◆左甚五郎 龍門寺の鯉
岐阜県七宗町
神淵山龍門寺
臨済宗の禅寺で、延慶元年(1308)美濃国守土岐頼貞を願主として、中国宋の禅僧寧一山国師が開基した。近くにゆかりの古社、神淵神社がある。
龍門寺には左甚五郎が土岐氏から依頼をうけて彫刻した龍がある。
龍門寺の総門は江戸時代初期に建てられたが、棟札によると寛文2年(1662)修復とある。
甚五郎は土岐氏より龍門の滝を昇る鯉を彫刻するように頼まれ、鯉を彫刻したのだが、甚五郎が去った或る夜、目もくらむ大暴風雨と雷鳴がなりひびいた。変事を聞きつけた猟師が駆けつけ鉄砲で怪物を射止めたところ嵐はやんで静寂が戻った。
夜が明けると鯉の姿は消え、鉄砲の弾傷のある龍の屍骸が横たわっていたという。
岐阜県七宗町
神淵山龍門寺
臨済宗の禅寺で、延慶元年(1308)美濃国守土岐頼貞を願主として、中国宋の禅僧寧一山国師が開基した。近くにゆかりの古社、神淵神社がある。
龍門寺には左甚五郎が土岐氏から依頼をうけて彫刻した龍がある。
龍門寺の総門は江戸時代初期に建てられたが、棟札によると寛文2年(1662)修復とある。
甚五郎は土岐氏より龍門の滝を昇る鯉を彫刻するように頼まれ、鯉を彫刻したのだが、甚五郎が去った或る夜、目もくらむ大暴風雨と雷鳴がなりひびいた。変事を聞きつけた猟師が駆けつけ鉄砲で怪物を射止めたところ嵐はやんで静寂が戻った。
夜が明けると鯉の姿は消え、鉄砲の弾傷のある龍の屍骸が横たわっていたという。
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