オバマ大統領は、アフガニスタン戦略について数週間で結論を出すと報道されている。現在米軍は約6万2千が駐屯しているが、最低4万人の増兵要請がアフガン総司令官より出ている。戦略的に初期一括投入が肝心であるとされている。
では、オバマ大統領は増兵の結論を出すのであろうか?オバマ大統領は軍事的にではなく政治的判断のみで結論を出すと思う。私は、玉虫色的な半端な戦略になると思う。オバマ大統領には残念ながらアフガン、パキスタン問題を処理する覚悟とガッツが無いと思う。故に現状維持、先送り的な感じになると思う。
オバマ大統領にとっては基本的に外交問題などどうでもよいのである。なぜなら、アメリカ大統領として政策的に手が届く範囲では無いからである。(他国なので当たり前ではあるが)
オバマ大統領になってからも、自分の進める政策のキャンペーンと再選キャンペーンを続けている。政策については健康保険改革の合同議会演説が良い例である。又、再選については就任以来訪問した州は圧倒的に大統領選挙で勝った州が多く既に次回に向けて票固めをしている節がある。プロの政治家としては当選した瞬間から再選活動が始まっているのである。しかし、大統領は2期しか出来なく、任期が終われば基本的に上がりである。
上がりだと思えば、1期でも2期でも同じだと考える可能性もあるのではないか?来年の中間選挙で民主党の上下院での過半数が無くなれば、そして、その可能性は非常に高いのですが、たとえ再選されたとしても自分の政策は、実現出来なくなる。
そうすると来年末までに是が非で革新左翼的な政策、大きなものでは健康保険改革、炭素税を成し遂げなければならない。どちらの法案も通ったとしても根強い反対勢力がいるので反動も大きいと思われる。
さらにオバマ大統領は財政危機への感覚が麻痺していると思わざるを得ない。まさにバラマキ政策であった今年始めの景気刺激策がまだ全て消化しきれていないのに第2弾を考えている。第1弾の刺激策で失業率は8%を超えないと公約した事などすっかりすっ飛ばした上にである。それなのに年金が物価スライドで減ったのを補うために$250の一時金の支給とか、不況を良い事にやりたい放題である。既にバラマキ、国の借金への不安がオバマ人気に影を落としている。
議会の状態はどうであれ、大統領府として出来る事もあるので再選を目指すとは思われるが、来年の中間選挙が劇的に民主党に不利で、共和党から有力な対抗馬が出てくれば、オバマ大統領は再選を目指さずなり振り構わず、大統領としての権限を最大に活用してユートピア政策をやるのではないかと思う。
まず、来年の中間選挙の前哨戦として年内にバージニア州とニュージャージー州の州知事選挙がある。特にバージニアはワシントンDCに隣接しており、大統領選挙ではオバマ大統領が勝っている事もあり、もし共和党の知事が当選すれば、大きな影響があると言われている。もし、バージニア州に共和党の知事誕生する事で、オバマ大統領が中道よりに方向転換を迫る事になると思われるが、これがその後のオバマ大統領、アメリカの行く末を決定していくと思う。但し、オバマ大統領はイディオロギーに凝り固まっておりクリントン元大統領のような柔軟性が無いので、可能性は低いと思う。
アメリカにとっても、世界にとってもオバマがアメリカの大統領である事は、不幸な事であると言わざると得ない。その上、再選を目指さないとなるとより不幸な状況を作り出しかねない。アメリカのダイナミズムと考える事も出来なくないが、大変な人が大統領になったものである。
では、オバマ大統領は増兵の結論を出すのであろうか?オバマ大統領は軍事的にではなく政治的判断のみで結論を出すと思う。私は、玉虫色的な半端な戦略になると思う。オバマ大統領には残念ながらアフガン、パキスタン問題を処理する覚悟とガッツが無いと思う。故に現状維持、先送り的な感じになると思う。
オバマ大統領にとっては基本的に外交問題などどうでもよいのである。なぜなら、アメリカ大統領として政策的に手が届く範囲では無いからである。(他国なので当たり前ではあるが)
オバマ大統領になってからも、自分の進める政策のキャンペーンと再選キャンペーンを続けている。政策については健康保険改革の合同議会演説が良い例である。又、再選については就任以来訪問した州は圧倒的に大統領選挙で勝った州が多く既に次回に向けて票固めをしている節がある。プロの政治家としては当選した瞬間から再選活動が始まっているのである。しかし、大統領は2期しか出来なく、任期が終われば基本的に上がりである。
上がりだと思えば、1期でも2期でも同じだと考える可能性もあるのではないか?来年の中間選挙で民主党の上下院での過半数が無くなれば、そして、その可能性は非常に高いのですが、たとえ再選されたとしても自分の政策は、実現出来なくなる。
そうすると来年末までに是が非で革新左翼的な政策、大きなものでは健康保険改革、炭素税を成し遂げなければならない。どちらの法案も通ったとしても根強い反対勢力がいるので反動も大きいと思われる。
さらにオバマ大統領は財政危機への感覚が麻痺していると思わざるを得ない。まさにバラマキ政策であった今年始めの景気刺激策がまだ全て消化しきれていないのに第2弾を考えている。第1弾の刺激策で失業率は8%を超えないと公約した事などすっかりすっ飛ばした上にである。それなのに年金が物価スライドで減ったのを補うために$250の一時金の支給とか、不況を良い事にやりたい放題である。既にバラマキ、国の借金への不安がオバマ人気に影を落としている。
議会の状態はどうであれ、大統領府として出来る事もあるので再選を目指すとは思われるが、来年の中間選挙が劇的に民主党に不利で、共和党から有力な対抗馬が出てくれば、オバマ大統領は再選を目指さずなり振り構わず、大統領としての権限を最大に活用してユートピア政策をやるのではないかと思う。
まず、来年の中間選挙の前哨戦として年内にバージニア州とニュージャージー州の州知事選挙がある。特にバージニアはワシントンDCに隣接しており、大統領選挙ではオバマ大統領が勝っている事もあり、もし共和党の知事が当選すれば、大きな影響があると言われている。もし、バージニア州に共和党の知事誕生する事で、オバマ大統領が中道よりに方向転換を迫る事になると思われるが、これがその後のオバマ大統領、アメリカの行く末を決定していくと思う。但し、オバマ大統領はイディオロギーに凝り固まっておりクリントン元大統領のような柔軟性が無いので、可能性は低いと思う。
アメリカにとっても、世界にとってもオバマがアメリカの大統領である事は、不幸な事であると言わざると得ない。その上、再選を目指さないとなるとより不幸な状況を作り出しかねない。アメリカのダイナミズムと考える事も出来なくないが、大変な人が大統領になったものである。