goo blog サービス終了のお知らせ 

冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算892回目】2019年2月9日(土) 教育長再訪

2019年02月09日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度

先日の「おもしろ荘」に引き続き、教育長が寒い中、「冒険遊び場たごっこパーク」の視察に来てくれました。

様々に生きづらさを抱えた子ども・若者やその親御さんの話にしっかりと耳を傾けてくれました。

きっと、居場所の大切さを強く感じながら、帰路に着かれたことと思います。

ありがとうございました。



 幼児1人 小学生1人 中学生1人 高校生1人 青年8人 子ども12人 大人11人 計23人

【通算891回目】2019年1月27日(日) 一日の疲れが吹っ飛びます

2019年01月27日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度

子どもたちが帰路に着き、片付けもほぼ終わった時間に若者が一人、顔を出す。

「はい、これ、今、話題のビッグドッグ。」 みっきぃ・たっちゃんに一本ずつ。

ということで、しばし延長。

日も落ちて、いよいよ解散かという時間に、みっきぃの携帯が鳴る。

「今から行くからお湯、沸かしといて。」

しばらくして、若者が二人、カップラーメンとパスタを持って、顔を出す。

さらに延長。



 幼児3人 小学生1人 高校生1人 青年9人 子ども14人 大人6人 計20人


【通算887回目】2018年12月24日(月) 日常の中のスペシャル

2018年12月24日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度

「たっちゃん、カメラ貸して」

長い付き合いとなった若者が撮ってくれた一枚。

何気ない日常を重ねるだけの場なので、クリスマスイベントなんてやらないけど、一応、サンタ帽やトナカイの角は付けてる大人たち。

なんだかなぁと思いながら、シャッターを押したんだろうなぁ(笑)。

イベント的な格好なのに、ほんとに何気ない感じでしかない場面。

長い付き合いの若者らしい素敵な一枚。



 幼児3人 小学生2人 青年6人 子ども11人 大人19人 計30人

【通算886回目】2018年12月23日(日) 大切な社会性ですね

2018年12月23日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度
立ち上げから14年、通い続ける若者。

たごっこパークで、流しそーめん、握り寿司、変わり種ピザ、つけナポリタンなどなど作っては、みんなに食べさせてくれます。

今日は、本人に披露する前に僕にそっと耳打ち。

「たっちゃん、今日のホットケーキはよ、特別バージョンってやつよ。なっつ(ゆめまちねっとインターン生)には、まだ内緒だけどな、ほれ、なっつ、もう、いなくなるだろ…。んで、これからもがんばれのホットケーキ。」

繋がりが生み出す小さな物語。



 幼児1人 小学生2人 青年6人 子ども9人 大人9人 計18人

【通算885回目】2018年12月22日(土) パないよ、たごっこ!!

2018年12月22日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度

冷たい雨が振り続ける中、「おもしろ荘」常連姉妹が「たごっこパーク」に初登場。

「おもしろ荘」では味わえない焚き火に夢中。

みっきぃが焼きリンゴを作っています。

そして2年生の女の子、「煙がパないんだけど」。

半端ないってことですね(笑)



 幼児1人 小学生1人 青年2人 子ども4人 大人6人 計10人

【通算883回目】2018年12月8日(土)日常を積み重ねる

2018年12月08日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度

日暮れて、焚き火を囲む若者たち。

障碍者雇用枠で働く者、
中卒で働く者、
ニート状態の者、
心療内科受診中で休職中の者、
……。

支援の対象と呼ばれるような若者たちと焚き火を囲んで、好きなことを語り合うだけ。

「流木ってメルカリで結構売れるらしいぜ」

「羽生選手と同じ疾患で弟に『お兄ちゃん、ハニュってるね』って言われちゃって」

「ラブライブと同じような生き方をしてるんです」

何気ない日常を重ねるその先に希望があることを信じて。



 幼児2人 中学生2人 大学生1人 青年10人 子ども15人 大人10人 計25人




【通算882回目】 2018年11月25日(日)年月をかみしめる…

2018年11月25日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度

中学生だった君に、県庁職員時代に出会ってちょうど20年。

どんなときも寄り添ってくれる優しいパートナーに巡り合えたことを心から嬉しく思う。

今日は来てくれて、ありがとう!

またね。



 小学生4人 高校生1人 青年5人 子ども10人 大人14人 計24人

【通算881回目】 2018年11月24日(土) 子どもと長くつながり続けるということ 

2018年11月24日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度

出会って13年目の若者がお腹の中の子と焚き火にあたる。

「お転婆娘」という称号が誰よりも相応しかった君が来春にはお母さんに。

帰り際、「あ、そうだ、これ、カンパね」と、無造作に裸のお札を手渡してくれた。

君からもらった初めての活動応援カンパ。

子どもの頃から変わらないぶっきらぼうな優しさがとっても嬉しかった(笑)

ありがとう。

またね。



 幼児1人 青年6人 子ども7人 大人5人 計12人

【通算879回目】2018年11月4日㈰ 過保護のすすめ

2018年11月04日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度
「はい、骨、取れたよっ!」

「ありがとう!いただきますっ!」

みっきぃと金髪くんのやりとり。

骨まで食べられそうな焼き魚なのに、小骨すら苦手だと言う金髪くん(笑)

丁寧に骨を取ってあげるみっきぃ。

「そんなの大丈夫だよっ」もありだし、「食べたかったら自分でやりなっ」もありの場面で、あえての過保護対応。

敬愛する児童精神科医・佐々木正美先生から、「過干渉で心病んだ子どもはたくさん診てきたけど、過保護でだめになった子どもは一人もいません」と教えられた。

親が望むことをさせようとする過干渉は子どもをだめにするけど、子どもが望むことをしてあげる過保護では心病まないのだそうだ。

過干渉とマルトリートメントの中で、不登校、家出、中卒就労という状況の金髪くんだからこそ、より安らぎを、くつろぎを、安心感を提供したい。

そんな思いが込められたみっきぃの過保護な骨取り作業です。

 幼児2人 大学生1人 青年7人 子ども10人 大人7人 計17人

【通算878回目】2018年11月3日㈯ 子どもの望むように

2018年11月03日 | 冒険遊び場たごっこパーク30年度
生き物博士の男の子がカブトムシの幼虫を持ってきました。

男の子とは年の差半世紀近くありますが(笑)、よく、生き物談義で盛り上がります。

この場面は、目の前にいるみっきぃに二人で、「このあと幼虫は蛹になって、こんな形のお部屋で過ごすんだよ」と解説をしているところですね。

この男の子が生き物に対する興味関心を高めていることには、両親の関わりによるところが大きいなぁといつも思います。

例えばこのカブトムシの幼虫って、男の子がこのあと、蛹を経て、成虫に育てるまで、なかなか、大変だと思うのです。

だからといって、両親が「育てるのは○○くんにはまだ無理よ」とか「どうせ死んじゃうんだから飼うのやめなさい」とか言わず、こうして観察キットづくりをしてくれたり、「カブトムシになるといいねぇ」と一緒に小さな夢を共有してくれたり。

敬愛する児童精神科医・佐々木正美先生からの「幼児期にそうした養育がなされることで、自律性、自発性、創造性などが培われる」という教えをしみじみ思い返します。



 幼児1人 大学生1人 青年9人 子ども11人 大人8人 計19人