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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

オオニガナ、ヤクシソウ

2022-12-04 20:00:54 | 花,植物
10月21日の長池公園、
オオニガナが咲き、
よく似た花のヤクシソウも黄色の花を開いていました。


オオジシバリに似た黄色、大型のキク科の花を見つけました。
オオニガナ(大苦菜)です。
近畿地方以北の本州の湿り気のある山地に見られる多年草、
東京、埼玉、神奈川などでは絶滅が危惧されている珍しい植物のようです。


ここ長池公園では保護されているようで
水辺の湿地に何茎かが花をつけていました。
ニガナの名がつき、花もニガナに似ているように見えますが、
ニガナ属ではなく、キク科フクオウソウ属になるそうです。


オオニガナは茎の高さは60~150cmと大型、
10~11月、円錐花序に10~20数個の頭花をつけます。
頭花の径は3.5~4cm。


長池公園の山地のところどころに
ヤクシソウ(薬師草)が花を開き始めていました。


ヤクシソウはキク科オニタビラコ属の二年草、
花は淡黄色ですが、形はニガナやオオニガナに似ています。


花期は10~11月ごろ、
枝の上部に直径1.5 cmほどの淡黄色の花を固まって、上向きに開きます。


ヤクシソウの名からは貴重な薬草、山野草に思えますが、
秋になると、日本全国の日当たりのよい山地の道ばたなど、
やや乾いたところによく見られる草の花です。
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