ゴーヤの実がオレンジ色に熟れていた(写真上,8/29)。
何年か前までは,沖縄の特産物と思われていたゴーヤ,
インド原産の植物であるが,
けっこう緯度の高いところでも育つようであり,
いまや東京地区でも家庭菜園などで栽培しているのをよく見る。
世話いらずで,手軽に栽培でき,
キュウリと同じような黄色の花を6月中下旬からつけ始める。
雄花と雌花があり,当然,実が付くのは雌花,
見分け方は花芯がオレンジ色になっているのが雌花,
黄緑色なのが雄花だそうである。
写真下は同時に撮ったゴーヤの花,
時期が遅いので実をつけるまでいかないと思われるが,雌花であろう。
別名,苦瓜と呼ばれるように独特の苦みがある。
そして苦さがたまらなくよく,夏バテにとても効くような気がする。
適当な時期に収穫しないと写真のようなオレンジ色に熟した実に変わり,
中には真っ赤な種ができる。こうなると毒々しさを感じ,
あまり食べる気がしない。そして,やがて実が自然に割れ,
中から種が飛び出し,地上に落下し,翌年の発芽の準備を計る。
苦瓜やはずれ果実に未来あり
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