行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

6月10日、早くもナツツバキ

2024-08-30 20:00:39 | 花,植物
6月10日の散歩道に夏椿が咲き初め、
栗の木は雄花が枯れて、雌花が膨らみを見せていました。


多くの蕾をバックに控えて、ナツツバキがもう咲いていました。
ツバキ科ナツツバキ属の落葉小高木、
初夏にツバキに似た白い花を咲かせるのが名の由来、
シャラノキ、シャラともよばれます。


6月~7月初旬、葉のつけ根に、直径5 cmほどの白い花を上向きにつけます。
花びらは5枚で白色、雄しべの花糸は黄色、縁には細やかなしわがあります。
朝に開花し、夕方には落花してしまう一日花。


クマノミズキ(熊野水木)も花をつけていました。
ミズキ科ミズキ属の落葉高木です。
花期は6~7月、
ゴールデンウィークの頃に咲くミズキ(水木)より、
1月ちょっと遅れて、よく似た花をつけます。


クマノミズキも枝は横に張り出し、枝先が上を向き、ミズキとよく似た樹形です。
枝先の径8 ~14 cmの散房花序に多数の白色の4弁花がつきます。


いつのまにかクリの花(雄花)が褐変していました。
ブナ科クリ属の落葉高木、
雌雄異花で、5月下旬から6月はじめに開花します。


そして、雌花が膨らみを見せていました。
秋にイガのついた栗の実になります。
クリの花序は10~20 cmの紐のような穂状、
花序の上部には多数の雄花がつき、下部に2、3個の雌花がつきます。


ところどころで、ムラサキシキブの薄赤紫色の花が目を引きました。。


クララ(眩草)が咲いていました。
マメ科の大型多年生草本で別名はクサエンジュ。
花期は6~7月で、茎や枝先に薄黄色の蝶形花を総状になってつけます。
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