その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢から醒めたら

2015-01-09 22:24:54 | 暮らし

山形オリジナル陶芸展「佐藤さん」の作品

「むくどりの 夢のかあさん白い鳥 さめて見る かれ葉の上の白い雪」
  浜田広介作 「椋鳥の夢」より

山形県高畠町出身の児童文学者「故 浜田広介先生」は、語り手(読み手)のリズムを大切にされた方のようであります。帰らぬ母を、木の洞で父と待つ小鳥…切ない物語でありますが…。
『夢屋国王』に長女の先生から携帯が入り、発表会にお祝いの品物を届ける約束をしていたとか…手帳には何の発表会かも書いておらず、また酔っ払って安請け合いをしてしまったのかとうなされて目覚めた朝…現実はさらに厳しく、昨日出来た「吹き溜り」を除雪機械で飛ばして、後は悠々と「納豆汁」でも仕込みましょうかなどという考えは、チョットばかり甘かったようです。雪こそさほど降らなかったものの、強風で飛ばされた雪で『第2サティアン』に通じる『ロイヤルロード』が埋もれておりました。
遅寝遅起き(それでも6時ですけど^^;)のため、出勤前に『みちバァ』の家の前や駐車場を念入りに除雪している時間がない…今朝の『イレギュラーコーヒー』は、お預けでありますよ。


窓の外は雪、雪が降ってるぅ♪…道の駅にはゼラニウムが

30歳を優に越えた息子の自家用車に積もった雪を70歳を過ぎたオヤジが払ってあげて、出勤させるような光景が、ここかしこで見受けられる当世であります。昔「さだまさしさん」の「関白宣言」のフレーズに「仕事も出来ない男に 家庭を守れるはずなどないってことを~♪」などという歌詞がありましたが、辛口の『夢屋国王』は、雪片付けもしないで出勤するような男は、仕事場でも当てにされているとは思えないと考えるのでありますよ。今の親たちは甘過ぎる…かく言う国王の長女『有季菜先生』もガテン系の肉体疲労で寝てますけど^^;


雪で出入り口を塞がれた『茶トラミー隊員』専用…

辛口と言いつつ自分の娘には甘く、さらには、悪さばかりの同志『茶トラミー隊員』専用の出入り口を作ってあげる体たらく…世の中、総て条件が整った状態で事を進められるとは限らないのでありますが。確か、高校卒業式の校長訓示は「風雪に耐え、3年間勉学に励むために通学したことが、東北人としての忍耐強さと人生を生きるための力強さを培うのだ…。」そんなことを宣われたような気がするのですが、日々アルコールに侵された脳ミソは、風雪に耐えることよりも暖かい地方への移住を考える弱っちい男を作り出してしまいました^^;
それでも、あと2ヶ月程で春の息吹を感じられる季節が訪れるはずであります。雪という障害が、共助の精神を育むとも言えます…最近、自宅の雪を重機で運び出し、他人の畑に置いて行くという不逞の輩も存在するのでありますが(貴方がいらないものは、こちらもいらないのでありますよ。)希望の春が来るから、こんな雪国にも住んでいられるのでありまして、一生春が来ないと解っていたら絶対移住してやると考える寝覚めの『夢屋国王』でありましたとさ…むくどりのお母さんは、呑んだくれのオヤジが原因で家出した訳ではありません。(アシカラズ^^;)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする