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冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【 通算859回目】2018年7月16日(月)

2018年07月16日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度
子どもたちは、最近接領域の発達課題に向けて努力する。
そんなことを敬愛する児童精神科医・佐々木正美先生に教えられた。
自由に過ごせる場を与えられると、本来、子どもたちは休憩したりするのではなく、最近接、つまりちょっと努力すれば、ちょっと工夫すれば、達成できそうなことに挑戦するというのだ。
そのことで、五味太郎さんの言葉を借りれば、「丈夫な頭と賢い身体」が身に付くということなんだろう。
ずっと、「たごっこパーク」に通い続ける兄妹を観ていると、そのことを強く思います。

 幼児2人 大学生2人 青年3人 子ども7人 大人9人 計16人

【通算857回目】2018年7月14日(土) 自分の居場所だから…

2018年07月14日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度
小学2年生から通う21歳くんが
「はい、これ、寄付」と水鉄砲。
以前にもたくさん寄付してくれて、子どもたちが使ってるうちに、一丁壊れ、二丁壊れ…。
「また、壊れちゃうの悪いなぁ」と言うと、
「なぁに、子どもはそんなもんだべ」と。

ありがとう。



 青年5人 大人6人 計11人

【通算855回目】 2018年6月16日(土) ねぎらい

2018年06月16日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度
小学生のころから来ていて、今ではもう福祉的就労をしている男の子。
「たっちゃん、シャツに穴が開いてるよ」
使い込んでるゆめまちTシャツに確かに穴。
「もう古いからねぇ」というと、
僕の肩をポンポンと3回叩き、
「そんだけがんばってきたってことだよ」と。
普段、そんな切り返しをするタイプじゃないので、なんだかジ〜ン。
ありがとう。



 幼児4人 小学生2人 中学生1人 高校生2人 青年10人 子ども19人 大人8人 計27人

【通算854回目】 2018年6月3日 (日) ショッカーとピザと想像力

2018年06月03日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度
小学校低学年からずっと遊びに来ているショッカー。
「ピザ、買ってきたから、みんなでど〜ぞ」高そうなドファラピザ。
高校を卒業し、自分で働いて稼いだお金で。
思春期の苦悩の日々を思うと感慨深い。みんなでピザを頬張る。

最後の2切れは、牛タンが載ったやつと桜エビが載ったやつ。
「みっきぃ、どうぞ」とショッカー。
「ショッカー、1切れどうぞ」とみっきぃ。
「いや、オレはもう食ったから」
「私も2切れは多いから」

みっきぃは牛タンを選択。桜エビはショッカーに。
みっきぃが牛タンを数切れ、ショッカーのピザに載せる。
ショッカーはお返しに、桜エビを数匹、みっきぃのピザに載せる。
そんな何気ないやり取りを聞きながら、二人の13年間の歳月に思いを馳せる。



 幼児3人 小学生1人 中学生1人 青年9人 子ども14人 大人10人 計24人

【通算853回目】 2018年6月2日㈯ 母子の居場所に

2018年06月02日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度
『はじめまして。○○と申します』
当時、職業訓練校の寮に入り、手に職を付けようと頑張りつつも、寮内の人間関係に悩み苦しんでいたボーダーシャツくんと出会ったのは4年前。
お母さんが連れて来てくれましたが、みっきぃ・たっちゃんに一方的にしゃべり続ける息子くんに「○○ちゃん、ほら、ご迷惑だから」と途中で声を掛けられたことを覚えています。

そんなお母さんはこの日、マイ・ブロックス持参で遊びに来て、みっきぃ・たっちゃんや若者たちとの対戦に夢中。
そんなお母さんを尻目に息子くんは大好きなもののひとつ、アリンコちゃんたちを見つけて、被り付きでじーーーーっと観察(笑)
親子とこんな何気ない時間を過ごせていることを嬉しく思うと同時に、継続の原動力をもらっています。



 青年7人 子ども7人 大人6人 計13人

【通算852回目】2018年5月20日(日) 喜びを共有

2018年05月20日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度
田んぼの季節となり、「たごっこパーク」ではお馴染みの小さな滝が復活。
まだ少し肌寒かったけど、パンツ一丁で川へ入るという男の子。
そしてそれに付き合う母ちゃん。
何より笑顔がいい。母子での喜びの共有。

一方で、今話題となっている5歳児の虐待・衰弱死。
女の子のノートにはこうしたことが記されていたと報じられている。
「あしたはもっともっと できるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします ほんとうにもう おなじことはしません ゆるして」
この女の子の両親も何ができるとか、何が直るとかじゃなくて、娘とその日、その時の出来事を喜び合う…そんなことを重ねてくれたら良かったのになぁ。



 幼児4人 小学生2人 高校生1人 青年6人 子ども13人 大人9人 計22人

【通算849回目】2018年4月29日(日) インターンシップに来ませんか?

2018年04月29日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度
大学生時代に現場に来てくれた若者たちが就職して、また、「たごっこパーク」に。
インターンシップの受け入れをしていて一番の喜びです。

東京家政大学を出てこども園で、同じく東京家政大学を出て療育施設で、そして田園調布学園大学を出て特別支援学校で…。それぞれに奮闘する3人の若者。
嬉しい再訪をありがとう! また、おいでね。



 小学生6人 中学生4人 青年10人 子ども20人 大人13人 計33人


【通算847回目】2018年4月15日(日) 粗食でもご馳走だよね

2018年04月15日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度
朝ごはん。
もう何年も来てくれている常連3人。
こども食堂の残り食材と 特定非営利活動法人「フードバンクふじのくに」からいただいた非常食、インスタント味噌汁。
「あ〜うめぇ〜」
支援するとか寄り添うとか関わるというより、やっぱり、共に生きるという感じ。
そして、心配な息子たちを見守り続ける感じかな。
本人たちはきっと「大丈夫、へまはしないよ」って言うんだろうけど…。



 小学生1人 中学生2人 青年10人 子ども13人 大人6人 計19人









【通算845回目】2018年4月1日(日) 同志

2018年04月01日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度
画像にはきれいに写っていませんが、満開の桜の樹の下で!
一泊二日参加した岐阜の 「みんなのおうち おだやか荘」の家族を囲んで、常連青年と記念写真。
何度も足を運んで、その都度、新たな気づきを持ち帰っています。
熱心さに頭が下がります。



 幼児4人 小学生2人 中学生2人 高校生2人 青年8人 子ども18人 大人10人 計28人