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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

盛夏の散歩道にて

2016-08-22 20:00:53 | 花,植物
8月のお盆の一日、
熱中症に気をつけながら、
近くの山道を歩いて見ました。
暑さの中、クサギ、ノカンゾウ、
そしてツルボ、ワレモコウが早くも花をつけていました。


独特の匂いが漂わせ、
シソ科クサギ属クサギの花が開いています。


長く伸びた雄蕊、
花糸も葯も紫色です。
雄蕊が雌蕊に比べ長く伸びるのは自家受粉を避けるためとのこと、
植物も子孫繁栄のため、いろいろと工夫を図っています。


ワスレナグサ科ノカンゾウ、
ヤブカンゾウは八重花、
ノカンゾウは一重花、蕊もしっかり存在します。


多摩のこの辺りの野道ではヤブカンゾウに一月ほど遅れて咲き、
個体数もかなり少な目です。


キジカクシ科ツルボ、
初秋の花のイメージですが
早くも群生して花をつけていました。


そのツルボの花穂をアップにして見ると
薄紫色の小花がたくさん咲いています。


吾亦紅(ワレモコウ)、
初秋に茎を伸ばすと
その先に短い穂をつくり、暗紅色の花をつけます。
小さな花ですがこれでもバラ科です。


穂状の花序は普通は下から上へと咲いていきますが、
ワレモコウは上から下に向かって咲き進んでいきます。
このような咲き方を有限花序(ゆうげんかじょ)というそうです。

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