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冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算1033回目  2021年9月25日(土) 『幼児ちゃんの存在感』 】

2021年09月25日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
自分の兄ちゃんではない背中に幼児ちゃん。
自分の母ちゃん兄ちゃんではない台車に幼児ちゃん。
焚き火を囲む若者たちの輪に幼児ちゃん。
それぞれの瞬間に幼児ちゃんが果たしてくれるている役割。
大人のスタッフやボランティアには醸し出すことのできない存在感。

 幼児6人 小学生12人 中学生1人 青年7人 大学生1人 子ども27人 大人17人 計44人


【通算1032回目 2021年9月12 日(日) 『集中しなさいっ!』 】

2021年09月12日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
「集中しなさいっ!」
教員の好きな台詞のひとつですが
こういうことをやるときの子どもの集中力は大したもの
子どもが集中しないことって、きっと、集中するに値しないと思ってるんでしょうね
 
 
幼児2人 小学生9人 中学生1人 青年4人 子ども16人 大人8人 計24人

【通算1031回目  2021年9月11日(土) 『うなぎ、つかまえたーっ!』】

2021年09月11日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
川遊びに出かけた子どもたちが大声で戻ってくる。
「うなぎ、うなぎっ!」
「うなぎ、つかまえたーっ!」
ご覧のサイズの見事なうなぎ。
コロナ前までこども食堂の台所を切り盛りしてくれていた割烹の大将に写メを送ったところ、午後に捌きに来てくれることに!
イェーイ!午後はうな丼だぁ〜!
あ、ちなみに当地の憲法違反校則には、このたごっこパークの川ピンポイントで川遊び禁止🚫です(笑)
 
 
 
幼児4人 小学生12人 中学生2人 青年7人 子ども25人 大人18人 計43人

 


【通算1030回目 2021年8月29 日(日) 『バイバイまたね』】

2021年08月29日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
初日朝の準備と最終日夕方の片付けをいつもいつもやってくれる青年。
いつも、すべてを片付け終え、倉庫の鍵を締めて、忘れ物やゴミの確認をして、短なふりかえり。
「子どもいっぱい来たね」
「うん、来た。よかった」
そして、僕らは車に乗り込み、彼は自転車に跨がる。
 
「ありがとう。またね」
「うん、バイバイ、またね」
疲れが癒やされるひとときです。
 
 
 幼児1人 小学生10人 中学生3人 青年6人 子ども20人 大人10人 計30人
 
 

 


【通算1029回目 2021年8月28 日(土) 『師弟再会』】

2021年08月28日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
「こんにちは。わかります?」
黒シャツの若者くんがやってきました。
「え~誰だろう?マスク取ってみて」
マスクを取ってくれた瞬間、面影が。
「トモヤス(仮名)かぁ!?」
「お久しぶりです」
 
9年ぶりの再会に思い出話を咲かせていると
「おたく誰~?」
と黄シャツくん。
黒シャツくんが「あ、コウジ(仮名!」
「お~トモヤスかぁ」
コウジとトモヤスは小学生時代はともに作り物大好きで、コウジの力作に憧れていたトモヤスは弟子のように慕っていました。
 
二枚目の画像は二人が小学生だった14年前の画像。
赤シャツトモヤスが持つ幹の先にはなんとマシュマロ。
通常、子どもたちは割りばしか小枝の先にマシュマロを刺して、焚き火で焙って食べるのですが、トモヤスが「これでやってみようかな」と。
それを面白がって、焚き火の位置で「ちょぃ左。行き過ぎ、右、右」と指示を出している緑シャツがコウジ。
 
とにかく奇想奇天烈だったトモヤスは、小学校1年生のときには、画数の多い漢字が好きで「檸檬」「薔薇」「憂鬱」などを書いては披露してくれていました。
でも、中学生になって、個別学舎寺子屋で勉強を見てあげたら、漢字テスト0点。
「あれ、トモヤス、漢字博士だったよね?」
「興味なくなったら、全然、書けなくなった」
小学4年生のときには元素記号を全部覚えていたけど、中学の理科でそれが生かされることはまったくなし(笑)
 
