アリゾナ州移民法の連邦最高裁の判決が出た。4つの条項のうち、ひとつが合憲、その他3つが違憲となった。
原告の司法省、被告のアリゾナ州知事ともに勝利宣言をする不思議な事態となっている。
この法律は、不法移民を取り締まらない連邦政府に業を煮やしたアリゾナ州が、連邦移民法を踏襲する形で不法移民を摘発する意図で作られたのもである。よって、何らかの正当な理由(例えば、交通違反等)で警察が職務質問するときに合法移民である書類提示を要求できる条項が合憲となった事に大きな意味がある。
無差別に見てくれがヒスパニックというだけで職務質問をするわけではないのに、司法省、そして、オバマ大統領も、これが "Racial Profiling" (人種での決め付け)になるという理由で、大騒ぎをしたのである。
違憲となった3条項は、不法移民を定義する事、不法移民であることを犯罪と認定する事、国外退去をさせる事である。理由は、これらは連邦の権限なので無効であるとしている。
つまり、正当な捜査の一環として不法移民を摘発出来るが、その後の処理は連邦政府の責任である事を明確にしているのである。
この判決を受けて、オバマ政権は今後はアリゾナ州が不法移民を摘発しても協力をしないという、駄々っ子みたいな声明を早々と出している。判決が不服だから、アリゾナ州が摘発した不法移民の事は知らないよと、無責任な事を言っているのである。
最高裁判所の判決などクソ喰らえということだ。今週木曜日の ObamaCare の判決も同じ様に扱うのだろう。
関連エントリー
アリゾナ州移民法裁判の判決 (7-29-10)
司法省、アリゾナ州移民法を提訴 (7-8-10)
オバマ大統領 移民改革法案に関するスピーチ (7-2-10)
司法省、アリゾナ州移民法を提訴予定 (6-19-10)
アリゾナ州で州法として移民法成立 (4-28-10)
原告の司法省、被告のアリゾナ州知事ともに勝利宣言をする不思議な事態となっている。
この法律は、不法移民を取り締まらない連邦政府に業を煮やしたアリゾナ州が、連邦移民法を踏襲する形で不法移民を摘発する意図で作られたのもである。よって、何らかの正当な理由(例えば、交通違反等)で警察が職務質問するときに合法移民である書類提示を要求できる条項が合憲となった事に大きな意味がある。
無差別に見てくれがヒスパニックというだけで職務質問をするわけではないのに、司法省、そして、オバマ大統領も、これが "Racial Profiling" (人種での決め付け)になるという理由で、大騒ぎをしたのである。
違憲となった3条項は、不法移民を定義する事、不法移民であることを犯罪と認定する事、国外退去をさせる事である。理由は、これらは連邦の権限なので無効であるとしている。
つまり、正当な捜査の一環として不法移民を摘発出来るが、その後の処理は連邦政府の責任である事を明確にしているのである。
この判決を受けて、オバマ政権は今後はアリゾナ州が不法移民を摘発しても協力をしないという、駄々っ子みたいな声明を早々と出している。判決が不服だから、アリゾナ州が摘発した不法移民の事は知らないよと、無責任な事を言っているのである。
最高裁判所の判決などクソ喰らえということだ。今週木曜日の ObamaCare の判決も同じ様に扱うのだろう。
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「オバマケアの最高裁判決」について、我が国の報道が錯綜していて、要領を得ません。
可能であれば、詳細をご教授頂ければと思います。
詳細は今晩にでもエントリーするつもりですが、端的に言うと、合憲判断が出ております。