行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

山道で小さな花たち

2024-05-25 20:00:38 | 花,植物
4月6日、
城山公園の山の木陰道に小さな花を写しました。


山の木陰にヒトリシズカ(一人静)の花序と葉が顔を出していました。
ヒトリシズカはセンリョウ科チャラン属、
あまり聞きなれない属種の多年草です。
ヒトリシズカの名はこの白い花穂を静御前の舞う姿にたとえたそうです。


対生する葉を十字形に広げ、
密に花をつけた穂状花序を1本頂生します。
この花には花弁と萼がなく、
白く糸状に伸びたものは葯隔と呼ばれる雄しべの組織だそうです。


湿った草地に小さな白いスミレが何本かまとまって花をつけていました。
ツボスミレ(壺菫)、別名ニョイスミレとも呼ばれるスミレの仲間です。


別名はニョイスミレ。
花は白色でやや小型、唇弁の紫色のすじが目立ちます。
花期は4~5月、スミレとしては遅い。


昨年レンプクソウ(連福草)が数本咲いていた管理地の草地、
今年は一茎だけ花を見つけました。
レンプクソウ科レンプクソウ属の多年草、
ゴリンバナ(五輪花)の別名があるように
10cmほどの茎先に花が5個固まって付く珍しい花の付き方をします。


山道にハナイカダ、
葉の葉脈に蕾をたくさんつけていました。
雌雄異株の落葉低木、一つの葉に複数の蕾、これは雄株の葉、雄花です。


山道にニリンソウ(二輪草)の群落、
植栽されたものから増えているようで小さな群落がいくつかでき、
花をつけていました。

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