YS Journal アメリカからの雑感

政治、経済、手当たり次第、そしてゴルフ

地球温暖化と炭素税

2009-09-20 21:38:04 | 雑記
はたして、CO2で、地球は温暖化するのでしょうか?

現在、アメリカで、Cap & Trade法案が下院を通過しております。まだ,上院に掛かっておりませんが、健康保険改革の反対勢力の拡大と政府負債の急激な拡大で、遅ればせながら注目が集まって来ております。そんな中で、法案の根拠である科学な根拠について、疑問を唱える科学者が多数名乗りを上げていたり、環境主義者の誤った理論への反論や環境問題を食い物にする人、仕組みを暴露する本が次々と出版されているます。いくつか読んでみる予定ですので、紹介したいと思っております。

簡単に言うと、炭素税は、名の通り税金です。ついに政府は空気に税金を掛ける事に成功しつつあるのです。ただ増税なら反発も多いのでしょうが、環境問題と絡める事で、上手くカモフラージュされいて、導入がしやすい仕組みになっているだけです。

CO2削減には温暖化だけではなく、クリーンな空気、酸性雨の削減等環境への配慮もあると思いますが、CO2自体は、決して汚染物質ではありません。絶対量をコントロールする事なくやる意味があるのでしょうか。特に世界レベルでは、中国、インドが参加しないのでは、全く意味がありません。

20年くらい前には、CO2増加で地球寒冷化が来ると信じられ得ており、CO2の増加が地球の温度変化にどのように、又、どのくらい影響あるのかは、科学的にはっきりしていないというのが現状のようです。

国レベルでは、CO2に課税と単純なのですが、世界レベルになると、理論的に、CO2を取り込みO2を生産しているブラジル(アマゾン)や森林豊かな東南アジアの国々は、炭素税を導入している国々に関税を掛けれる事になるのではないでしょうか?

環境問題は、規制等で行う物で、税金の概念とは相容れないと思います。しかし、炭素税、最初に思いついた人は、天才ですね。ヨーロッパから始まっている事からも、ヨーロッパ人々の発想の次元が全然違う想像力には、改めて敬意を表するとともに、こんな事までして税金徴収の必要がある国々財政状態に日本、アメリカがならない事を祈るのみです。

それと地球温暖化ですが、これから数年に渡って、太陽の黒点観測から太陽の活動が落ちるという記事を読みました。これから数年に渡り温度が上がってこなければ、太陽の活動が地球に大きく影響する証明になると思います。(私も個人的には、この方が収まりが良いと思います。)もし、そのような事態になった時、温暖化を唱える人は何を言うのでしょうか?上昇局面の揺り戻しとかを説明するモデルが登場したりするのでしょうか?今から楽しみです。