暘州通信

日本の山車

◆24006 二十四孝 姜詩

2009年09月21日 | 日本の山車
◆24006 二十四孝 姜詩
 姜詩(きょうし)の母はたいそう我儘なひとで、いつも綺麗な水を飲み、おいしい魚を食べたいと言って息子夫婦を困らせたが、姜詩とその妻は嫌な顔ひとつせず母の願いを快く聞き、長い道のりを歩いて、母に綺麗な水と魚を与えるのだった。
 或る日、姜詩の家の傍に綺麗な川の水が湧き出し、水の中にはおおきな鯉が毎朝泳ぐようになった。姜詩はその水を汲み、鯉を捕らえて母の食膳に供したが、いくら獲っても鯉がいなくなることはなかった。

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