暘州通信

日本の山車

◆01757 大宮八幡神社祭

2010年05月14日 | 日本の山車
◆01757 大宮八幡神社祭
兵庫県三木市
大宮八幡神社
□祭神
オウジンテンノウ 応神天皇
配祀
国水分神
アマテラスオオミカミ 天照大神
スサノオノミコト 素盞嗚尊(出雲神)
アメノコヤネノミコト 天児屋根命(中臣氏祖神)
クマノクスヒノミコト 熊野久須昆命(熊野神)
カモワケイカヅチノカミ 賀茂別雷神(加茂神)
ナカツツオノミコト 中筒之男命(住吉神)
タケミナカタノミコト 健御名方命(諏訪神)
□祭
□山車(屋臺)
・明石町(明石町、宮前、大日、清水、杣宮)
建造は江戸期詳細は不明。
狭間彫刻は、池田芦角斉。題は川中島の合戦、小督の局、祝物、合戦もの。
高覧掛は細川製。
水引幕も細川製。
蒲団は平積みの三段。
・新町(新町、大宮町)
加西市北条町御幸町の建造した屋臺を、昭和三十六年に譲り受けた。
狭間に楠公親子櫻井の駅の別れ、曽我五郎大磯の場、上杉謙信と武田信玄の信州川中島の合戦、忠臣蔵吉良邸討入りの場の彫刻がある。
蒲団は反屋根式の三段。
・全末広(新宿、末広、神明、大開)
平成十四年に再建。工匠は有限会社宮脇建築。
狭間彫刻は三木合戦。富山県井波町(現南砺市)の畠山勲の作。
高欄掛は縫常の作。
蒲団は平積みの三段。
・下町(下町、前田町、丸一町)
平成八年の再建。工匠は株式会社梶内だんじり店。
旧臺は大正初期の建造といわれ、四方を反る形態だった。昭和30年の改修で平らになったが、八年後の、昭和三十八年に旧に復した。
蒲団は反屋根式の三段。
・栄町
平成十四年の再建。
狭間彫刻は大阪府岸和田市の山本仲伸。
先代の屋臺は大正期の建造といわれ。兵庫県多可郡中町より昭和三十六年に譲り受けた。
蒲団は平積みの三段。
・高木
蒲団は平積みの三段。
・平田
蒲団は平積みの三段。
・大村
・城山町
新市街地の発展でできた町で屋臺も建造されたが休止中である。
□汎論
 大宮八幡神社祭は播州三大祭の一つに数えられ、壮麗な屋臺がでる。圧巻は屋臺の宮入りで、神社社前の石段八十五段を命綱をつけて屋臺が宮入りする。大村のみは命綱をつけない慣わしである。


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