この映画、日本で公開するのでしょうか?アメリカでは先月公開されていてそこそこの評判です。私も好評に誘われて観に行ったのですが、はっきり言ってがっかりしました。
ストーリーとしては、なぜか南アフリカ、ヨハネスバーグ上空に巨大なエイリアンの宇宙船が現われて、そのまま静止状態になります。宇宙船の中には、不健康状態のエイリアンが一杯いて、結局、District 9と呼ばれるエイリアン居留区に20年も住んでおります。尚,エイリアン居住区を管理、研究するために国際組織が作られています。
話は、ヨハネスバーグ住民の不満が高まって、別の居住区にエイリアンを移す計画が実施されるところから始まります。
エイリアンはなぜか、何の問題もなく地球上で暮らしており、キャットフードが好物です。District 9は、既にスラム化しており、人間のギャング(ウガンダのある種族とか言っていたのが笑えました)が、エイリアン相手に好き放題していたりします。
エイリアンは、何も出来ない小汚い穀潰しのように扱われていますが、一方で宇宙船から回収した武器は高性能で、エイリアンにしか使用が出来ないため、いろいろな研究が行われております。
主人公は、エイリアンを管理する国際組織に属しでおり、この移住プロジェクト責任者で、District 9 調査中にアクシデントで、ある液体を浴び、エイリアンのDNAを持ったハイブリットとなり、エイリアンの武器が使えるようになったため組織から狙われる事になります。又,この液体こそは、静止状態になっている宇宙船を動かせる燃料でもあるのです。
前半は、エイリアン居住区の生活が薄汚く描かれ、後半は訳の分からないアクション映画風になり、特にエイリアンがグロテスクに殺されて行きます。
結局は、宇宙船は動き出して去って行くのですが、数百万のエイリアンは、地球に残され、主人公は、外見が完全にエイリアンに変化して終わります。
アメリカの批評では、エイリアン居住区がアフリカに現在もある難民キャンプを暗示しており、エイリアンを難民に置き換えてその社会的風刺を褒めていたりします。しかし、もし社会的なメッセージがあるのであれば、エイリアンでやる必要は無いと思われます。又,アクション物にしては、撃ち合ったり爆発したりエイリアンが飛び散るばっかりで汚いだけです。
一歩踏み込んで、監督がB級映画を狙ったと考えると、意欲的すぎるような気がするし、全く変な映画です。日本公開されそうですので、日本ではどう評価されるのか妙な期待があります。
でも,この映画は推薦しません。まして、デートなら尚更,絶対に観に行ってはいけません。
ストーリーとしては、なぜか南アフリカ、ヨハネスバーグ上空に巨大なエイリアンの宇宙船が現われて、そのまま静止状態になります。宇宙船の中には、不健康状態のエイリアンが一杯いて、結局、District 9と呼ばれるエイリアン居留区に20年も住んでおります。尚,エイリアン居住区を管理、研究するために国際組織が作られています。
話は、ヨハネスバーグ住民の不満が高まって、別の居住区にエイリアンを移す計画が実施されるところから始まります。
エイリアンはなぜか、何の問題もなく地球上で暮らしており、キャットフードが好物です。District 9は、既にスラム化しており、人間のギャング(ウガンダのある種族とか言っていたのが笑えました)が、エイリアン相手に好き放題していたりします。
エイリアンは、何も出来ない小汚い穀潰しのように扱われていますが、一方で宇宙船から回収した武器は高性能で、エイリアンにしか使用が出来ないため、いろいろな研究が行われております。
主人公は、エイリアンを管理する国際組織に属しでおり、この移住プロジェクト責任者で、District 9 調査中にアクシデントで、ある液体を浴び、エイリアンのDNAを持ったハイブリットとなり、エイリアンの武器が使えるようになったため組織から狙われる事になります。又,この液体こそは、静止状態になっている宇宙船を動かせる燃料でもあるのです。
前半は、エイリアン居住区の生活が薄汚く描かれ、後半は訳の分からないアクション映画風になり、特にエイリアンがグロテスクに殺されて行きます。
結局は、宇宙船は動き出して去って行くのですが、数百万のエイリアンは、地球に残され、主人公は、外見が完全にエイリアンに変化して終わります。
アメリカの批評では、エイリアン居住区がアフリカに現在もある難民キャンプを暗示しており、エイリアンを難民に置き換えてその社会的風刺を褒めていたりします。しかし、もし社会的なメッセージがあるのであれば、エイリアンでやる必要は無いと思われます。又,アクション物にしては、撃ち合ったり爆発したりエイリアンが飛び散るばっかりで汚いだけです。
一歩踏み込んで、監督がB級映画を狙ったと考えると、意欲的すぎるような気がするし、全く変な映画です。日本公開されそうですので、日本ではどう評価されるのか妙な期待があります。
でも,この映画は推薦しません。まして、デートなら尚更,絶対に観に行ってはいけません。