その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

さくら隊員の反抗(犯行)

2015-01-19 12:05:47 | 暮らし

今朝は、ペペロンチーノにコンポートを添えて…

外は吹雪…『第2サティアン・テラス』は、隙間から吹き込んだ雪で真っ白であります。トーストと紅茶でエネルギーを軽く補填し、除雪車の到来を待つ夜明けであります。気持ちも萎えかける吹雪の中、取り敢えず『ロイヤルロード』の除雪を試みますが、吹き溜りが深く、遂に除雪機械が立ち往生してしまいました。クラッチに雪が噛んでしまったのか、前にも後ろにもビクとも動かないのであります。ガ~ン!!!故障? 立ち往生すること10分…蹴飛ばしたり揺すったり…強引な心肺蘇生術ではありますが、旧式の除雪機械は何とか息を吹き返しましたよ^^;
吹雪の中の除雪で冷えた身体を温めるにはガッツリ朝食を…今朝は、残りベーコンとテラスで雪を被ったセロリを刻んで、ペペロンチーノに挑戦しました。自家製のニンニクと唐辛子を使って内側から身体を温めましょう。デザートには、リンゴのコンポートをお付けしてみましたけど…。


福島駅攻略を思案する『さくら隊員』ではあったが…

朝風呂帰りの友人『ノロ社長』がやって来て、いつもの『イレギュラーコーヒー』で新ビジネスの打ち合せ…結局、戦略会議は夕方飲むことで決着するのでありますが、ストーブの薪も乏しいことから、吹雪の中を量販店に端材を仕入れに行く『夢屋国王』であります。
土のう袋詰め放題で108円…煙突にススが溜まることを覚悟で、お安い外材端材に手にしてほくそ笑む『夢屋国王』でありましたが…スマホ着信…長男『ポン太郎君』が東京に帰るのですが、頼みの山形新幹線が区間運休とのこと…恐らく、峠駅付近の吹き溜りで電車も運休を余儀なくされたのでしょう。往復2時間の峠越え、家族総出で『ポン太郎君』を福島駅まで送ることになりました。
「え"~!さくらも行くんかい?」(国王)
「当然です。」(さくら&オッカー&『有季菜先生』)
「あの~。君はほら、車に揺られるとアレでしょう…アレ!」(国王)
福島駅前は、雪こそ降っていないが風が冷たい。残念ながら家族といえども『さくら隊員』は「犬」だから駅構内には入れません。結局、『夢屋国王』と『さくら隊員』は外で待たされることになるのですが…雪道でいい塩梅にお腹を揺すられ、新天地「福島駅」に立てば、『さくら隊員』は勝手に侵略攻撃を始めるのであります。クルクルクル…「アチャ~やっぱり…どうか硬いのでお願いします…ウワァ~こんな時に限って柔らかい↓ 何で飼い主でもないお父さんが、あんだの尻拭いをせにゃならんのよぉ~↓↓↓」


朝の吹雪が嘘のように、穏やかに暮れて行きます。

こうして「福島駅」攻略に成功した『さくら隊員』は御満悦…『夢屋国王』は、いつの間にか彼女の下僕となっているのでありますよ^^;
夕刻、『第2サティアン』に帰りつけば、『ノロ社長』と『貧乏父さん(H.N.)』は、既に宴を始めております。今夜はおでんとスルメイカの一夜干し…気が付けば、西の空に宵の明星がキラリ…『さくら隊員』の犯行を他所に、『夢屋王国』は穏やかに暮れていくのでありましたとさ。

コメント (2)
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