知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

エネルギー増幅戦略。

2010年04月28日 | 自分の未来を組み立てる。
エネルギーの値を上げる戦略として、
 返応性の法則
を使う。

今日の帰りにでも実験をしてみてください。

エレベーターに乗ったら、
 開くのボタンを押して、みんなが降りるのを待つ。

そうすると、
 みんなありがとうございます
といってくれる。

運転の際に、やさしく間に入れてあげる。
 顔が見えるときにはすいません。
と会釈してくれる。

扉の場合に、次に入ってくる人がいたら、
 その人が扉にぶつからないように、少し持っていてあげる。

 どうも
と会釈してくれる。

立ちあがった瞬間に物が落ちたのを見つけた。
 落ちましたよ。
と拾ってあげる。

 ありがとうございます。
と言ってくれる。



相手は親切にされると、
 エネルギーが増す。

そうすると、親切に答えたくなる。
 これが、返応性の原則。


これを利用する。
 親切にして「ありがとう」とお礼を言われると、
 今度は、自分のエネルギーが高まる。
 いいことしたなと自分で思えば、さらにエネルギーが増す。

エネルギーのWINWINの関係が成立する。


もちろん、世の中には、それをしてくれて当然だとでも言わんばかりの
 権利意識の高い人
も存在しています。

そういう人たちは、
 エネルギーが常に枯渇している
ので、
 多少の親切では、エネルギーが満たされない
わけです。

砂漠に水をまくようなもの。

そういう人に会ったら、かかわりあいにならないようにするのがベスト。

そこで、
 親切をしてやったのに、無視しやがって
と考えると、
 自分のエネルギーが減っていく
ので、
 かわいそうな人なんだな
と同情してあげたほうがよいと思います。

そういう人は、
 過去につらい体験があって、人を疑ったり、世の中を憎んでいる
わけです。
そういう人は、残念ながら、
 みんな避けるので、取引ができなくなり、
 お金もエネルギーも手に入らない。
 より人や社会を憎むようになり、エネルギーが枯渇していく。
 憤死っていうのも、エネルギーの枯渇が原因です。

ゴミ屋敷の主人や騒音おばさんをイメージすると、分かりやすいと思います。

そこまで、極端ではなくとも、
 世の中には、感謝したり、笑顔で答えたりする
ことを忘れてしまっているかわいそうな人がたくさんいます。

そういう人は、エネルギーを吸い取る要因となるので、
 見つけたら、かかわらないようにする。

確かに、かわいそうな人達なので、救うことができればよいのですが、
サハラ砂漠を緑化するようなものなので、
 個人の力では困難です。

もし、本当に大切な人がそういう状態ならば、
 自分の命をかけるくらいの決意で臨んだほうがよい。

中途半端な気持ちでかかわると、両方にとって、悲劇となります。
殺人事件の原因なども、そういうケースがかなりあります。
かかわりあいにならないようにする。

かかわりあいになるのであれば、自分のエネルギーを全て分け与えるくらいの決意でいく。


エネルギーにとって大切なのは、
 エネルギーの交換により、エネルギーを増幅させる
ことと、
 エネルギーを吸い取る人を避けて、エネルギーの減少を防ぐ
ということです。

返応性の法則は、一般の道徳観念をもっている人には
 とても効果的です。

性格が悪いといわれている人でも、
 お土産を買ってきたけど、おひとついかがですか。
と、声を変えると、
 日頃親切にされていない分、とても喜んでくれるケースがあります。

あまり好かれすぎても、困ると思うので、ほどほどが一番ですが、
 人から好かれるとエネルギーは増幅する
ことは確かです。

 他人に親切にするということは、
 実は、自分が一番得をする
ことになります。

 情けは人のためらなず
そうではなく、自分のためなんだというのと、同じことです。

結構使えるので、
 ちょっとした親切を心がけるとよい
と思います。

運転中、ちょっと、間に入れてあげたって、
 帰宅時間は、3分も遅くはならないわけです。

それで、感謝されて、いいことしたなという思いに浸れて、
事故も防げれば、かなりお得です。
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