その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

左手の法則

2015-01-20 12:16:01 | 暮らし

七輪の上には、七羽分の剣状突起が…

おひとり様で過ごす『第2サティアン・テラス』の夜の楽しみは炭火焼であります。薪ストーブに火を灯し、薪とともに炭を入れておけば、苦労せず炭を熾すことが出来る…少々時間は掛かりますが、お楽しみの時間は緩やかに過ごさなければいけません。(七輪は、古くなった金網を利用して嵩上げ工事をしておきましょう。そうしないと、おひとり様用には、必要以上の炭が必要になりますから^^;)
近所のスーパーは小まめに回るようにしましょう…社長と顔見知りになった『スーパーさい○う』は、うるめいわし98円がお勧めで、『スーパーキ○ラ』は鳥軟骨がお勧めであります。大手の『ヨ○ク』の鳥軟骨はお安いのですが、加工者の腕が良いのか軟骨のササミ肉がきれいに削ぎ落とされておりますよ…少ないお小遣いで、至福の時を過ごすには、こうして少なからず努力というものが必要なのです^^;
出稼ぎで帰りが遅かった今夜は『ヤマ○ワ
』さんで、豚バラブロックが半額…これは、じっくり時間を掛けて、角煮を仕込むことにしましょう。(友人『貧乏父さん(H.N.)』には、内緒ですが…)


脳内が食欲で占められている『さくら隊員』は…

さて、出稼ぎ先から帰った『夢屋国王』を、唯一『さくら隊員』は尾っぽを最大級に振りながら歓迎してくれる…しかし、彼女が国王を歓迎してくれるのは『夢屋国王』自身ではなく、そこから続く国王の晩酌のおつまみに期待してのことなのであります。
「お父さん、お疲れさま…冷たいおビールでも、ささ一杯。」なんて労ってくれるならありがたいところでありますが、左手(左前足)でお父さんの膝をチョイチョイ…。
「ねぇねぇ。(クゥ~ン)」(さくら) 「なに?」(国王)
「早よ、つまみよこせ!(ワン!)」(さくら)
毎晩繰り返される掛け合いから、会話の少ないオッカーよりも、ボディタッチとアイコンタクトで心は伝わっているのであります。(オッカーが台所に立ったスキを見計らって、つまみをホイ!同居人の国王は、体重なんて無関心ですから^^;)
さらに、食後のリンゴを剥くオッカーの左手を顎で「腕ロック」…往年の「横綱若の花」を彷彿させる左からの強烈なオッツケ…左腕を決められたオッカーは、右手でリンゴの欠片をやらざるを得ない…流れるような技のキレでありますよ。
こうしてみると散歩は別にして『さくら隊員』のポジショニングは常に左…「左を制する者は、世界を制す。」ボクシング界の格言を忠実に守るこの犬が、『夢屋家』を制するのはそう遠くないかも知れない^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする