行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

フランス、スイス、ドイツの旅15(ローテンブルク)

2014-06-25 20:00:17 | 旅行記
6月1日、日曜日、旅行も7日目となり、
実質的には最終日、午前中にローテンブルク観光と移動、
午後からハイデルベルク観光、
夜にはフランクフルト空港より帰路につくということになります。

ローテンブルクは南北に走るロマンティック街道と
東西に走る古城街道が交差する街、
主に12世紀に造られたという市壁に取り囲まれた旧市街は
完璧に中世の面影を残しており、
ドイツ観光、屈指の人気都市です。


市壁内の旧市街中心はマルクト広場、
そこに1200年~1400年にゴシック様式で建造された市庁舎があります。
(前方部はルネッサンス様式で16世紀に再建)
写真では上方部が切れてしまいましたが
舎の後方の塔は高さが60mもあり、展望台になっています。
街が一望できるそうですが、階段が狭く上り下りがたいへんなようです。


同じくマルクト広場にある市議会宴会館、
ここの壁に日時計とからくり時計が見られます。
時間が来ると時計の左右の窓が開き、
市長の人形がワインを一気に飲み干す動作をします。
30年戦争のとき、当時の市長が大ジョッキのワインを一気に飲み干すことにより、
ローテンブルクの街の窮地を救ったという出来事を再現しています。

添乗員さんによると、市庁舎も宴会館も
つい先日まで修復工事中で見られなかったそうです。
我々はとてもラッキーなようです。


ローデンブルクで最も美しいスポットとされる
プレーライン(ラテン語で小さな場所)です。
ジーバーの塔とその手前の木組みの家がポイントです。





ジーバーの塔からマルクト広場に向かう道の両脇には
小さな素敵なショウウインドがずらりと並んでいました。
女性陣はウインドショピングで歩調がゆるみ、
なかなか前に進んでくれません。


聖ヤコブ教会からガルゲン門に続く道、
途中、中心に見えるWeiber Turm(白い塔)があります。


聖ヤコブ教会の前では教会のオーケストラでしょうか、
正装で練習をしていました。
この日は日曜日、これから催しがあると思われます。
指揮者はいかにもドイツ人という顔立ちです。


教会の内部、
ドイツの有名な彫刻家や画家による芸術作品、
そして5500本のパイプを持つパイプオルガンなどが飾られています。
14世紀初めから15世紀末まで、
200年近くを要して造られた建物であり、
ゴシック様式のとても大きな立派なローテンブルクのメイン教会になります。


街の防衛のため、
市壁といわれる石壁で囲まれたローテンブルクの旧市街、
外への出入りは石壁に造られた門からすることになります。
散策マップで数えてみると門といわれるものは全部で6つあります。
写真はそのうちの一つ、北側にあるクリンゲン門、
どの門にも、見張りのためと思われる高い塔が付属してあるようです。


市壁には細い通路が造られ、
そこを歩いて周ることができます。
また壁にはいろいろな形をした穴が開けられていました。
多分、日本の城などに見られる鉄砲狭間と同じ目的と思われます。
その穴から壁の外を覗いて見ました。


マルクス塔、レーダーアーチから覗いたローテンブルクの旧市街です。
このレーダーアーチ、
市壁に造られた門のように見えますがそうではありません。
東側の門、レーダー門からマルクト広場に向かう道の途中に
マルクス塔とレーダーアーチがありますが、
ローテンブルクの旧市街にはマルクス塔の他、
シュピタール門に続くジーバー塔、
ガルゲン門に続く白い塔、計3つの塔が存在しています。


上とは逆側から写したマルクス塔とレーダーアーチ。


ローデンブルクは見どころが多く、
盛りだくさんになってしまいましたが
最後に余計な一枚です。
上の写真にも小さく写っていますが
マルクス塔の右手の屋根の上に不思議なものを見つけ、
望遠で大写しにしてみました。
鳥の巣のようですが底の部分は人工物のように見えます。
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