再会したら聞こうと思っていたことを聞いてみました。
「この前、トモヤスが駅のストリートピアノ弾いてる動画、見たけど、どうしたの?」
「大学入って、暇だったから、独学で覚えた」
そんなトモヤスも今は厳かな対応が求められるお堅い仕事に就いています。
 
 
 
 幼児2人 小学生10人 中学生1人 青年12人 子ども25人 大人13人 計38人
 
 

 


【通算1028回目 2021年8月15日(日) 『3日間、大雨』 】

2021年08月15日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
3日間とも全国各地に警報が出て、被害が出るような大雨続き。
加えて、これもまた全国的に災害級と言われるほどの新型コロナの感染拡大。
静岡県富士市もまん延防止重点措置地域となり、静岡県はここのところ連日、新規感染者が過去最多を更新。
 
画像のようなシルバーシートの屋根を張り、その下で焚き火を囲んで過ごす。
大雨+コロナで、3日間の来場は延べ15人。
こちらは1000回超の開催の中で過去最低かと思います。
それでも、この状況の中、来る子ども・若者がいて、一日、過ごしていくことに「人数」ではない居場所の意味を感じるお盆開催となりました。
 
 
 青年4人 子ども4人 大人2人 計6人

 


【通算1027回目  2021年8月14日(土) 『最近接領域の発達課題』】

2021年08月14日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
「今日もまさにでしたね」
若手スタッフがそう言ったのは、少し前に投稿した「最近接領域の発達課題」についてのこと。
 
暴風雨でへし折られた桜の幹が林の中に。
それをよいしょよいしょと運んできてくれた女の子たち。
焚き火の薪にするつもりで持ってきてくれたのだと思うけど、
「これ、むっちゃ、遊べるし」
と、天然遊具として遊び始めました。
その後も、枝をバチに見立てて、太い木を「いい音するぜ」と叩いてみたり。
バチに見立てた二本の棒を使って、枝葉を叩き落としてくれたり。
 
子どもたちのこういう発想と実行力は本当に見事です。

 
 小学生2人 青年5人 子ども7人 大人3人 計10人

 


【通算1026回目 2021年8月13日(金)『若者たちとまったりと』 】

2021年08月13日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
 
感染急拡大によりまん延防止等重点措置地域になったことから、チャリ圏内からの来場を呼びかけ。
天候の悪さもあり、若者が4人。
ひとりは2004年から来ている若者、
ひとりは2006年から来ている若者。
 
めちゃまったりと過ごしています。
 
 
 青年4人 子ども4人 大人2人 計6人
 

 


【通算1025回目 2021年7月31日(土) 『僕の好きな風景』 】

2021年08月01日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
 
松山千春さんの初期の楽曲に「僕の好きな風景」というのがあるんです。
 
僕の好きな風景のひとつはこれ。
 
川につながる農業放水路があるんです。
上から飛ぶのが怖い子たちは、ここからよく飛び込みます。
でも、ここに上がるのもひと苦労。
段の水深は僕でも足が着きません。
段まで辿り着くと、腕力&運動神経のある子は自力で上がりますが、そうでない子は誰かの手を借りないと上がれません。
そんな子どもがいたりすると、上にいる子たちはこうして誰彼となく、手を差し伸べ、引き上げてあげようとします。
それをしてあげようとする子どもの気持ち。
それをやってもらう子どもの気持ち。
それぞれを想像しながら、シャッターを切りたくなります。
「手を差し伸べる」…福祉や教育の支援の話の中でよく聞くフレーズですが、差し伸べる側が黒パンくんのような気持ちでいるだろうか、差し伸べてもらう側が青ジャケットくんのような気持ちになれているだろうか。
子どもたちの純粋なこんな姿にふと考えさせられますよね。
 
 
 小学生13人 中学生1人 青年9人 大人23人 子ども5人 計28人

 


【通算1024回目 2021年7月31日(土) 『紙コップありがとう』】

2021年07月31日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
 
常連くんがチャリンコでやって来て、「はい、これ、お土産」(笑)。
紙コップも何かと必需品。
ありがとうございます。
保護者が出かける子どもに差し入れを持たせる。
これ、今までたくさんの子どもたちを見てきていますが、子どもの社会性を育てるのにとっても有効だと感じています。
 
