タナちゃん

看板ねこ 「タナちゃん」は、玉ナシ族の♂

朝、「行くよ!」というオッカーの声に促され、黒い肉球に力を込めて冷たい雪なるものを踏みしめる。(((；゜Д゜)))ブルブル…いけない、一日溜め込んだオシッコを一気に放出…「あとは帰っていいでしょう？ダメ？」仕方なく『エスケー社長』の角を右に曲がって３軒め、大好きな『ハン様（半次郎）』のご機嫌伺い。運良く『ハン様』が外に出ていれば、ベロベロ口撃で最大級の愛情表現をする。人（犬）の迷惑など考えない、ひとまず満足すれば、サッサと次なる目標へ…さらに進むこと３軒め、年下の逃走犬トイプー『クーちゃん♂』が飛び出してくるけれど好みじゃないからコイツは無視…さらに４軒め、ボチボチお腹がグルグル成りだして、思わず身体もグルグル…頭が北向きゃケツ南、自然の摂理です失礼～!!!忠実な下僕であるオッカーが拾い上げるのを待ってやる。さらに、次なるお目当ては、お米屋さんの角を曲がって３軒め『パーマ屋のタナちゃん』が物憂い眼差しで私を見つめている。え～と、それは勘違い…近眼の『タナちゃん』は、動くものを興味深く眺めているだけなのだから^^;
約1kmの散歩道「お～い、オッカー！わらわは足が汚れておじゃる。拭いてたもれ。Oh～オヤジ！サティアンから帰っておったか。今朝も良くガンバった、褒めてつかわすぞよ…ベロベロ^^;」
こうして、我が家の大女優『柴犬コウ（本名：さくら）』の1日が始まるのであります。
一方『第2サティアン』では…

北海道土産の「縞ホッケ」時価1,200円がぁ～

日曜日の『オジSUNず6』新年会の残り2枚の干物が何故か『夢屋国王』の腰掛ける保温マットの上に無残な状態で転がっております。自然冷凍保存すべく『第2サティアン』高窓の外の雪に隠して置いたのに、袋から引っ張り出して、わざわざ国王が腰掛ける場所まで持ち込んで豪華な夜食を楽しんだ輩が居るようであります。
犯人（犯猫）の見当はついておりますけど…

『第2サティアン』の床下から這い出した足跡

我が身の重さで、雪が沈んでいるではないか…しかし、この程度の状況証拠で彼女（容疑者T状態なので匿名報道です^^;）を逮捕・拘束する訳にもいかない。どんな罪人（罪猫）であっても『夢屋国王』は公平・公正な裁判を保証しなければならないのであります。考えてみれば、寝ずの番（ネズミの番）を命じて置きながら、報酬（キャットフード）を置いてやらなかった国王にも非があり、前の晩大丈夫だったから、今晩も大丈夫だろうと油断した国王に大部分の責任があるようにも思える。次は、現行犯逮捕してやるけどね^^;

『タナちゃん』が看板猫に就任してから８ヶ月、小首を傾げたポーズが愛らしい…一方、『夢屋王国』の住民は、『柴犬コウ』といい『茶トラミー隊員』といい、どうして食欲という煩悩に取り憑かれた輩ばかりなのか…いかん、匿名報道のはずが実名報道してしまった^^;