その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

田舎人のススメ

2015-01-23 12:08:14 | 暮らし

安久津八幡宮 「三重の塔」

そろそろ雪もいいでしょう。(充分でしょう)…そう言って、雪が止んでくれればそれに越したことはないのでありますが^^;
除雪作業から解放されると実に優雅な朝の時間を過ごすことが出来るのであります。結局のところ、次の降雪に備えて家の周囲や吹き溜りの箇所を「つつく(排雪する)」必要があるから、何かしらの作業は必要なのですが…。
「長閑な田舎暮らしはいかがですか?」この程度のキャッチコピーでは、人は集まらないだろう。東京駅から2時間半!週末田舎人のススメ…「宇宙人」にも匹敵する「田舎人(いなかびと)」…山形新幹線で往復2万円、宿泊費1万円。「びゅうTYO」ならぬびゅうI.GO』企画もので、1泊2食交通費込みで2万円に仕上げる。さて、出費2万円相当の満足をどうやって実現するか?『びゅうI.GO』…I.G.O.
(田舎暮らしオプショナルツアー)仮想の旅行企画を練って遊んでおります。田植え、草むしり、稲刈り、雪囲いに雪下ろし…旅行企画と言いつつ、農作業という苦役を旅行オプションにするだけですが、温泉付きです^^;


『夢屋国王』の愛用する「ずた袋」には夢が詰まっております

日本全国津々浦々、田舎が提供するメニューなどと言うものは概してこういうものばかりであります。しかし、日常慣れ親しんでしまって感じない田舎暮らしの楽しさ…都会では、高層ビル街を吹き抜けるビル風を感じることはあっても、緑色の田んぼの穂波から風を感じる日常は無いだろう。まだ、吹く風は冷たいのだけれども、意外に暖かな泥田の感触。アマガエルの合唱で眠れない夜。熱風で汗をかくことはあっても、直火(日)炊きの中の作業でかく汗。薪がパチパチと音を立て、火が燃える匂い。樹上完熟させたトマトの味…都会には最高品質のモノが溢れるだろうけれど、都会人が忘れてしまった日本人の五感に訴える体験は味わうことが出来る…きっと、解説をつけないと解っていただけないだろうけれど^^;
あれ、今日のテーマは?「日本再生計画」なるものが発表され、あの町この村、創意工夫はするだろうけれど必ず金太郎飴のような企画(規格)になってしまう。それは、今、自分自身が暮らしている地域の文化に気づかず、都会人受けするであろう企画を考えようとするから…自分自身が楽しみを感じていないから…田舎人も感性を磨かなくては…。
昨日の夜は、ビールひと缶(350ml)だけだったから、頭が少しはまともかも知れない^^;

コメント (2)
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