もある。(とは言え、相対取引なので恐らく値下がりすることはないだろうなぁ…。)これってさぁ、良いこと尽くめのように見えますけれど、小規模な市中集荷業者は資金調達のために苦労しているに違いないのである。『オラだの農協』にしたって、農家の所得補償のため(大義名分はね^^;)と言いつつ、自分のところに米が集まらないから上げざるを得ないというのが本音ではないかと邪推する『おやじぃ』であります。これでは『小泉の薄い大臣(誤変換:農水大臣)』が働きかけたとしても消費者米価は下がらないだろうねぇ…備蓄米を放出しきってしまったら次の手はどうなさるんでしょう?『貧乏人はうどん、パン・パスタを食べればいいじゃない。』なんて、マリ―・クリステルさんが発言したらウケるけど、この値上がり幅はやはり異常だわ…大体ねぇ、我が在所ではお米の取れ高なんて、少なく見積もっても10a当たり10俵と算段すれば、大きな災害でもない限り外れませんから…。
『師匠♀』はお米を食べませんけれど…
アンダねぇ、昔の飼い猫は『仏さまのご飯(冷や飯)』に『干し子(煮干し)』でご馳走だったのよ^^; ネコさえご飯を食べない…いわんや人もご飯の消費量が減っている、人口さえも減っているのにどうして米が不足するのよ?「減反は農家の自主性に任せている。」…なるほど、で減反しないと補助金が出ないのは何故(笑) 現在、オラが在所の高畠町でも43.5%の転作率である…これを来年から田んぼに戻せと言われても「無理だね!」…農水省は『田畑輪換』などと夢物語を説いておりますが、これは灌漑設備や排水設備が整った田んぼで出来ることであって、転作は主に用水事情の悪い所を中心に行われて来たから直ぐに戻せと言われても無理なんよ。『おやじぃ』も親父が休耕していた田んぼを一度戻したことがあるけれど、戻した年は『湧き上り(それまでの雑草の腐敗)』でイネは根腐れを起して散々な思いをした経験がある^^; 毎年、同じ場所に作付けし、同じだけの収量を上げているはずなのに何で米が不足するのよ?(全国的な規模ですから『おやじぃ』にも想像がつかないのでありますよ。)
ナツズイセンの花言葉「貴女のために何でもします」
はてさて、「米が余れば米価が下がる。」という掛け声で強いられてきた減反政策ではあるけれど、確かに農家を守るための政策ではあるけれど、消費者には目を向けてこなかったという現実もある。この程度の価格なら消費者は買ってくれると高を括っていた感もある。『貧乏人』は『二番米(LL網でふるい落とした米をL網、M網で再度粒の小さな米を拾いあげる)』を食べていれば良いのである…スーパーのお徳用米なんざぁ、みんなこの手だべぇ…と農家サイドの集荷業者に対する悪口^^; 農水省作況統計はM網で調整した米も買い入れ対象としていたけれど、集荷業者は品質確保を理由に、LL網調整米しか買い入れないのよ…それで屑米として集荷した米をM網で再度調整し直して安く流しているんじゃないかい?という農家側の邪推である。日本の商い(商品)というものは信頼関係で成り立っていたと思うのだけれど、『お金のためなら何でもします。』という姿勢が今に至っているんじゃないのかね?
「敵は本能寺にあり!」…織田信長の家臣「明智光秀」は裏切者の烙印を押されたままであるけれど、今では絶対多数であるはずの「消費者」を裏切っているのは一体どこなのでありましょうかねぇ…自ずと見えてきませんか(笑)
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