 
幼児2人 小学生16人 中学生3人 青年2人 子ども23人 大人10人 計33人

 


【通算1023回目 2021年7月18日(日) 『自立とは誰かを頼ること』 】

2021年07月18日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
 
「誰か〜お湯入れて〜!」
カップラーメンのかやくをセットするところまで自分でやった幼児くんが大声で。
若者くんが熱湯の入った重いやかんを持ち上げて、お湯を入れてあげました。
何気ない一言ですけど「誰か〜お湯入れて〜!」って、とっても重要な一言だと思いました。
 
自立とは何か…大学生向けの特別講義でよく学生たちに聞きます。
今まで自立ってどういう意味だって教わってきた?
みんな異口同音に、「一人で何でもできること」「人に頼らないでいろんなことができるようになること」といった意味合いのことを言ってくれます。
 
敬愛する児童精神科医・佐々木正美先生からの教えを伝えます。
でもそれ、「自立」じゃなくて、「孤立」だよねって。
困っていること、悩んでいること、苦しんでいること、そうしたことを誰かに頼ったり、相談したりすることなく、自傷行為をしてしまったり、摂食障碍に陥ったり、引きこもってしまったり、ときに自ら命を断つという選択をしてしまったり…。
 
そして、学生に人気アニメ「ワンピース」の主人公・ルフィの言葉を伝えています。
『俺は助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!』
本当の自立はこういうことじゃないかなと。
「誰か〜お湯入れて〜!」
幼児くんのこういう感覚、いつまでも持っていてほしいと切に願います。
 
 
幼児4人 小学生9人 中学生8人 青年11人 子ども32人 大人13人 計45人
 
 

 


【通算1022回目 2021年7月17日(土) 『憲法違反の校則に違反』】

2021年07月17日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
 
当地は小学3年生まで自転車に乗ってはいけないという校則があります。
西村大臣以上に憲法違反の私権制限だと思います。
そんな憲法違反の校則なんて気にすることなく、低学年の子どもたちが朝から自転車で遊びに来ました。
送り出した親御さんたちに拍手です。
こういう子ども時代を過ごさせてもらって、今は成人しているようなかつての子どもたちは、どの子も生き生きとした日々を送っています。
 
 
幼児2人 小学生12人 中学生1人 青年8人 子ども23人 大人12人 計35人

 


【通算1020回目 2021年7月3日(土)『今の子どもは遊べない?』】

2021年07月03日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
 
今の子どもは遊べない、遊び方を知らない。
ちょいちょい耳にしたりします。
でも、こんな場面を見るにつけ、そうじゃないと強く思います。
私たちが遊べる環境をどんどん奪っているだけのことなんですよね。
遊びのサンマ🐟なんて言い方がされたりします。
三間、時間、空間、仲間ですね。
土日も塾、習い事、スポーツクラブで時間を奪い、自然をどんどん開発し、車優先の街をつくり空間を奪い、少子化ということもあるけれど、個々が自由に三々五々集まる場がなくなったことで仲間を失い…。
ゆめまちの初代副代表ぶんちゃが「遊びを子どもに返す」という言い方をしていました。
子どもたちに遊びの時間、空間、仲間を手渡すことが大人の責務ですね。
 
 
幼児2人 小学生7人 中学生2人 青年5人 子ども16人 大人12人 計28人

 


【通算1019回目 2021年6月20日(日) 『晴れても雨遊びの続き』】

2021年06月20日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和3年度
 
土曜日の土砂降りから日曜日は晴れたにもかかわらず、子どもたちは前日の雨の日ならではの遊びの続き。
泥濘んではいるものの水はひけていた穴にわざわざ水を注入。
泥池で女の子たちが代わる代わるボートを堪能(笑)。
はじめは服の汚れを気にしているのに、一線を超えると「まっ、いいか」とハチャメチャに。
保護者のみなさん、帰宅後の洗濯が気になりつつも、許容していただきありがとうございます。
 
 
幼児2人 小学生14人 中学生2人 青年8人 子ども26人 大人10人 計36人