暘州通信

日本の山車

◆05181 倉賀野神社祭

2010年06月08日 | 日本の山車
◆05181 倉賀野神社祭
群馬県高崎市倉賀野
倉賀野神社(くらかのじんじゃ)
□祭神
オオクニタマノオオカミ 大国魂大神
境内社
冠稲荷
北向道祖神
□祭は五月上旬。
□山車(山車、屋臺)
・仲町
明治七年の建造。
山車
・上町
屋臺
明治末期の建造。
三輪車。
□汎論
 倉賀野神社の創祀は崇神天皇四十八年、また別に大同二年(八〇七)ともいわれる古社であるが詳細は不明。倉賀野宿および近隣七ヶ郷の総鎮守である。
 鎌倉期にこの地を領した武蔵児玉党(むさしこだまとう)の旧地で、「倉賀野」といったという。なさ先導六十九次の宿場町として栄えた。皇室から日光廟に参詣する「例幣使」は徳川氏とは別の参詣道とは異なる日光街道である「例幣使街道」を経由したが、この中山道倉賀野祝で分議する。
 倉賀野神社には、天明四年(一七八四)大坂北御堂前の宮屋九郎兵衛が建造し、倉賀野の須賀庄兵衛夫妻により奉納されたみこしが伝わる。珍しい上方のみこしであるが詳細は不明である。その経路は、おそらく陸路ではなく浪華(大坂)を堂島川をくだり、天保山、あるいは摂津神崎湊(兵庫県)で積み替え江戸へ。隅田川、利根川、烏川を遡上して倉賀野に到ったものと推定される。倉賀野は烏川の河岸(湊町)でもあった。輸送費を含め厖大な費用がかかったであろうと創造される。秘められたそのこだわりのなぞが気にかかる。
 正月十五日には、道祖神祭がおこなわれ山車を曳いたと伝わる。上州(群馬県)から碓井峠を西に越えた東信州(長野県)小諸市、佐久市、望月町、臼田町。甲州(山梨県)にかけた一円には正月松の内から十五日にかけて道祖神祭が行われるところがあり、一年のうちでもっとも早い山車が曳かれてきたが、近年は次第に数が減少している。

□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇川越祭りの山車を見る前に川越を散策してきました。
2009/10/19(月) 午後 9:32
... 山車の曳きまわしは午後6時半からなのに駅構内や駅前 ... 会館(結婚式場)には何度か行ったことがありますが神社は初めてでした。    ここには馬鹿でかい鳥居があります。    ⑦ 時の鐘  川越を代表する建造物ですね。実際に一日4回自動的に鐘が突かれます。 ...
 p://blogs.yahoo.co.jp/yamamurayuji/30739811.html