goo blog サービス終了のお知らせ 

行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ノビルの花

2021-06-17 20:00:13 | 花と虫
多摩川の土手道に
ノビル、カワラサイコ、テリハノイバラの花を写しました(5/20)


ノビル(野蒜)
ヒガンバナ科ネギ属の多年草、
日当たりのよい土手や道端に生え、
球根が食用になることでも知られる野草です。


ノビル、
初夏に花茎を出して頂端に花序を形成します。
花序には花をつけずムカゴのみのものと、
ムカゴの間から花柄を伸ばし花をつけるものの2種類があるようようです。
花をつけないものが圧倒的に多いのですが、
ここ多摩川の土手道には花をつけたノビルがたくさん見られました。


そのノビルの花、
散形に、四方八方に花柄を伸ばし、
花びらは長さ4〜5mmと小さいながら美しく咲きます。
白い花びらの先にはうっすらと薄紫色、花の中心部に緑色が配され、
思わずマクロレンズに付け替えて写したくなります。


同じ土手道のところどころにカワラサイコが咲き出していました。
バラ科キジムシロ属の多年草、
花は径1.5cmほどの黄色の5弁花、
キジムシロやミツバツチグリの花に似ています。


カワラサイコ(河原柴胡)。
日当たりのよい海辺や河川敷などの砂礫地に生育します。
葉は羽状複生で、多数の小葉が見られます。


テリハノイバラ
バラ科バラ属のつる性低木、
茎が地面を這うように伸び白い5弁の花をつけます。
別名をハイイバラ(這い茨)。


日本の野ばらの代表はノイバラ、
そのノイバラの次によく見られる野ばらがテリハノイバラです。
ノイバラに比べて葉のつやが強く、葉が小さく揃っています。
また、花の数が少なく、一つ一つの花は大型です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キキョウソウ、ノアザミ、白... | トップ | 公園の花畑で »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

花と虫」カテゴリの最新記事